7月13日 18:00より、藤沢地区公務員共闘オープニング集会が藤沢市労働会館ホールにて開催されました。藤沢地区公務員共闘とは、学校の先生を中心とした労働組合の湘南教職員組合と藤沢市役所の職員でつくる藤沢市職員労働組合との共闘であり、とりわけ、平和問題・環境問題を中心に取り組みをしています。
本日は、その取り組みのオープニングとして、平和問題を考える集会でした。例年であれば、戦争の歴史、原爆の歴史などを題材にした映画(アニメ映画など)を上映して、戦争や原爆の歴史を子や孫の世代に受け継いでいく。そして、平和について、何をするべきか?ということを考える集会としていましたが、今回は、3月11日の東日本大震災を踏まえて、震災をどのように考えるかという視点での映画上映としました。
震災と戦争。一見、まったく違うもののように感じますが、家族の幸せ、生活が一瞬にして、なくなってしまった。平和な生活が一瞬にして奪われたという点では共通があります。
参加した、湘南教職員組合出身の竹村市会議員からは、福島の学校生徒の8,900人が県外に流出している。今まで、原発を押し付けてきた、米軍基地を沖縄に押し付けてきたことを、しっかりと認識し、考えるような、集会にするべきと課題を投げかけました。
映画は「地球が動いた日」。1995年1月17日未明に襲った、阪神淡路大震災。主人公のクラスメートは父親が亡くなり一人ぼっちに、幼馴染は家族と一緒に亡くなってしまった。避難所生活での様々な体験から人と人とのつながりの大切さを知っていく・・・
参加者からは、この映画で、命の大切さ、思いやり、友情、地域の人達とのつながりと協力、人は一人では生きていけない事を改めて認識した。子どもは、周りの支え次第で大きく成長していくのだ。という感想を聞きました。
私は、このオープニング集会。参加することにより、平和や環境といった、暮らしの基本となることについて、考えさせられました。このことをきっかけとして、戦争・原爆・沖縄の問題などにも興味を持ちました。どのようなきっかけでも良いのです。ただ、そのきっかけを与える場が大切なのだと思います。それが、この公務員共闘なのだと思っています。
なお、今回の映画は、次の日程で開催されますので、ぜひ観てみてください。
7/26 レイ・ウェル鎌倉ホール 10:00~ 13:00~
7/27 湘南台文化センター 10:00~ 13:00~
7/28 湘南大庭市民センター 10:00~ 13:00~
7/29 寒川町民センター 10:00~ 13:00~
7/30 藤沢市労働会館ホール 10:00~ 13:00~
8/ 4 鎌倉生涯学習センター 10:00~ 13:00~
9/23 茅ヶ崎市民文化会館小ホール ※18:30~
★参加料金 300円
★問い合わせ (財)湘南教育会館 0466-82-8899