2月19日 10:00より、本会議(2日目)が開催されました。議案の説明は2月17日の初日に行われていますので、本日は、質疑・採決などを行ないました。内容(抜粋)については、次の通りです。
議案第46号 専決処分の承認について(平成25年度藤沢市一般会計補正予算(7号)) は、平成29年度早期の新庁舎完成に向けて、早急に実施設計を行う必要があったため、専決処分をしたもの。
この議案は、全会一致で承認されました。
議案第47号 藤沢市新総合計画基本構想の廃止については、総合計画に替わる、市政運営の総合指針を定めるため、従前の藤沢市新総合計画基本構想を廃止するもの。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第48号 藤沢市市政運営の総合指針2016基本方針の策定については、本市を取り巻く社会経済情勢などに対応するに当たり、総合計画に替わる、市政運営の総合指針を定めるもの。
柳沢議員
名称について、当初は市政運営の総合的な指針となっていたが、2016とした理由は?→長期的な視点を持ちつつ、喫緊の課題に対応することを基本として、期間の最終年度の2016としたもの。3年後に第1章の内容も含めて見直し、必要に応じて改正していく。
基本方針の策定に当たり、福祉分野の関係団体からの意見聴取が不十分だったと考える。今後、意見を聞いていくべきだが?→意見はパブリックコメント、市民意識調査、ワークショップ、郷土づくり推進会議などから意見聞いてきた。社会福祉分野については、次期介護保険計画、子ども・子育て新制度の方向性を見極める必要ある。今後、関係団体から意見聞きながら進めていく。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第49号 市道の認定について(善行駅東口駅前通り線ほか12路線)は、善行駅東口駅前通り線ほか12路線を市道認定するもの。
議案第50号 市道の廃止について(善行西俣野線ほか3路線)は、善行西俣野線ほか3路線を廃止するもの。
上記2議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第51号 損害賠償額の決定については、市民病院において、入院中に容体が急変し、同日死亡した患者の遺族から訴えが起こされた件について、裁判所から示された和解案を受入れ、400万円の損害賠償金を支払うもの。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第52号 平成25年度藤沢市下水道事業費特別会計資本剰余金の処分については、地方公営企業法に基づき、資産の除去等により発生する損失を補てんするために、資本剰余金を処分するもの。処分額は上限4億円。
この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第53号 平成25年度藤沢市民病院事業会計資本剰余金の処分については、地方公営企業法に基づき、資産の除去等により発生する損失を補てんするために、資本剰余金を処分するもの。処分額は、83,698,898円。
この議案は、厚生環境常任委員会に付託されました。
議案第56号 藤沢市青少年問題協議会条例の一部改正については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が制定され、地方青少年問題協議会法が改正されたことに伴い、青少年問題協議会の会長の要件について、新たに本市の条例において定めるもの。
土屋議員
改正前は、議員2人、関係行政職員4人、学識経験者18人以内となっていたが?→他の条例とあわせて、総人数24人以内としたもの。
関係行政職員を増やすのか?→委員構成の変更は考えていない。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第59号 藤沢市特定開発事業等に係る手続及び基準に関する条例の一部改正については、藤沢市新総合計画を廃止することに伴い、所要の改正をするもの。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第62号 藤沢市市営住宅条例の一部改正については、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律が改正され、同法による保護等の対象となる者の範囲が拡大されたことに伴い、市営住宅の入居者の資格について所要の改正をするもの。
加藤(なを子)議員
入居資格について、相手から暴力をうけたものとなっているが、対象は?→配偶者からの暴力被害のみから、交際相手からの暴力被害も対象とする。
DV被害者が希望すれば優先入居できるのか?→公募の要件満たす必要ある。当選率をあげる措置をとる。
条例改正の効果について、一時避難所、保護施設から自立するためだが、セキュリティないなか、効果をどう考えるか?→県・市町村で、共同し、暴力被害者の居住の安定に寄与すると考える。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第63号 藤沢市商業振興条例及び地方自治法施行令第152条第1項第3号の法人を定める条例の一部改正については、条例中に規定している財団法人が公益財団法人に移行することに伴い、所要の改正をするもの。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第64号 藤沢市社会教育委員に関する条例の一部改正については、社会教育法が改正されたことに伴い、社会教育委員の委嘱の基準について、新たに本市の条例で定めるもの等。
土屋議員
委員が15人から15人以内とした理由は?→他の条例と合わせるとともに、欠員が生じても弾力的に対応できるため。委員数を変更するものではない。
この議案は、全会一致で可決されました。
議案第58号 藤沢市街なみ百年条例の制定については、地域に根ざした自然、歴史や文化、生活から織りなされる良質な街なみを守り育て、継承するための基本的な理念と、その理念に即した基本的事項を定めるもの。
この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第60号 藤沢市風致地区条例の制定については、国土交通省関係政令等の整備等に関する政令が制定され、風致地区内における建築等の規制に係る条例の制定に関する基準を定める政令が改正されたことに伴い、風致地区内における建築等の規制について、新たに本市の条例で定めるもの。
加藤(なを子)議員
過去の許可件数は?→平成22年度 189件/23年度 268件/24年度 219件/25年12月末 196件。
建物の色彩基準は?→鮮やかさを抑えて、落ち着きのあるもの。
条例の効果や市民への影響は?→擁壁の高さ制限を5mから2mへ。より風致の維持に努めるとした。特にデメリットはない。
市民への周知は?→10/1からを予定しているので、半年間ある。鵠沼、片瀬、辻堂の活動団体に説明。リーフレットを作成し、広く、市民、事業者へ理解を求めていく。
この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第61号 藤沢市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正については、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン地区において、地区整備計画が変更されたことに伴い。当該地区計画の区域内における建築物の制限について変更するもの。
この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第65号 藤沢市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定については、消防組織法が改正されたことに伴い、消防長及び消防署長の資格について、新たに本市の条例で定めるもの。
この議案は、総務常任委員会に付託されました。
議案第66号 藤沢市火災予防条例の一部改正については、火災発生時における人命危険の防止を図るため、防火設備の適正な維持管理に関する基準を定めるもの等。
この議案は、総務常任委員会に付託されました。
議案第67号 平成25年度藤沢市一般会計補正予算(第8号)は、補助・起債等の確定に伴う事業及び財源更生、入札残・執行残の整理等、土地開発公社からの用地買い取り、その他特別な事情により補正を必要とするもの等であり、補正額は、22億9,617万8千円で、補正後総額は1,258億9,030万6千円。内容は次の通りです。
【議会費 (補正額 △1,163万8千円)】
1.給与費 △1,163万8千円
【総務費 (補正額 21億7,506万7千円)】
2.庁舎整備基金積立金 24億9,870万円
平成27年度から建設着手予定の新庁舎建設の事業費について、一般財源を圧縮するため、基金の積立を行うもの。
3.平和基金積立金 50万円
市への寄附金を平和基金に積み立てるもの。
4.防災設備等整備事業費 1,510万4千円
藤沢市土地開発公社が先行取得した、石川丸山緑地事業用地を買い戻すもの。
5.給与費 △2億6,867万4千円
6.減額事業(オンブズマン制度関係費ほか3事業) △7,056万3千円
オンブズマンの執行体制の見直し、藤が岡2丁目地区の再整備事業の未進捗による不用額など。
【環境保全費 (補正額 2億8,323万3千円)】
7.石川丸山緑地保全事業費 2億3,603万4千円
平成24年度に土地開発公社が先行取得した事業用地(5,042㎡)を買い戻すもの。
8.川名緑地保全事業費 5,815万6千円
平成23年度に土地開発公社が先行取得した事業用地(2,336㎡)を買い戻すもの。
9.防犯灯電気料補助金 596万4千円
東京電力の燃料調整費の高騰に伴い、当初予算に不足が見込まれるため。
10.給与費 △1,692万1千円
【民生費 (補正額 2,086万8千円)】
11.共同生活援助事業費 1,218万9千円
グループホーム、ケアホームの施設利用者が当初の見込みを上回ったため。
12.地域生活支援事業費 2,019万円
日常生活用具、訪問入浴サービス、移動支援事業の利用者が、当初見込みを上回ったため。
13.自立支援医療事業費(更生医療) 3,345万3千円
人工透析療法の通院者が当初の見込みを上回ったため。
14.臨時福祉給付金給付事業費 85万1千円
消費税率アップに伴い、平成26年度に支給する臨時福祉給付金の支給準備にかかる経費を補正するもの。
15.藤沢型認定保育施設補助事業費 1,130万4千円
認定施設数が当初予定した4施設から6施設となったため。
16.児童保育委託費 1,930万8千円
認可保育所の入所児童数の増及び、職員の平均勤続年数による加算額が当初見込みを上回ったため。
17.災害見舞金関係費 50万円
見舞金の支給件数が増加したため。
18.介護保険事業費特別会計繰出金 4,861万8千円
19.給与費 △9,337万1千円
20.減額事業(保険基盤安定繰出金ほか3事業) △3,217万4千円
【衛生費 (補正額 △2億1,411万円)
21.高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種事業費 622万4千円
予防接種の希望者が当初見込みを上回ったため。
22.感染症対策事業費 473万1千円
公費負担をしている結核医療費が増加したため。
23.給与費 △1億2,639万7千円
24.減額事業(子宮頸がんワクチン予防接種事業費ほか1事業) △9,866万8千円
ワクチン接種後に長期的な痛みやしびれを訴える報告がされたことで接種者が大幅に減ったことなど。
【労働費 (補正額 △963万2千円)】
25.給与費 △202万6千円
【農林水産業費 (補正額 △2,607万4千円)】
26.給与費 △1,574万9千円
27.減額事業(港湾機能保全対策事業費) △1,032万5千円
工法の見直しを行い、工事を中止したため。
【商工費 (補正額 △457万7千円)】
28.給与費 △457万7千円
【土木費 (補正額 4億410万5千円)】
29.市道新設改良費 1億5,910万5千円
平成23年度に土地開発公社が先行取得した事業用地(藤沢652号線道路改良事業用地 286.92㎡)を買い戻すもの。
30.鵠沼奥田線街路新設事業費 4億7,684万円
平成20・21年度に土地開発公社が先行取得した事業用地(591.10㎡)を買い戻すもの。
31.公園管理業務費 439万2千円
燃料費調整単価の上昇にのより、電気料金に不足が生じたもの。
32.近隣・街区公園新設事業費 1,246万円
平成24年度に土地開発公社が先行取得した事業用地(128.48㎡)を買い戻すもの。
33.北部第二(三地区)土地区画整理事業特別会計繰出金 4,207万1千円
34.建設改良等出資金 1,325万7千円
35.給与費 △5,512万8千円
36.減額事業(建築物等防災対策事業費ほか10事業) △2億4,889万2千円
【消防費 (補正額 △6,331万4千円)】
37.給与費 △2,848万7千円
38.減額事業(消防自動車等整備費ほか2事業) △3,482万7千円
入札残等を減額するもの。
【教育費 (補正額 △2億6,940万8千円)】
39.光熱水費(小学校) 2,202万5千円】
電気・ガス料金・上下水道料金に不足が見込まれるため。
40.光熱水費(中学校) 1,530万7千円
電気・ガス料金・上下水道料金に不足が見込まれるため。
41.学校給食(単独校)運営管理費 671万円
燃料費調整単価の上昇により、ガス料金が不足するため。
42.給与費 △3,322万4千円
43.減額事業(教育情報機器関係費ほか6事業) △2億8,022万6千円
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第68号 平成25年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)は、3億7,995万5千円を補正するもので、内容は次の通りです。
1.給与費 △844万1千円
2.業務委託費 △1,200万円
入札残によるもの。
3.工事費 1億2,300万円(繰越明許)
社会資本整備総合交付金等の増額に伴い、造成工事及び街路築造工事を行うもの。
4.補償費 2億8,041万円(繰越明許)
社会資本整備総合交付金等の増額に伴い、9戸10棟の移転補償を行うもの。
5.都市計画事業債利子 △301万4千円
利率の確定に伴い減額するもの。
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第69号 平成25年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第1号)は、1億6,743万4千円を減額補正するもので、内容は次の通りです。
1.給与費 △243万4千円
2.工事費 △1億6,500万円
大庭台墓園立体墓地納骨壇増設工事費について、工事請負費の不用額を減額するもの。
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第70号 平成25年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)は、7億7,224万7千円を補正するもので、内容は次の通りです。
1.総務費 △1,895万2千円
給与費、徴収費の見込み額の増減によるもの。
2.保険給付費 4億6,030万円
保険給付費の一般被保険者療養給付費、一般被保険者療養費、葬祭費が当初見込みを上回るため。
3.介護納付金・後期高齢者支援金等など △6,575万6千円
社会保険診療報酬支払基金への負担額確定によるもの。
4.諸支出金 3億9,665万5千円
保険料還付金及び、過年度の国庫支出金等超過額を返還するため。
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第71号 平成25年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)は、1,031万6千円を減額補正するもので、内容は次の通りです。
1.都市計画事業債償還利子 △356万9千円
利率の確定に伴うもの。
2.給与費 △674万7千円
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第72号 平成25年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)は、8億6,405万2千円を補正するもので、内容は次の通りです。
1.総務費 △84万3千円
給与費の減額、介護報酬システム改修(繰越明許)など。
2.保険給付費 3億9,568万6千円
居宅介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費、介護予防サービス給付費、高額介護サービス費、審査支払手数料について、当初の見込みを上回るため。
3.諸支出金 411万6千円
平成24年度決算確定に伴い、国庫支出金・県支出金からの交付金が、受入れ超過となったため、超過分を返還するもの。
4.基金積立金 4億6,509万3千円
平成24年度剰余金等を介護保険事業運営基金に積み立てるもの。
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第73号 平成25年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号)は、298万2千円を減額補正するもので、内容は次の通りです。
1.給与費 △298万2千円
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第74号 平成25年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)は、9億7,939万1千円を減額補正するもので、内容は次の通りです。
1.収益的支出 △1億8,172万1千円
2.資本的支出 △7億9,767万円
下水道施設の整備及び維持管理の入札残など。
この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第75号 平成25年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)は、1,494万2千円を減額補正するもので、内容は次の通りです。
1.収益的支出 △1,494万2千円
抗がん剤の使用増、PET/CT検査の患者増に伴う材料費の増、給与費の減など。
この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
請願25第1号 国民健康保険の国庫負担金増額を求める請願
この請願は、国庫負担を大幅に増額し、国庫補助率を1984年以前の水準(医療費の45%)に戻すよう求めるものです。紹介議員は、土屋議員、加藤(なを子)議員。
この請願は、厚生環境常任委員会に付託されました。
議案第54号 藤沢市執行機関の附属機関に関する条例の一部改正については、藤沢市新総合計画を廃止することに伴い、総合計画について審議する藤沢市総合計画審議会を廃止し、いじめ防止対策推進法第30条第2項の規定に基づく調査を行う機関として、藤沢市いじめ問題再調査委員会を新たに設置するもの。
議案第55号 藤沢市いじめ問題対策連絡協議会条例の制定については、いじめ防止対策推進法が施行されたことに伴い、いじめ防止等に関係する機関及び団体の連携を図るため、協議会を設置するもので、その組織及び運営に関して、必要な事項を定めるもの。
議案第57号 藤沢市手数料条例の一部改正については、平成26年4月1日から消費税等の税率が引き上げられることに伴い、法律に基づく手数料が引き上げられたため、本市でも同様の措置を講ずるもの。
上記3議案は、平成26年度予算と連動するため、予算等特別委員会で審議をおこないます。
議案第76号 平成26年度藤沢市一般会計予算
議案第77号 平成26年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計予算
議案第78号 平成26年度藤沢市競輪事業費特別会計予算
議案第79号 平成26年度藤沢市墓園事業費特別会計予算
議案第80号 平成26年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計予算
議案第81号 平成26年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計予算
議案第82号 平成26年度藤沢市湘南台駐車場事業費特別会計予算
議案第83号 平成26年度藤沢市介護保険事業費特別会計予算
議案第84号 平成26年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計予算
議案第85号 平成26年度藤沢市下水道事業費特別会計予算
議案第86号 平成26年度藤沢市民病院事業会計予算
上記の平成26年度予算案については、予算等特別委員会で審議をおこないます。
以上、報告とします。