4月4日 9:30より、議会改革検討会が開催され傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
1.予算審査の質疑通告について
審査予定日2日前とした質疑通告について、通告期限が代表質問の答弁調整前となる費目があることから、通告期限の見直しが必要としたことについては、現在、施政方針を示す時期を早める方向で、市側と調整しているとのこと。
2.意見陳述者の発言(着席・起立)について
常任委員会のインターネット中継・録画配信については、発言者のズームアップがないため、会派名、氏名をテロップで表示、着席で発言をすることを確認。陳情・請願の意見陳述については、これまで起立で発言をしていましたが、委員を着席のままとしたので、陳述者も着席でよいのではと意見が出されていました。検討の結果、陳述者の意向で、どちらでもよいとの結論になりました。正式には、6月議会の議会運営委員会で確認することとなります。
3.正副議長選挙における所信表明について
平成27年市議会議員改選時における、正副議長選挙について、所信表明をインターネット中継することとなりました。
4.決算事務事業評価の分科会方式について
平成24年度決算より、事務事業評価を導入しましたが、常任委員会ごとの分科会方式をとっている市議会もあります。より専門的な審査ができるとして、検討会でも概ね、導入には賛成となりましたが、整理すべき課題があるため、平成25年度決算審査には導入せず、平成26年度に検討することとしました。
5.議員提案による政策条例について
議員研修での指摘や行政視察を踏まえて、議員提案による政策条例づくりが今後の課題となっています。ついては、検討会(プロジェクトチーム)等の設置に向けて検討していくこととなりました。
6.決算審査における1人会派の本会議討論について
現行では、決算委員になると、本会議で討論ができないため、決算特別委員会の中で討論を行っています。しかし、委員会の中で討論を行った内容を、本会議で決算特別委員長が改めて報告するため、同じ討論を2度聞く形になっています。時間がかかることも踏まえて、決算委員になった1人会派の議員も、委員会で討論せず、本会議で討論すべきとの意見が出されました。検討会の中では、概ねそうすべきとの意見でしたが、自由松風会が現行通りとの意見でしたので、結論には至りませんでした。次回の議会改革検討会までに結論を出すことになりました。
以上、報告とします。