2012.3.16 定例議会(5日目)

 3月16日 14:00より、定例議会(5日目)が開催され、昨日に引き続き、代表質問が行われました。代表質問の内容(抜粋)は、次の通りです。なお、重複する質問については、省略をしています。

7.有賀正義議員(みんなの党藤沢)

 財政の健全化を判断するうえで、どのような指標を重要視していくか?→省略。

 不交付団体にこだわるのか?→省略。

 財政規律の考え方は?→市債のの発行について、財政状況よければ民間債の協議不要となる。要件として、健全化判断基準をクリアできることが条件。

 中核市への移行の狙いは?→省略。

 「(仮称)公正職務執行確保条例」の不当な口利きの部分について市長の考えは?→明文化する。

 村岡地区のまちづくりについて、新駅に約100億円かかる。見解は?→昭和61年から、駅設置の請願が採択され、市民の声、議会と協議して進んできた。村岡地区まちづくり会議から、現在、県・鎌倉市・藤沢市での協議会で検討調査している。

 西北部と辻堂をむすぶ、公共交通の考えは?→省略。

 三大谷戸の保全の考え方は?→川名・石川・遠藤の谷戸について、みどりの基本計画に位置づけ、平成23年度から3年間で、実態調査し、生物多様化を保全していく。

 藤沢地区の価値の創造は?→旧藤沢宿は、町屋や蔵など点在している。地域資源を活用し、本町駅~藤沢駅の周遊を図る事業展開していく。

 美術館・博物館の考えは?→大人から子どもまで、文化に触れ、心を豊かにできる場。教育施設としても重要な施設。

 県が設置する津波避難タワーについて、市の考えは?→県立湘南海岸公園内にタワーの設置を発表した。6月末に完成予定。やぐら式で高さ12.5mで100人対応できる。市としても、市民の生命と財産を守る取り組みをしていく。

 体感治安についての見解は?→藤沢駅南口で客引き、呼び込みある。検挙に至る悪質なものではないが、夜間パトロールをやり、抑止していく。

 夏の海の家のクラブ化について見解は?→海水浴シーズンに向けて、江の島総合対策連絡会を通じて、風紀の乱れなど申し入れをしていく。県に対しても、使用許可の中で対応するよう要望していく。

 株式会社の保育参入について、どう考えるか?→厚生労働省から子ども子育て新システムが示され、保育の質が確保されていることを前提に、指定制度の導入するもので、法人格、株式会社の参入を可能としている。制度として運用されたら、市としても同様の対応をしていきたい。

 市庁舎の建替えについて、従来方式の方が早いというが、他の公共施設への影響は?→省略。

 中核市移行したあと、どのような藤沢市としていくのか?→省略。

8.佐藤春雄議員(自民クラブ藤沢)

  「(仮称)公正職務執行確保条例」は、どのようなものか?→省略。

 内部統制制度とは?→省略。

 現在の財政状況の分析は?→省略。

 黒字にしていくやり方は?→省略

 不交付団体に戻すやり方は?→省略

 人件費5%削減、どのようにしていくのか?→省略

 市長の退職金辞退の考え、変わりないか?→財政の健全化を維持していく上で、自らの姿勢を示す。市民感覚と乖離しない中で、見直していく。

 政策調整官など置くのか?→省略。

 職員採用試験について、人物重視は職員の質の向上につながるのか?従来の試験に戻すべきと思うが?→総合的な人間力が重要。現在の試験を検証し検討していく。

 これからの財政運営は?→省略。

 土地公社について、見直すべきだが?→省略。

 ふじさわ防災ナビの内容は?→省略。

 災害対策モデルとは?→省略。

 街なみ百年条例の内容は?→省略。

 ふじさわ元気バザールの具体的内容は?→省略。

 地域経営会議の活動の検証をどのような視点で行うのか?→各地区において、センターと連携して、地域独自のまちづくり、地区内の課題に取り組んでいる。しかし、センターとの役割分担、責任のあり方、理解度など課題ある。検証は、より市民参加が出来るような視点で。

 まちかど相談室の概要は?→省略。

 待機児解消の取組は?→省略。

 中学校給食について、検討会の報告とどう整合図るのか?→省略。

 公共交通の充実について、コミュニティバスの拡大、どうしていくのか?→省略。

 新総合計画を検証し、見直すべきだが?→省略。

 ガレキ処理についての考え方は?→省略。

 再生可能エネルギー推進の考え方は?→省略。

 資源の戸別収集についての取組は?→省略。

 農業生産者への支援は?→地粉の会、援農ボランティア、水田耕作者などへの支援を行っている。

 都市農業の推進についての考え方は?→安心して安定した収入にするには、ニーズに合っていること。露地野菜や環境保全型などにより、付加価値の高い品種を拡大し、経営の安定に向けて取り組んでいく。

 堆肥化センターのあり方、根本的に判断するべきだが?→省略。

 小児医療拡充について、中学への拡大の考えは?→省略。

 市長の教育論は?→省略。

 湘南C-Xに徳洲会病院が進出する。市民病院の今後のあり方は?→藤沢市民病院は、地域医療支援病院、救命救急センター、小児救急など地域の基幹病院としての役割を担っている。大船に湘南鎌倉病院が移転、湘南C-Xへの徳洲会の進出に伴い影響でてくると思うが、短期・中期の対策を考えている。市民病院の強みを活かし、健全経営していきたい。

 市民病院の経営形態はどうしていくのか?→当面、現状を継続しつつ、他の形態も検討していく。独立行政法人化、地方公営企業法の全部適用、指定管理者制度など視察をしているが、どのようにするべきか、今後も研究・検討していく。

 中核市へ移行すると何が変わるのか?→市で出来る事務権限が多くなるので、きめ細やかな市民サービスができる。

9.原田伴子議員(アクティブ藤沢)

 アーバンライフサポートプラザのアイデア提案について、手続きが不透明であり、議会も検証できない。プロポーザルについて、積極的に説明するべきだが?→説明、情報公開してきている。プロポーザルを行う時は、可能な限り公開していく。

 計画が発表されると、市民から疑問が上がる。どう改善するか?→説明会での反対いけん、反対の陳情がだされるなどしてきたが、そうならないように計画にあたっては、利用者との意見交換を十分していく。

 堆肥化センターについて、一度も安定的に経営されていない。臭気対策成功しても、ランニングコストかかり、債務超過に陥ることは明白。今、やめるべきだが?→中止すれば、多額の費用かかる。別の課題大きいので、十分検討したうえで、総合的に判断していく。

 地域経営会議について、会議そのもののあり方について、どう見直すか?メンバー、委員の責任などの課題、改めるのか?→省略。

 地域経営会議について、年内に見直し、地域予算をストップするべきだが?→平成24年度予算案には、運営補助金と継続的な経費のみ計上している。

 継続的な事業と言っても、必要な事業か検証するべきでは?→6月議会で議論したい。

 百条委員会の最終報告で、善行の土地を、土地公社から、市が買い戻すべきではないと結論出たら、公社はどうするのか?→土地公社と協議していく。

 善行の土地みたいに、市から依頼されれば買うという仕組みに問題ある。土地公社廃止プログラムを示すべきだが?→公社制度は必要であり、経営も健全なので、透明性を高めていく。

 都市計画決定されている、いないに関わらず、議会で議論するべきだが?→市の案は、計画~公告~縦覧と手続きを図る。議会との関係については、早急にルール作りをしていく。

 旧江ノ島水族館跡地の件について、議会が解明するべき。今後の進め方は?→計画は抜本的に見直す。中止の文書を作成していく。この場所については、中止になったが、必要な課題であるので、地域と協議し検討していく。

 この土地は、マンション建設が協議されている。建設されるマンションに、当初予定の機能を付加する協議をするべきと思うが?→分譲マンション建設が予定されている。現時点では協議できない。

 文書の改ざんをしないようにするには?→内部統制制度の中で、日付の遡りのルールを検討していく。

 日付の遡り、善行問題でも文書作成について、職員の意識抜けている。情報管理の基本的な考え方を条例化するべきと思うが?→公文書等のルールを条例に示していくことを検討していく。

 綱紀審査委員会の審査内容を公表するつもりは?→処分の内容は公表していく。

10.青木仁子議員(神奈川ネットワーク運動・藤沢)

 綱紀審査委員会について、市長、副市長が委員会に入っているが、バーベキュー問題では、市長も副市長も参加していた。旧江ノ島水族館跡地の件も、文書決裁している。当事者が最終決定者として決定することはおかしい。綱紀審査委員会に外部委員を入れる必要あると思うが?→当該者は、その審議に加われないこととした。外部委員も学識者を入れていく検討する。

 放射能について、藤沢市はもともと、チェルノブイリ事故に対して、測定器を購入し、測定協議会を支援するなど意識は高かった。しかし、今回の事故では、他市より対応が遅く、民地は市民が自ら除染するという不安のある対応。今後も市民が除染していくのか?→除染の仕方については、除染マニュアルに示してあるが、時間当たり1マイクロシーベルト以上は、国と協議することとなっている。

 保育園や幼稚園など86か所を除染したが、今後も、測定していくのか?→していく。

 空間線量を図る測定器を買うの遅かった。市民センターでの2台ずつの貸出しについて、もう少し長く貸し出せないか?→2月から複数回、1日単位にすることとした。

 今後はどのような場所を測定していくのか?→719施設、4,400か所を測定した。今後は、ビオトープなどを測定していく。

 12月議会で、武田薬品研究所の事故の報告があった。事故後の安全対策はどうなったのか?→武田薬品から、今後の対策について報告があった。外部組織での検証をするよう申し入れ、専門機関による検証されている。

 バイオの部分について、市民は良くわからない。第三者を入れた、安全協議会を設置するべきだが?→法により、周辺の安全対策が定められている。市が詳細を把握して、安全確認していく。

 市内の他の研究施設の安全対策は?→日本大学があるが、県の指針に基づく事業場なので、安全確認をしていく。

 待機児解消はどうしていくのか?→省略。

 20時まで延長保育、一時預かり、病後児保育をする園が増えてきたが、状況は?→7時~18時としているが、特別に19時まで延長しているところ多い。更に、20時まで、延長している園もある。13園で一時預かりをしており、延べ14,200人が利用。病後児保育は、3園で実施している。

 すべての保育園で、20時までの延長、一時預かり、病後児保育やっていくべきだが?→地域性や保護者のニーズ違う。事業計画に盛り込む。施設整備が必要になるので、改修時にお願いしていく。

 こども園は、待機児解消につながるという事だが、財政支援は?→市町村がニーズを把握し、支援していくこととなっている。国からどのくらい、補助するか分からないが、事業計画に盛り込む。

以上、報告とします。

 

 

 

 

 

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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