今日の神奈川新聞で、二つ気になった記事があった。一つは、明日から値上げ本格化という記事。円安の影響や原材料価格の高騰により、小麦粉、食用油、パン、マヨネーズ、ハム・ソーセージ、ラーメン、ブランド製品、電気・ガス、航空運賃などが上がるというのだ。原材料が上がれば、スーパーや飲食店も値上げするのが、当たり前だが、上げない競争も激化しそうだ。そうなると、スーパーや飲食店の売り上げも伸びなくなる。この急激な円安は、本当に私たちの生活に良かったのか?と考えるとやはり良くないと思う。
円安による輸出産業の業績回復は顕著だが、その部品を扱っているような中小企業への波及には時間がかかる。だから、円安・株高とアベノミクスの評価を報道ではしているが、でも、私たちの暮らしは良くなったのか?給与は上がったのか?それより、生活にかかる物価が上がっているのが現実である。皆さんは、この実態をどう評価するのであろうか?
もう一つの記事は、大阪の橋下市長のオスプレイ訓練の政府への申し入れの記事。今回は、松井大阪知事と一緒で、広域連合の会合で、沖縄の負担軽減策として、大阪府八尾市の八尾空港を念頭に政府に対して、提案を行うべきと提案したもの。もともと、この考えが最初に報道されたときは、橋下大阪市長が、その考えを示したもので、私は、何で大阪知事ならまだしも、大阪市長が他の市にある空港について、受け入れるべきなどといえるのだろう?と思ったのと、勝手に言われた八尾市長は怒るべきだと思った。
藤沢市に置き換えれば、例えば、震災ガレキを受け入れることについて、藤沢市長が、茅ケ崎市で受け入れるべきで、その用意がある。とマスコミ発表したようなもの。そんなことが起きるわけないが、もし起きれば、茅ケ崎市と藤沢市はもう話も出来ない状況になるだろう。神奈川県知事が言うのなら、まだ分かるが、それでも、事前に茅ヶ崎市長と話をした上での話だ。
そのような、めちゃくちゃな手続きをしているのに、今日の記事のように、橋下市長の主導で話が進んでいることについて、私には理解が出来ない。そして、このような進み方はおかしくなく、もしかしたら、私の考え方がおかしいのか?と考えされられ、不安にもなる。。。自分がおかしいのか。。。