10月24日 13:30より、議会改革検討会が開催され、傍聴しました。内容(抜粋)は、次の通りです。
1.課題整理
(1)議会報告会
議会基本条例制定を報告するための議会報告会を、4月13日(土)の午前・午後、14日(日)の午前または午後に開催する予定となりました。今年の7月に「市民の声を聴く会」を開催した会場を除く9会場で行い、具体的な体制は次回11月9日の議会改革検討会で示すこととなりました。
(2)一問一答について
9月議会の決算特別委員会で、質疑について要領よく行い、経過を見たうえで一問一答を検討することとなっていました。9月議会の状況は、市側の説明は、5時間5分→4時間5分と短縮された一方で、議員の質疑は30時間48分→36時間21分に増加しました。質疑の仕方に課題があるとし、次回の予算等特別委員会は今まで通りとしますが、意識した質疑をすることとなりました。
市側から、一問一答にするなら「事前通告」をしてほしいと言われていた件については、通告は必要、必要でない、どこまで通告するのかなど、委員の意見がバラバラで結論は出ませんでした。
(3)補正予算の審査について
現在、補正予算は総務常任委員会で審査されていますが、他の委員会に比べ、審査に大幅な時間を要していることから、予算等特別委員会の常設化について検討をしており、その考え方の案が示されました。
【補正予算常任委員会の設置に関する考え方(案)】
①委員選出の考え方
・3人以上の会派(交渉団体)は、会派人数の1/3とし、小数点以下は切り捨てる。
・2人以下の会派は、各会派の合計人数の1/3とし、小数点以下は切り捨てる。
②審査期日
総務常任委員会の翌日で、議会運営委員会の前日に開催する。
③所管事項
一般会計及び特別会計の補正予算審議。
④その他
当初予算については、従来通り、予算等特別委員会を設置して審査する。
(4)議員間討議
9月議会で議員間討議を試行で行ったが、うまく討議とならなかったことを踏まえ、引き続き行っていくこととしました。また、報告案件も、議員間討議の対象としたらどうかという意見があり、各会派で持ち帰り議論することとなりました。
2.藤沢市議会正副議長選出申し合わせ事項(案)
正副議長の選挙について、立候補制とすること、議員全員協議会で所信表明を行うことなど、申し合わせ事項(案)が示され、次回の検討会で協議することとなりました。
3.パブリックコメントについて
藤沢市議会基本条例の考え方(素案)について、パブリックコメントを次の通り実施することとします。
(1)案の配布
11月19日(月)から、議会事務局議事課、市役所受付案内、市政情報コーナー、各市民センター・公民館で配布します。また、市のホームページの「パブリックコメント」でも見られます。
(2)意見などを提出できる方
市内在住・在勤・在学の方、市内に事業所などを有する方、その他利害関係者。
(3)意見などの提出方法
11月19日~12月18日(必着)で、素案を見たうえで、所定または任意の用紙に必要事項を書いて、議会事務局議事課へ郵送、FAXまたは持参で。市のホームページの「パブリックコメント」からも提出できます。電話での意見は不可。提出された意見などの原稿は返却されません。
(4)意見などに対する考え方の公表
受け付けた意見などは類似化して、市議会の考え方を付して公表します。個別には回答しません。
(5)問合せ
議会事務局議事課 FAX 24-0123
以上、報告とします。次回の議会改革検討会は11月9日に開催されます。