11月5日 9:30より、行革等特別委員会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1.平成25年度 藤沢市外部評価「カイゼンふじさわ」
8月3日に開催した外部評価「カイゼンふじさわ」の評価結果と結果を踏まえた市の考え方(方針)が報告されたものです。外部評価した政策は次の5つです。
①窓口サービスのあり方について
②福祉における総合的相談業務のあり方について
③切れ目のない経済対策について(共通買い物券事業)
④就労支援策について(若年向け雇用対策事業)
⑤観光振興施策について(海外誘客事業)
市民の視点を高めるために市民評価者を2人に増やし実施をしたとの事でしたが、私の感覚としては、予算・決算審査、9月議会で行った事務事業評価などで行った質疑や意見の範囲内であり、この体制での外部評価の必要性を感じられませんでした。
2.「新・行財政改革実行プラン」の整理・更新の考え方について
今年度からスタートした「新・行財政改革実行プラン」について、現在、74の個別課題が設定されていますが、すでに取り組んでいるもの、一定の道筋がついているものなどがあり、改めて整理したものについて報告がされたものです。整理した結果として、個別課題31課題、新規個別課題4課題、通常課題43課題となりました。個々の課題の進捗状況については、年明け1月の行革等特別委員会で示される予定です。
本日の行革等特別委員会で改めて感じたことは、人員削減、コスト削減などを明確な目標にして行ってきた第1次行革~3次行革、そして、事業仕分けを経て、今回の新行革となっています。体制不拡大の中で、市民サービスの質の向上をめざすとしていますが、行革組織のあり方を根本的に見直す時期に来ているのではと思います。
委員会が終わった後、会派のメンバーでも議論をしたのですが、行財政協議会という組織の継続が前提となっているから、止めることもできないのでは。。。だから、本来業務の中で事務改善として取り扱うものまで、行革として扱うことになる。行革という用語に捉われず、そろそろ切り替えが必要ではないかと思います。