2012.3.15 定例議会(4日目)

 3月15日 13:30より、定例議会(4日目)が開催され、昨日に引き続き、代表質問が行われました。代表質問の内容(抜粋)は、次の通りです。なお、重複する質問については、省略をしています。

4.栗原義夫議員(自由松風会)

 地域経営会議は見直すのか→省略。

 市民センター・公民館への事務移譲は見直すのか?→検証し、平成25年度に向けた体制整備を図っていく。

 財政状況について、単年度収支赤字だった。黒字化に向けた考えは?→省略。

 51年ぶりの交付団体となったことについて、再度、不交付団体への考え方は?→省略。

 交付団体になったことの要因を、国の計算方法が変わったからというが、鎌倉市や厚木市などは不交付団体を維持しているが、違いは?→鎌倉、厚木、寒川も同様の影響は出ているが、個人住民税の安定、法人住民税が大きく増加したため、交付団体にはならなかったもの。

 組織改正は市民にわかりやすくするべきだが?→課の名称にこだわらず、市民の視点に立った改正をしていく。

 組織改正の実施スケジュールは?→課題を整理して、早急にやっていきたい。平成25年2月議会を目途に。

 職務職階の整理をするべきだが?→職の設置は、その時代に合わせるべき。どのような職が必要か考えていく。

 部門総務課の調整機能、チェック機能不十分と思うが?→各部のチェック体制を部門総務課にして3年が経ったので、課題を精査し進めていく。

 地域への権限移譲の実績と評価は?→6割を超える事業で、効果があった。一方で、本庁へ戻した方が良いという事業もある。職員の配置の見直しも含めて検討していく。

 管理職の人数多いのでは?→職の設定と関係がある。組織改正と併せて考えていく。

 

 「(仮称)公正職務執行確保条例」の内容と検討状況は?→職員倫理の保持、法令遵守、はたらきかけ、不当要求など、外部委員会を設置視野に、理念条例としていくか、コンプライアンスを包括する条例とするのか、条例の適用範囲などを検討、平成24年度中の制定をめざす。

 今後の公共施設再整備の基本的な考え方は?→省略。

 ふじさわ災害ナビとは?→省略。

 地域防災計画の見直しは?→省略。

 一時避難場所の考え方は?→省略。

 藤沢災害対策モデルとは?→新たな津波対策を総合的にまとめたもの。浸水での自宅の再築を可能とするなど。

 街なみ百年条例とは?→省略。

 ふじさわ元気バザールの概要と基本的な考え方は?→豊かな、人的、物的資源を活用。市民の手による産業の活性化を図る。既存施設を活用し、賑わい、雇用の創出もめざす。

 民間交番の現状と今後は?→平成20年度に鵠沼、村岡地区、21年度に湘南台、片瀬地区、22年度に御所見地区、23年度に長後地区にそれぞれ設置、計6か所となっている。今後は、新総合計画に基づき、計画的にやっていきたい。

 まちかど相談室とは?→省略。

5.柳沢潤次議員(日本共産党藤沢市議会議員団)

 公民連携見直すべきだと思うが?→省略。

 地域経営会議は見直すべきと思うが?→省略。

 「(仮称)公正職務執行確保条例」の内容は?→省略。

 土地公社のあり方を見直すべきと思うが?→省略。

 旧江ノ島水族館跡地の土地ころがし疑惑と偽装公文書をどう処理するか?→再整備計画の計画書は抜本的に見直し中止することとした。片瀬、江の島地区における防災・観光の課題は残されている。今後、地域と話しながら進めていく。

 津波10.5m想定されている。相模湾のGPS波浪計の設置は?→国が検討をしている。県へ要望し、県も国へ要望している。今後も設置要望をしていく。

 放射能汚染対策について、食材を検査できる測定器を購入するべきだが?→4月に食品の新基準導入される。設置場所、専門職員の必要性などの課題あるので、今後も専門機関に検査を委託する。

 民地も除染するべきだが?→民地は除染マニュアルで対応してもらっている。更に、必要なら、高圧洗浄機の貸し出しも検討している。

 再生可能エネルギーの地産地消について、新たなエネルギー政策とするべきだが?→バイオガス施設も検討していく。

 河川の増水に対応するため遊水地を設置しているが、水の循環の仕組みを作るべきでは?→水資源には恵まれている。遊水地や雨水利用を今後も対応していく。

 国民健康保険料の引き下げ、1人1万円下げるべきだが?→保険料は法に基づいて計算されている。繰越金を活用し据え置きにしている。引き下げは難しい。

 国保料の平成25年度からの算定方式変わる。更なる負担となるため導入やめるべきだが?→旧但し書きの導入は決まっているので、平成25年度から移行する準備をしている。

 介護保険料を引き下げるべきだが?→第5期では、保険料のアップを避けられないことから、急激なアップにならないように激変緩和措置していく。

 高齢者福祉について改悪をされてきた。高齢者の足の確保のため、バスカードの復活を求めるが?→磁気カードのICカード化により中止となった。平成22年11月から高齢者福祉バスをスタートしている。

 市営住宅不足している。借上げ住宅の契約満了となってくる時期だが、契約更新するべきと思うが?→契約は20年となっており、満了時には、返却となっているので、満了3年前頃から、他の市営住宅への住み替えを進めている。

 コミュニティバスの拡大、よく研究して、地元住民と相談して進めるべきと思うが?→川崎、大和などで、市民が主体となって運営に取り組んでいる。善行地区でも同様の取組あり、支援していきたい。

 中学校給食について、学校給食法の趣旨に沿って、自校方式やるべきだが?→検討委員会で検討中。コスト、メリット・デメリット、今後アンケートをしていく。

 中学3年まで、医療費を無償にするべきだが?→省略。

 待機児童解消について見解は?→省略。

 TPPの参加には反対だが?→TPPへの参加が市の畜産業に課題ある。参加した場合にどうなるのか、説明責任は国にあると考える。

 商店街の再生のための振興策に支援するべきだが?→専門家のアドバイスを受けて活性化していく。

 公契約条例制定するべきだが?→労働条件の安定が目的。賃金・労働条件は国の法律で対応するべき。藤沢市では、最低制限価格設定しているので、仕様書で対応している。メリット・デメリットの検証不十分。

 核兵器廃絶平和都市宣言と条例をつくり、平和事業も市民とともにやってきた。憲法を守る思いと平和事業の拡充について見解を?→平和は市民生活を守る基本である。平和の輪を広げる実行委員会をはじめ、平和事業をやっており、長崎・広島へ派遣し平和学習もしてきた。今後もやっていく。

 艦載機による爆音と不安、裁判でも判決出ている。原子力空母の横須賀母港化撤回を求めるべきと思うが?→県や周辺自治体と連携し国や米軍に要請している。

 社会保障と税の一体改革に伴い、消費税を10%にしようとしている。増税に反対の意思表示するべきだが?→社会保障のためには消費税は重要。現在、国で検討されている。今後の動向を注視していく。

 不要不急の道路建設やめて、生活密着型に切り替え、福祉・医療など、暮らし優先に使う事を求めるが?→都市基盤整備は、将来の安定的な税収につながる。財源のバランスに配慮しやっていく。

6.原輝雄議員(さつき会)

 市政について、経営という視点を入れてきたが、運営という議論あった。どのような行政運営をしていくのか?→PDCAをまわしながら、事業の検証は重要。法令遵守し、説明責任を果たす。経営より運営が適切。

 トップマネジメント体制について、調整するポスト、アドバイザー期待されたが結果出したのか?今後、どのような体制をとるのか?→効率求めるが、民間ではないので、市民満足度を高めていくことが重要。トップダウンすることなく、組織の力を十分発揮できる組織体制にしていきたい。特定課題を担うポストは検討していく。

 地域経営会議、新総合計画は、市長交代して、どうしていくのか?→省略。

 広域連携をどうしていくのか?→省略。

 中核市への移行について、研究をどのようにしてきたのか?→中核市市長会へ参加し、課題把握に努めている。事務移譲、財源など中核市へ移行するべき。具体的調査、研究を進めていく。

 市長と教育委員会との関係は?→省略。

 教科書問題、育鵬社の教科書について見解は?→学習指導要領で作成されたものなので、市長としては評価できない。

 単年度収支赤字の原因と改善策は?→省略。

 出資法人改革について、13団体から8団体になった。今後は?→公益法人へ移行を進める。みらい創造財団は3財団統合のメリットを活かしていく。経営の健全化に取り組んでいく。

 アーバンライフサポートプラザ整備計画の今後の対応は?→着手しているので、継続するが、管理運営については、検討していく。

 総人件費5%削減について、国会では国家公務員の給料を7.8%引き下げることとなったが、地方公務員は自主的な判断となっている。5%削減をどのように実施していくのか?→4年間で5%、17億円の削減を公約としている。職員配置の見直しを中心に、職員給与を下げることはしないが、一定やむを得ないものと考えている。国家公務員に対するものは、地方自ら判断するべきで、国と同様の考えは、今は考えていない。

 墓地の需要高まってくる。具体的に整備進めるのか?→大庭台墓園について、平成25年度、地下2Fへの整備計画をしている。広域連携も考えていく。

 市内でお金がまわる経済発展について、具体的な取り組みは?→中小企業への融資支援を中心にしていく。市内取引拡大に向けた商工版地産地消の取組を商工会議所と特殊技術を情報共有していく。また、地元企業に優先的に発注していく。

 街なみ百年条例の地域住民との合意形成のプロセスは?→ワークショップや街歩きなどしながら、骨子案をつくっていく。

 湘南台以西のバスの改善は?→湘南台から慶応までは、PTPSや連節バスを導入してきた。バス事業者の状況や道路状況、バスロケーションシステムの活用など積極的に行っていく。

 地域防災計画と市長の政策との整合は?→省略。

 今後の電力供給の考え方は?→東電からは夜間割引を受けている。横浜、川崎をはじめ県内自治体でも東電以外から供給を受けている。藤沢市としても見積もりを依頼したが、新規は受けられないとのことなので、今後も検討進める。

 資源の戸別収集について、自治会への説明、協力金はどうなるのか?→省略。

 バイオガス化施設やめる自治体あるが、どのようにしていくのか?→全国14施設を視察したが、視察した施設は機能していた。実用段階に向けた判断をしていく。

 河川ゴミ対策として、除塵機の設置方針は?→県に要望している。また、上流域市への負担求めていく。

 横浜湘南道路の進捗状況と見通しはは?→平成23年8月の状況では、平成27年度供用開始を目標としている。国と連携して地元説明していく。

 善行長後線の進捗状況と見通しは?→ゴルフ練習場の140mが協力得られていない。

 新産業の森の今後の取組は?→省略。

 ポストインキュベーション支援について、どう考えているか?→産業振興計画にも位置付けている。卒業後も支援していく。更なる投資が必要な場合、サポートしていきたい。

 地産地消の推進、今後の取組は?→湘南ふじさわ産推進店の拡充できている。推進店の拡大、ブランドの推進図る。

 湘南台地区の魅力ある商店街づくりをどのように取り組むのか?→商店街は東西1団体ずつあり、ファンタジアを開催、西口には街路灯を増設し、安心して買い物、通行できるよう取り組んでいる。

 駅前駐輪場の整備計画は?→ラック設置、商業施設に設置をさせるなど、JR沿いを整備していく。

 保育園の待機児童解消の取組について?→省略。

 障がい者への就労支援に対する今後の方針は→平成22年度に、湘南地域就労援助センターが、生活支援センターとなった。C-X内に移転、今後も支援していく。

 太陽の家、老朽化している。今後、施設整備をどのようにしていくのか?体育館の整備、どうしていくのか?→平成23年度に検討、24、25年度に整備して、26年度から開始予定だが、法改正や新法に伴い施設変更見込まれるので検討していく。

 消防の広域化について、どのような議論が行われてきたのか?また、今後、どのようにしていくのか?→平成20年3月の県広域化推進計画で県を7ブロックに分け、広域化に向けた検討されている。平成24年度に、広域化を視野に具体化していく。

 ガレキ処理、協力するのか→協力は必要と考える。災害廃棄物処理は県が統一的な対応するべき。

 木造住宅の耐震改修の状況は?→平成23年度で木造69.4%。木造進めるため、職員による我が家の耐震診断をやっている。

 市民活動推進センターの分館設置に向けた検討状況は?→新総合計画に位置付けられている。分館に必要な機能などを検討していく。

 ニュースポーツの推進図れないか?特に、北部2-3地区の秋葉台第2期整備事業計画は?→公園予定地に、家屋、工場あるので、移転先の整備、平成23年度~27年度で移転見込む。市内のスポーツ団体と協議していく。

 下土棚遊水地の上部利用でニュースポーツできないのか?→平成24年度に県・市・市民による検討会設置して、検討していく。

 湘南藤沢市民マラソンについて、ハーフやフルへの考えは?→市内でハーフやフルを設定するのは難しいが、ハーフは検討していきたい。

以上、報告とします。

 

 

 

 

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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