9月26日 10:00より、平成24年度決算認定、健全化判断比率等の報告、出資団体の決算報告について、質疑などが行われました。内容の抜粋は次の通りです。
認定第1号 平成24年度藤沢市一般会計歳入歳出決算の認定について
原田議員
地域まちづくり事業費について、善行地区の乗り合いバスについて、8月に行った住民説明の内容が議会に報告ないが、いつ報告するのか?→高齢者の移動支援事業で、準備委員会が主体で進めている。8月の実証実験に向け、進めてきたが、資金面、ボランティアの運転手の確保、地域の要望に応えられないルートなどの課題から、交通事業者での運行も含めて、再構築を検討している。
再構築に至ったのは、いつ、だれが判断したのか?→準備委員会と市民センターが連携する中で調整してきた。自主運行の課題が見えてきて、議論の中で、見直し再構築が必要となった。
住民からの寄附金は返還するのか?→思いやり基金は準備会が管理している。事業の内容通りに実施できなくなったので、名簿に基づき10月を目途に返還していく。
事業の見込みが立っていないのに、6月補正を提案した市の責任は?→地域主体で進める中で、市の指導・助言が足りなかった。今後の検討・調査には、市が積極的に関わっていくことが必要。
認定第2号 平成24年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 平成24年度藤沢市競輪事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 平成24年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 平成24年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第6号 平成24年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第7号 平成24年度藤沢市湘南台駐車場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第8号 平成24年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第9号 平成24年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について
議案第29号 平成24年度藤沢市下水道事業費特別会計未処分利益剰余金及び資本剰余金の処分並びに決算の認定について
議案第30号 平成24年度藤沢市民病院事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について
質疑の後、上記の認定及び議案については、決算特別委員会に付託されました。
報告第20号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
この報告は、質疑なく報告終了となりました。
報告第21号 藤沢市民会館サービスセンター株式会社の経営状況について
報告第22号 財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について
脇議員
財団の一般財団化について、事業の多くは不動産事業であるが、なぜ公益財団をめざしたのか?→出資法人改革最終案の方針に基づいたもの。
負担金支出について、平成24年度、8億円、25年度、5億円計上している。負担金の今後の方向性は?→市と公社の間で協定をむすんでいる。都市環境の向上、湘南大庭地区の整備、生活環境整備など、負担金の範囲内で事業を行っている。一般財団化にかわったので、負担金のあり方の調整を始めた。
一般財団になると税の取り扱いはどうなるのか?→公益財団は公益事業に課税されないが、一般財団は、普通の法人と同様に課税される。
柳沢議員
新産業の森の土地取得について、どこから、いくらで取得したのか?→平成24年度の取得は、2,652㎡で、横須賀市より1,400万円で取得。
全体15,000㎡を4.6億円で取得する計画だが、進捗状況は?→平成24年度内の市街化編入を予定していたが、平成25年2月26日に編入された。編入後に手続きをするため、スケジュールが遅れ、平成25年度の取得とした。
ココテラス湘南について、一般管理費で消費税の還付があるが、内容は?→建物の新築により、約1億円が還付されたもの。
当初の7億円の借り入れを減額したが理由は?→入居計画等の見直しにより、収入見通しが難しくなったため、自己資金とした。
ココテラス湘南の5階~7階の入居見通しと採算の見通しは?→市の施設入居を検討している。採算については、見通しが立った時点で検討する。
報告第23号 藤沢市土地開発公社の経営状況について
柳沢議員
先行取得について、当初予定の用地取得が、なぜできなかったのか?→当初予定は、公園緑地5事業、道路8事業の13事業。13事業のうち、公園緑地3事業と道路5事業の8事業が臨時対応で取得。他、1つは直買い、4つは市から依頼がなかった。
予算と取得額が大幅に違う。議会への中間報告をすべきだったが?→当初予定13事業で、取得5事業。不確定なため、見込みで計上せざるを得ない状況。
報告第24号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について
加藤(なを子)議員
営業外収入が増えた理由は?→パッカー車の更新により、交付金が増えたことなど。
修繕費が増えた理由は?→不燃ごみの中にガスボンベが入っていて、車両火災が生じたことなど。
外注費が減した理由は?→簡易な修繕を職員で行ったことなど。
雑費が増した理由は?→車両事故などのため。
法人等調整費がマイナス表示となっている。法人税は減るのか?→給与引当金を増したため、法人税は減となる。
小口・大口汲み取りと別れていたが?→会計システムの更新にあわせて一本化したもの。
道路の緊急対応について、休日・夜間などの状況は?→3人体制で、休日・夜間24時間対応できるようになっている。平成24年度実績は172件。
報告第25号 財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について
加藤(なを子)議員
藤沢駅周辺の放置自転車の街頭指導をしているが、その状況は?→通勤・通学者の放置防止のため、月~金の平日に実施、藤沢駅、辻堂駅は土日も実施している。朝11人、日中7人、夕方2人、休日5人で行っている。
シルバー人材センターで働く、駐輪場の係員などの時給は、最低賃金を下回っていることないか?→最低賃金法の適用除外なので、下回っている場合もある。
生きがい就労事業の登録人数、仕事の内容は?→家庭女性50人、障がい者20人が登録。家庭女性は洋裁、梱包、配布など。障がい者はベアリング部品、ビスなどの詰め作業など。
市営住宅について、福祉との連携の取組状況は?→安否確認や苦情・要望への対応を福祉と連携し取り組んでいる。指定管理者が、集金、修繕で訪問したときにも、パッキンの修理などを無償で行っている。
報告第26号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について
土屋議員
平成24年度の児童クラブの人数と減額児童数などの状況は?→平成24年4月1日現在で、児童数2,299人、減額616人、うち生活保護29人。市民税非課税285人、ひとり親365人。
入所料の減額の検討状況は?→子ども子育て関連3法に基づき、需要調査を行い、平成27年度の新制度に向けて、事業計画を作成する。低所得者世帯の減額を検討していく。
報告第27号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について
土屋議員
職員の正規・非正規の人数は?→平成25年4月1日現在で、正規41人、非正規52人。
非正規職員の職種と時給は?→看護師1,500円、運動指導員1,100円、臨床検査技師1,500円、一般事務920円。
非正規から正規への登用あるか?→平成24年度2人の事務職員が正規職員になった。
非正規から正規への登用の考え方は?→必要に応じて登用していく。
報告第28号 財団法人湘南産業振興財団の経営状況について
上記の報告については、質疑の後、報告終了となりました。
議案第31号 教育委員会委員の任命
議案第32号 公平委員会委員の選任
議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任
議案第34号 オンブズマンの委嘱
上記議案が追加提案され、全会一致で同意されました。
人権擁護委員候補者の推薦
上記推薦については、全会一致で、市長依頼の通り決定しました。
以上報告とします。