7月6日 9:00より、消防団による操法大会が開催され、見学しました。競技の内容は、小型ポンプで吸水し、消防ホース3本をつなぎ、放水するまでの時間を競うもので、タイムのほか、指揮能力、熟練度、安全、迅速、確実性などを加味して審査がされます。
日頃の訓練の成果として、各分団が全力で挑みましたが、途中、上手くいかずタイムが遅れたり、逆に過去の優勝分団は、さすが、てきぱきとして早いタイムをたたき出すなど、特徴を見ることが出来ました。一つ気になったことは、蒸し暑い中での開会式中、一人の団員が倒れたこと。開会式をなくせとは言いませんが、なるべく、短時間の開会式にすべきと思いました。
写真は操法大会の様子と、最後の写真は、市議会議員の吉田淳基議員(若い!)。
11:00より、湘南台七夕まつりが、湘南台駅地下広場で行われ、顔を出しました。多摩大学の学生が実行委員会に参加し、積極的に取り組んでいるとのことで、今日は、湘南台中学・高校の生徒が演奏などを披露していました。広場には、円行公園でとった竹に、通行する市民、子どもたちが、短冊に願いを書き、竹にくくりつけていました。この短冊は、お祭りが終わった後、鵠沼皇大神宮で、願いが叶うよう、お焚き上げをしているそうです。第8回の七夕まつりとのことで、かなり定着してきているという感じでした。
写真は、七夕祭りの短冊の様子と、市長のあいさつ。
13:30より、カナエール2014夢スピーチコンテストが、横浜の開港記念会館で行われ、出席しました。横浜ポートフォーの視察に行ったときに、運営側の代表から、スピーチコンテストの取り組みがあると聞いたので、市民憲章50周年の取り組みがありましたが、参加をさせていただきました。児童養護施設や里親制度で生活している子どもたちは、18歳を迎えると施設、里親を出なければなりません。初めて1人で自立することとなります。アパートを借りる、大学や専門学校への進学、就職など、様々な新しいことに直面します。しかし、私たちと違うのは、相談できる親がいないということです。だから支援が必要なのです。
里親制度を利用している、子どものスピーチでは、ある程度の年齢になるまで、実の両親でないことを知らなかった。しかし、ここまで育ててくれて感謝すると涙ぐむ場面もありました。私が感じたのは、児童養護施設や里親制度で育った子供たちは、成長する過程で、不満や自分が置かれた状況との葛藤があったにせよ、いつの時点かに、そのことを理解し、そういう状況に置かれていたからこそ、同じような境遇の子どもたちが、夢を持てるような仕事をしたいという強い気持ちを持つようになるんだと。
児童養護施設の職員、保育士、建築士などをめざす生徒からのスピーチが約5分間行われました。それぞれの置かれた境遇を踏まえて、これから何をめざしていくのか?そのことが明確に示され、「頑張って!」という思いになりました。今日の、スピーチコンテストの参加費は5,000円。高い!という人もいると思いますが、この参加費が、子どもたちの奨学金の一部となるのです。会場は満席で、参加した方々は、みんな味方という感じでした。色々なことに批判・文句を言う人がいますが、このような取り組みに参加していただけば、その文句や苦情が、いかに小さいことか気づいてくれるでしょう。今日のスピーチコンテストの熱気から、取り組みの将来性について安心しましたが、個人のサポートとではなく、議員として、どのような支援ができるのか、考える必要があると感じました。
写真は、子どもたちの、これまでの経過を踏まえ、撮影禁止でしたので、ありません。
以上、報告とします。