明日、8/12から13日にかけて、3大流星群のひとつのペルセウス座流星群が極大となり、多くの流れ星が見えます。ぜひ、家族、友達などと一緒に見てはいかがでしょうか。私は、小さいころから星を見るのが好きで、小学生か中学生の頃か、同級生の友達と、家の前でよく星を見たことを思い出します。
流星群を分かりやすく説明しますと、まず、流星群には母彗星があります。ハレー彗星は誰もが知っている彗星でしょう。太陽の周りを彗星が通った後、無数のチリが残ります。その彗星が通ったところに、1年に1度、地球が通るとき、そのチリが大気圏に入り、燃えるのが流れ星です。
ペルセウス座流星群の母彗星は、スイフト・タットル彗星で、太陽の周りを133年周期でまわっていると言われています。今年は、なんでたくさんの流れ星が見えるのか?それは、観測の条件が良いからです。極大と言われる時間がいつなのか?この時間が昼間では、いくらたくさんの流れ星があっても見ることができません。今年の極大は、8/13の午前3時。ですから、12日の夜から見られるのです。
もう一つ、今年は条件が良いのです。それは月の明かりです。たくさんの流れ星が流れても、満月の夜では、月の明かりがジャマをして暗い流れ星は見えなくなってしまいます。今年は、ほぼ月の明かりは有りませんので、絶好の観測日和ということになります。1時間に50~60個の流れ星が見えるかもしれません。
どこで見ればいいのか?それは、なるべく街の明かりがない所です。街路灯も月明かりと同じで、流れ星を見えなくさせます。やはり、海か山ということになるでしょう。どの方向を見ればいいのか?観測条件が最良ですので、見上げていれば、どこを見ていても見られると思います。ペルセウス座流星群と言われるように、放射点がペルセウス座付近なので、ペルセウス座の方を見ておけば問題ないでしょう。ペルセウス座が分からないという方は、ペルセウス座の近くにある、Wの形で有名なカシオペア座を目印に見ればいいでしょう。
さあ、真夏の天体ショー、ペルセウス座流星群!どのくらい流れ星が見えるでしょうか?楽しみですね。あとは、曇らなく晴れていることと、早くに寝ないように気を付けましょう。