2012.4.14 運輸労連 湘南ブロック幹事会

 4月14日 10:00より、運輸労連湘南ブロックの幹事会が開催され、根岸県会議員とともに、参加させていただきました。協議事項の中で、政策・制度の要求と提言では、全体的な統一要求と個別要求について、協議されました。全体的な部分(抜粋)については、次の通りです。

1.SAS(睡眠時無呼吸症候群)対策について

 SAS関連の居眠り運転や集中力の欠如による事故が認識されているが、SASについては、その治療法も確立されている。しかし、精密検査入院には、約3万円がかかるため、中小零細企業では、取り組みづらいのも実態である。また、自治体の広報・ホームページで、SASの認知等について、周知を促していくよう要望をしていく。昨日の、祇園で起きた、てんかんに伴う死亡事故を踏まえて、SASの扱いについても、今後、着目されることを想定し取り組んでいく必要がある。

2.貨物自動車運送事業安全性評価事業制度の推進について

 「Gマーク制度」は、安全性に対する法令の遵守状況、事故や違反の状況、安全性に対する積極性などを点数化し、評価するもので、全国で1万5千を超える事業所が認定されている。労働災害防止の観点からも重要な取り組みであることから、市内のトラック運送事業者へ「Gマーク」取得の促進を求めていく。また、自治体からの周知や、総合評価入札の条件、公契約条例の条件に加えていくよう要望していく。

3.荷捌き車両に配意した駐車規制の緩和による、交通の安全と円滑化の確保について

 道路交通法の改正され、荷捌き中のトラックも放置車両とみなされ、取締りの対象となっている。「物流」は市民生活には欠かせないものであり、一般車両との区別化や安全対策から、荷捌き場所の確保を求めるもの。

★藤沢については、南口駅前から、OKストアに向かう道路が特に必要となります。北口を含めた再整備での対応、一方通行化が可能かどうかを含めて、必要な研究・検討をし、市長に対する、政策・制度要求と併行して、取り組んでいきます。

4.飲酒運転の撲滅と違反業者の公共事業からの排除について

★このことは、社会的制裁を含めて、当然のことであり、対応していきます。

5.自転車マナーとインフラ整備について

 自転車は、道路交通法では「軽車両」とされており、自動車と同様に道路交通法を守らなければならないが、交通ルールを守らない自転車利用者が増えており、自動車との事故、歩行者との事故が増加している。自転車利用者へのモラルの徹底と自転車走行レーンなどの整備を求めるもの。

★藤沢でも、同様の事故が増加しており、自転車の交通ルールの遵守、自転車走行レーンの設置などを進めていく必要があり、藤沢駅辻堂駅線やFUJISAWAサスティナブルスマートタウンをつなぐ、仮称南北線でも自転車走行レーンを検討している。今後も、自転車のモラル向上とインフラ整備に取り組んでいきます。

 個別要求は、今日現在では、次の3点ですが、更に加わる可能性もあるとのこと。

1.藤沢橋交差点の慢性的渋滞の解消について

★慢性的渋滞は、県や警察も認知しているはず、渋滞解消対策の具体的検討が、どうなっているか?まず、市の担当に確認したうえで、齋藤健夫県会議員と連携し、取り組んでいきます。

2.西富交差点の横断歩道の設置について

 西富交差点にある歩道橋は、ほとんど利用されず、バス停から降りた市民が、車道を横断し危険。通学路であるため、子どもたちへの影響も懸念する。横断歩道の設置を。

★現状を認識したうえで、齋藤健夫県会議員と連携し、取り組んでいきます。

3.鵠沼神明3丁目の交差点における安全対策について

 この変則5差路については、バス通りがメインの信号となっておらず、事故の起きる可能性が大きい。信号の優先度の見直し等を求めるもの。

★確かに、指摘通り、危険性を感じるので、齋藤健夫県会議員と連携し、取り組んでいきます。

以上、報告としますが、今後も、運輸労連の皆様と、意見交換しながら、よりよい道路行政・交通行政となるよう、努力をしていきたいと思います。

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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