8月24日 9:30より、第3回「善行地区における地域コミュニティ活動事業用地取得に関する調査特別委員会」いわゆる百条委員会が開催されました。内容の概要については次の通りです。
1.証人尋問について
今回は、2008年9月18日に藤沢市長に対して、「市民農園についての陳情」が、善行地区自治会連合会から出された時点の事実関係と、要望の場所が特定されたとされる、翌日19日における事実関係について、証人尋問がされました。
証人尋問は、①志村氏(当時の善行地区自治会連合会副会長)②亀谷氏(当時の善行地区自治会連合会副会長)③鷹﨑氏(陳情提出に立ち会った方)④藤谷氏(当時の善行地区自治会連合会役員)⑤板垣市(当時の善行地区自治会連合会会長)⑥海老根氏(藤沢市長)⑦新井氏(藤沢市副市長)⑧舘野氏(当時の市民自治部長)⑨矢島氏(前藤沢市議会議員)⑩大水氏(当時の市民自治推進課長)⑪鈴木氏(当時の善行市民センター長)の順で行われました。
尋問の流れは、証人がまず、宣誓し、高橋委員長が総括質問をした後、各委員から質問する形で進行しました。質問の内容と証言については、次回以降に出頭する証人に影響を与える可能性があるため、委員会で決定した取り扱いに沿って、記載をしないこととします。一定の時期が来た段階で公開されますので、藤沢市議会の公開するもので確認をお願いします。
2.記録等の提出について
宮戸委員、原田委員、柳田委員より、次の記録について提出を求める動議が出され、確認がされました。
①平成20年7月~9月における新井副市長の行動記録・公用車の運行記録
②平成20年7月~9月における市民自治推進課の業務記録
③平成20年7月~9月における善行市民センターの業務記録・当時の中山主幹の業務記録
④平成20年7月~9月における財政課の業務記録・当時の奈良課長補佐の業務記録
⑤平成20年9月18日における市長の行動記録
⑥鈴木証人の証言に関する、鈴木証人の手帳
3.証人の出頭要請について
次回の委員会は、8月29日 議会運営委員会後に開催することとし、9月12日に開催する百条委員会の開催時間、及び、出頭を要請する証人について協議することとなりました。
以上、報告とします。
なお、今回の百条委員会では、既に新聞報道されているように、当該土地の特定について、証言が食い違っていること。また、場所を特定した日も証人によって、証言が食い違うなど、疑問が大きくなったと言えます。誰の言っていることが正しくて、誰が何の目的で、違う事実を証言しているのか?しっかりと解明していかなければなりません。
また、今回の百条委員会は、夜の8時頃に終了しました。今回も前回と同様に、高橋委員長の総括質問と同じような内容の質問を委員の皆さんが繰り返したり、調査の目的に関係ないような質問、なんのために、質問しているのか?と思うような質問も多く見受けられました。多くの市民の皆さんも傍聴していることを考えると、もう少し、整理をして、簡潔な質問に心がけなければいけないと強く感じました。