2011.5.19 臨時会を開催

「身近な議会へ！」

　5月19日、藤沢市議会5月臨時会が開催されました。開催前に行われた、議会運営委員会に代わる各派交渉会で、臨時会の運営について協議を始めたところ、議長人事について、調整する時間が必要という会派があり、休憩に入りました。結果として調整がつかず、13:50から臨時会を開催、議長選挙を行うこととなりました。議長選挙の結果、議長に渡辺光雄議員が選出されました。　その後、副議長に松下議員が選出され、順次、常任委員会委員、特別委員会委員、監査委員などの選出を行いました。

　次に5つの専決処分の承認について、提案がありました。専決処分とは、議会を開くいとまがなく、市が先立って処理を行った事項について、市議会が報告を受け承認するものです。専決処分した主な内容は、次の通りです。

　★老人保健事業費について、2月議会時点では、金額が確定していないこと。および、法の改正により、特別会計から一般会計に移行するための補正予算。

　★健康保険法施行令の一部改正がされ、出産育児一時金について、平成23年度から恒久化されること。および、国民健康保険法施行令の一部が改正され、保険料の割賦限度額が引き上げられたことに伴い、藤沢市の国民健康保険条例を改正したもの。

　★東日本大震災に伴う、庁舎の移転、市内の避難施設にかかった費用、職員派遣に伴う費用、農道や農業用水路の復旧費用、消防援助隊派遣費用、石川小学校の天井ガラスの復旧費用などの補正予算。

　★東日本大震災に伴う、市民病院医療救護班の派遣に伴う補正予算（神奈川県病院協会からの負担金あり）。

　その後、共産党会派の議員からの質疑・反対討論を経て採決に入りました。私たちの会派としては、この専決処分について妥当と判断し、賛成することとしました。採決結果はすべて承認され、19:20に閉会となりました。