8月6日

 原爆投下から69年目の朝。

 今日は、広島に原爆が投下されてから69年目。防災無線からも黙とうの案内があり、1分間の黙とうを行った。平和祈念式典をテレビで見ていたが、今日の広島は雨。私も何回か参加したが、いつも暑く、「原爆が投下された日ももこのように暑かったのだろう」と思ったものである。

 広島の子どもたちによる、「平和への誓い」の中でもあったように、子どもたちが「平和」について、学び考えることは、もちろん大事なことであるが、私は、発信力や様々な権利のある大人が、もっと平和について学ぶ必要があると思う。集団的自衛権行使の問題、中国・韓国の問題など、今ではツイッターなどのSNSで、自由に発信できる。しかも、言いっぱなしで済むから、好き勝手なことを、自分の考えが正しいと、批判や主張をする。平和のことを責任ある言葉で発信するならば、少なくとも、広島・長崎の平和祈念式典への参加、原爆資料館の見学、沖縄各地にあるガマの見学、語り部さんの話を聞くなど、平和について学ぶべきだと思う。

 私は、広島・長崎・沖縄はもちろん、中国では、日中戦争にまつわる場所や資料館、韓国では、従軍慰安婦「水曜集会」を見たり、韓国の人たちと平和について意見交換したりと、様々な経験をしてきた。だからこそ、世界で唯一の被爆国の国民として、是非、広島や長崎を訪れてほしいと思うのである。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

アーカイブ