2014.6.26　議会改革検討会

　6月26日　9:30より、藤沢市議会、議会改革検討会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

 

１．座長の互選

　互選により、昨年度に引き続き、松下座長となりました。

２．検討事項

（1）決算審査について

　事務事業評価を昨年度より導入しました。その後、分科会方式（各常任委員会ごと）で審査しては、という意見があり、昨年度の中で協議しましたが、課題整理が必要として、今年度については、昨年度と同様の方法を取ることになりました。引き続き、分科会方式について検討をしていくことになりますが、9月議会終了後に集中して議論していくこととなりました。

（2）予算審査について

　①代表質問および予算等特別委員会の質疑の通告期限等について

　　予算委員会の質疑通告期限について、改善が求められ、施政方針を示す時期なども含めて、調整をしている状況。

　②予算等特別委員会における質疑の会派持ち時間制について

　　予算委員会での質疑時間について、会派持ち時間制にすべきとの意見があり、協議してきました。昨年度から、市役所の閉庁時間である、17:15を目安に、翌日に持ち越すこととしたため、当面は、状況を見守るということになりました。

　③事業別審査について

　　予算審査における事業別審査については、引き続き検討課題とする。

（3）議員提案による政策条例について

　①条例づくりに向けた検討機関の設置について

　　議員や議会による、政策条例づくりについては、政策議論が必要であり、政策議論の持ち方、条例化に向けた協議・調整の仕組みなどを検討し、必要な機関の設置について、検討を進めることとしました。なお、座長としては、来年の統一地方選挙後、来期の中で検討できれば、という思いでありました。

３．第3回議員研修の開催について

　議会基本条例に定められている議員研修について、年2回の開催を予定しており、開催日時について確認しました。

　平成26年8月25日　13:00～　※講師・テーマは調整中。

４．その他

（１）ランキング

　日経グローカル（No.246　2014.6.16）の、議会改革ランキングが紹介されました。藤沢市議会は、74位（前回108位）でしたが、政務活動費の報告について閲覧について、していない（過去から実施している）となっていたため、日経グローカルに問い合わせしたところ、いくつかで間違いがあり、改めて次号（7/7）で、直したランキングを発表するとの事でした。

　※ランキングについては、指標のひとつと考えますが、議会改革については、今の社会情勢を踏まえ、藤沢市議会に何が必要なのか、何を見直すべきなのか、とても面倒なことでも、必要があれば見直していく、というスタンスに立ち、必要性や目的を第一に議論し、必要に応じて見直すべきだと考えます。そして、そのことの結果として、市民に身近で、信頼される開かれた議会に一歩前進し、ランキングに反映されるものだと思います。ランキングを上げることが目的にならないように、議会改革を進めていくことが大事だと私は思います。

（2）次回の議会改革検討会（予定）

　平成26年10月17日　9:30～　

 

以上、報告とします。