風しんの緊急対策について、議員に対して次のような(抜粋)報告がありましたので、お知らせします。
1.現状と対策
現在、首都圏を中心に風しんが大流行しており、藤沢市内でも、今年4月14日までの累積報告者数が39件と、昨年1年間の報告者数12件をすでに上回っています。県下での報告者数も横浜、川崎に次いで3位の状況であり、今後、更に拡大するおそれがあります。
風しんとは、風しんウイルスによっておこる、急性の発疹性感染症です。風しんの免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、胎児が風しんウイルスに感染し、白内障・先天性心疾患・難聴を主な症状とする「先天性風しん症候群」の子どもが生まれる可能性があります。
このことから、風しんの流行拡大と「先天性風しん症候群」の発生を防止するための緊急対策として、予防接種費用の一部助成を実施することとします。
2.実施期間
2013年(平成25年)5月1日~2014年(平成26年)3月31日
3.対象者と助成人数
藤沢市民で、風しんにかかったことがない人、風しんの予防接種を受けたことがない人で、次のいずれかに該当する人。
①妊娠を予定、または希望している女性(妊娠中の人は接種できません)
②妊娠している女性の配偶者
助成人数は、3,500人
4.接種場所
藤沢市指定医療機関
5.接種ワクチン
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)
6.接種回数
1人1回のみ
7.自己負担額
3,000円
8.費用の免除
生活保護受給世帯の方、中国残留邦人等への支援支給を受けている方
9.問い合わせ先
藤沢市保健医療部 健康増進課