8月10日 9:30より、第2回「善行地区における地域コミュニティ活動事業用地取得に関する調査特別委員会」いわゆる百条委員会が開催されました。内容の概要については次の通りです。
1.会議の運営について
前回の委員会では、人定尋問以外は、庁内放送をすることとなっていましたが、庁内放送で、他の証人の証言を聞いてしまうと、正確な証言が出来なくなる可能性があるため、庁内放送の放送は一切行わないこととなりました。
また、同様の観点から、録音テープや会議録未調整原稿についても、通常の情報公開事務取扱い要領の規定から除外することとなりました。
2.証人尋問について
今回は、2008年7月初旬~下旬に、市議会議員から善行市民センターに地域で活用して欲しい土地があるので、市で取得し、活用できないかと相談がされ、財政課職員、鑑定士が現地確認したとされる時期での事実関係について、証人尋問がされました。
証人尋問は、①松本氏(前土地所有者)②矢島氏(前市議会議員)③中山氏(当時の善行市民センター主幹)④奈良氏(当時の財政課課長補佐)⑤新井市(副市長)⑥中島氏(当時の土地開発公社参事)⑦谷知氏(土地開発公社用地課長)⑧小林氏(有限会社横浜総合コンサルティング土地鑑定士)の順で行われました。
尋問の流れは、証人がまず、宣誓し、高橋委員長が総括質問をした後、各委員から質問する形で進行しました。質問の内容と証言については、次回以降に出頭する証人に影響を与える可能性があるため、委員会で決定した取り扱いに沿って、記載をしないこととします。一定の時期が来た段階で公開されますので、藤沢市議会の公開するもので確認をお願いします。
3.証人の出頭要請について
次回の委員会は、8月24日 9:30から開催することとし、2008年9月18日前後の善行地区自治連会長から市長に陳情が出されたとされる時期での事実関係を調査します。なお、出頭要請を行う方々については次の11人となりました。
①板垣氏(当時の善行地区自治会連合会会長)
②志村氏(当時の善行地区自治会連合会副会長)
③亀谷氏(当時の善行地区自治会連合会副会長)
④鷹﨑氏(陳情提出に立ち会う)
⑤藤谷氏(当時の善行地区自治会連合会役員)
⑥鈴木氏(当時の善行市民センター長)
⑦海老根氏(藤沢市長)
⑧新井氏(藤沢市副市長)
⑨舘野氏(当時の市民自治部長)
⑩矢島氏(前市議会議員)
⑪大水氏(当時の市民自治推進課長)
以上、報告とします。
なお、今回の百条委員会を傍聴して感じたのは、高橋委員長の総括質問と同じような内容の質問を委員の皆さんが繰り返していること。また、調査の目的に関係ないような質問、なんのために、質問しているのか?と思うような質問も多く見受けられました。もう少し、整理をして、簡潔な質問をすれば、委員会の時間も短縮できるし、メリハリのきいた委員会になると感じました。