2011.6.21 定例議会(4日目)

 6月21日 10:30より本会議(4日目)を開催、昨日に引き続き、一般質問を行いました。内容は次の通りです(抜粋)。

 通告7番 宮戸議員。市内3か所の老人福祉センターについて、利用者拡大の取組は?→指定管理者の社会福祉協議会による利用時間の延長、地元住民への開放、マイクロバスの運行などを行っている。 現在、月曜休み、祝日休みだが、祝日はやらないのか?→利用者の声を聞き、指定管理者と協議して検討していく。 防災対策について、大津波警報をどうやって周知したか?→防災無線、エリアメール、ホームページ、消防車などで周知した。 市民から境川を津波が遡上したと聞いた。市としての把握は?→県土木の計測で、16:00時点で1.15m確認された。消防職員も目視で確認。 藤沢市の防災カメラではどのように確認できたのか?→ズームアップしたが1.15mぐらいでは確認できなかった。 市長がツイッターでブルーシート2,000枚、カンパン2.2万食を届けたとあったが、要請の経緯は?→3/17に高萩市から要請があった。 高萩市の市長は、松下政経塾の16期生。公平に支援するべきと指摘しておく。 義援金の対応、具体的にどうしたか?→日赤では時間がかかるので、直接被災地へ目録を持って行った。状況に応じて4,000万円配布した。6/15現在で7,923万円、残高は約3,700万円となっている。 日赤に確認したら、まったく遅れていない。日赤に失礼だ。義援金の使われ方を市民に公表するべき、3,700万円は早急に送付するべき。義援金でなぜ野菜を買ったのか、具体的要請あったのか?→陸前高田市については、大船渡市へ支援に行っていた市民病院職員から状況を聞き、陸前高田市と調整したところ、野菜を支援してほしいとのことだったので、トマト・きゅうりを支援し、寄付者にも了解を得た。 ツイッターで情報発信することについてどのように思うか?→デメリットも承知しているが、2,000万人が利用しており注目されている。指摘された点に留意してやっていきたい。 その他、湘南C-X内に予定しているアーバンライフサポートプラザ事業について、必要性の是非や疑問について質問がされました。

 通告8番 井上議員。防災無線が聞き取れない方に対してテレドームシステムがあるが、3/11以降の状況は?→3/11当日は63件、多い日で1,981件。 利用者が少ない。原因は通話料にあるのでは。無線が聞こえないのに有料なんておかしいのでは?→NTTコミュニケーションと協議していく。 防災無線の個別受信機の設置状況は?→479基。無認可保育園やグループホームには設置していない。 防災ラジオへの助成制度などをどう考えるか?→今後検討していく。 計画停電の影響について、計12回実施された。下水道、ゴミ収集、ごみ焼却など生活インフラへの影響あったか?→ごみ収集は信号消えていたので若干の収集の遅れがあった。焼却については、自家発電なので支障なかった。下水道については、浄化センターは自家発電なので影響なかったが、ポンプ場などは影響あった。 非常用電源をどう考えるか?→防災センターは72時間対応、市民センターも今年度、鵠沼・片瀬・湘南大庭センターで整備する。防災倉庫には発電機を確保、学校には太陽光発電を整備している。 計画停電の周知を視聴覚障がい者へどのようにしたのか?→視覚障がい者へはテレドームやレディオ湘南などで。聴覚障がい者には、メールマガジンなどで行った。 信号など交通対策は?→警察が500か所の信号のうち44か所配置し対応、33箇所は発電機で対応、交通指導員や保護者も対応した。ただし、交差点誘導は警察にしかできないので、今後は、発電機の提供を拡充していく。 その他、本庁舎の節電マイナス30%の実現性、放射能測定などについて質問がされました。

 通告9番 私(おおや徹)。公契約条例の制定について質問し、今まで否定的であった市の姿勢でありましたが、市長より制定に向けて、検討に入るとの答弁を引き出しました。これは、大きな前進であり意義がありました。また、市庁舎、とりわけ本館・東館の移転について、その危険度は六会市民センターも同じと指摘し、対策を講じるように質問しましたが、地域経営会議で優先課題として進めているので・・・との答弁でしたので、市民センター利用者や職員の安全を考えれば対応が偏っていると指摘して質問を終えました。初めての質問で、緊張し、余裕を持ったやりとりができなかったのが心残りです。

 通告10番 佐賀議員。機能別消防団について、市としてどのように考えているか?→機能別消防団は有効な手段である。消防OB団員は、その経験を、ライフセーバー団員は海岸の災害に有効、女性消防団員は、広報や応急手当など。今後は、身分のあり方、報酬など課題整理が必要と考える。 今回の災害で消防関係者249名が殉職。そうならない対策は?→消防団の指揮命令は消防職員と同じ。市民の安全確保を最優先した上で、消防関係者の安全対策も図る。 海岸の放射能検査の経緯は?→黒岩知事に直接要請、測定することとなった。 測定ポイントや回数を増やせないか?→県もフル回転だが要望していく。 5月から8月に測定するが、サーフィンなど夏以外にも利用者いる。年間を通じて測定できないか?9月以降の測定決まっていないが県に要望していく。 

 通告11番 大野議員。特定不妊治療への助成状況は?→平成19年度から県の助成に上乗せし、10万円にし85件、平成20年度には年2回に拡大し215件、平成22年度は380件と拡大している。 不育症とは、流産や死産を繰り返して生児を得られないことを言うが市の認識は?→治療により一定の効果が認められていると承知している。 市の対応は?→相談は専門性高いので、医療機関を紹介している。 不育症への助成考えるべきだが?→保険診療を国が考えるべきと考える。 その他HTLV1への対応、高齢者福祉計画、介護事業計画に伴うアンケート、ケアマネージャーの資質向上などの質問がされました。

 通告12番 友田議員。市の防犯計画について?→平成21年3月に14地区で策定。 防犯対策として、どの程度の抑止力を期待しているのか?→平成14年がピーク、対策して平成22年にはピーク時の52%減になった。 防犯灯のLED化について藤沢市でも推進するべきと思うが現状は?→平成22年度の防犯灯30,757灯に対して、湘南台地区で試験的に実施し、検証したうえで、設置計画を策定していく。 犯罪抑止対策として横浜市青葉区で警察官立ちより簿を作成し犯罪が減った。どう考えるか?→立ちより簿ないが、巡回している。新たな取り組みとして実施について協議していく。 藤沢駅周辺の呼び込み行為について、どのように考えるか?→現状把握をしている。パトロールなどを実施している。 平成18年の一般質問と同じ答弁だが、どういうことか?→新しい対策をしていく必要ある。パトロール強化、警察との協議していく。 その他、放射能測定について、下水汚泥の処理について、選挙の投票率向上について、本庁の節電などについて質問がされました。

 

 

 

 

 


おおや徹

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