9月21日 10:00より、本会議(7日目)が開催され、まず、決算関係の質疑がされました。質疑の内容(抜粋)は次の通りです。
原田議員からは、公共用地取得について、その移転補償の基準は?→昭和37年の連絡会の損失補償基準で算出してきた。平成22年からは、藤沢市の損失補償基準で算出している。 鵠沼橘の野村マンションの移転補償もその基準か?→補償基準に合わなかったので、もし、このような状況にならなかったら、生じなかった損失を算定した。 高齢者はり灸、入浴助成事業について、事業統括した理由は?→いきいき支援事業に統合した。事業仕分けで高齢者入浴助成の廃止が指摘されたことに伴い、6事業を統合した。入浴助成制度が継続されているのは、70歳以上を統合したため、今まで68歳から助成していた分の、68歳~69歳を経過措置としたもの。 市民電子会議室について、NPO運営となったが、不適切発言への対応は?→平成23年度から公民連携の一環としてNPO運営へ。利用規約に同意した上で利用できる。不適切発言については運営協議会で検討し対応する。平成17年と22年の2件の不適切発言あり、削除と登録抹消した。 などの質疑がありました。
有賀議員からは、地域まちづくり基金について、課題は?→認知度が課題。今後も主旨を周知していく。 防犯カメラについて、平成22年度の特徴は?また、今後は?→平成22年度は、18台設置、地区内に死角をつくらない。平成23年度からは、地域に移譲したので、地域での対応となる。 バイクシェアリングの事業概要と今後の方向性は?→産学官(企業・大学・行政)の取組として、昨年9月からスタート、自転車24台から今は32台になっている。課題は、携帯電話利用でクレジットカード決済となっているが、学生などカードを持っていない人をどうするか、カードを利用しないシステムへ。 健康づくり応援団事業の概要と経緯は?→若手職員からアイデア提案された。ボランティア養成講座などを実施し、現在、健康メッセサポーター、お口の健康サポーターなど4つのテーマに加え、運動サポーターを追加予定。 綾瀬インターチェンジの進捗は?→スマートインターチェンジの検討している。環境アセスを経て平成24年度の開通を目標にしている。 学校の芝生化について、検討委員会での検討状況は?→六会中学で試行、水やり、肥料のやり方などを検証。 などの質疑がありました。
その後、決算の認定については、決算特別委員会を設置、付託されました。今後は、決算の内容について、9/26からの決算委員会にて、審議がされます。
そのほかの報告事項については、特に質疑がなく、報告終了となりました。
議案第33号 教育委員会委員に任命については、市長から提案説明がありました。本来なら人事案件については、全会一致で承認するところですが、今までのルールを無視していること、今まで任命した方が市長の見解を求め、教育委員会としての独立性が保たれていないことなどから、私は、反対しましたが、採決の結果承認されました。
その他、公平委員会委員、固定資産評価審査委員会委員、藤沢市オンブズマンについては、全会一致で承認されました。