海老根前市長が現市長を提訴

　今日の神奈川新聞に、海老根前市長が鈴木市長を「精神的損害」で提訴したとの記事があった。記事では、善行の土地問題で、横浜地裁が売買契約の差し止めを命じた判決後の記者会見で、前市長が公社の価格決定に関与していたかのような表現をしたこと。また、前市長らを刑事告発する方針を明らかにし、罪人であるかのような、ぬれぎぬを着せられたなどとし、海老根前市長と新井前副市長が、鈴木市長に対して、損害賠償計2,000万円などを求めた訴えを横浜地裁に起こしたという。

　これから、裁判になると思われるため、不用意なことは言えないが、私には、この訴えが理解できない。あれだけ、トップダウンのやり方で、多くの職員が精神的に苦しめられたのに、その本人たちが、精神的損害で訴えを起こすとは、なんとも皮肉なことである。次期衆議院選挙への布石なのかと疑いたくもなる。