9月29日 10:00より、藤沢市議会決算特別委員会が開催され傍聴しました。本日は、先週金曜日の質疑を踏まえて、各委員が評価シートに記入し、集約したものについて、委員会としての結論をだしました。内容の抜粋は次の通りです。
なお、今回の事務事業評価の仕方については、昨年の事務事業評価の総括に基づいて、項目別評価については、点数を集計して委員会の評価という手法になりました。項目別評価の点数・基準及び、委員評価の評価区分は次の通りです。なお、加藤(一)委員、栗原委員は、項目別評価を行いませんでしたので、8人での合計点、委員評価では、加藤(一)委員が評価をしていませんので、9人での評価となります。
1.項目別評価
※委員の評価点 ①=3点/②=2点/③=1点/④=0点として、委員8人の合計点の基準
(1)必要性(市民ニーズ)
①必要性が高い 合計点 21点~24点
②どちらかといえば必要性がある 12点~20点
③必要性が低い 4点~11点
④必要性がない 0点~3点
(2)妥当性(市が行わなければいけないのか)
①市が行わなければならない 合計点 21点~24点
②どちらかといえば市が実施すべき 12点~20点
③市が行う必然性が低い 4点~11点
④市が行う必然性はない 0点~3点
(3)費用対効果(コストに見合った効果があるのか)
①効果的である 合計点 21点~24点
②どちらかといえば効果的である 12点~20点
③効果が低い 4点~11点
④効果がない 0点~3点
(4)成果(目標の達成状況)
①成果を得ている 合計点 21点~24点
②どちらかといえば成果を得ている 12点~20点
③どちらかといえば成果を得ていない 4点~11点
④成果を得ていない 0点~3点
2.委員評価(事務事業の方向性) ※委員評価は、点数ではなく、委員の評価によるもので、評価人数の多いものを評価結果としますが、協議により決定します。
(1)拡充する
(2)現状のまま継続する
(3)改善し継続する
(4)見直しのうえ縮小する
(5)休止・廃止する
1.防災設備等整備事業費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計24点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計23点で、「①市が行わなければいけない」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計17点で、「②どちらかといえば効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計16点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する7人/現状のまま継続する1人/改善し継続する1人で、協議の結果、「拡充する」という結論になりました。
2.成年後見制度等推進事業費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計24点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計21点で、「①市が行わなければいけない」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計17点で、「②どちらかといえば効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計17点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する8人/改善し継続する1人で、協議の結果、「拡充する」という結論になりました。
3.認定保育施設等保育料助成費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計22点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計19点で、「②どちらかといえば市が実施すべき」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計16点で、「②どちらかといえば効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計15点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する1人/改善し継続する6人/見直しのうえ縮小する1人で、協議の結果、「改善し継続する」という結論になりました。 ※未記入1人
4.子ども・若者育成支援事業費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計23点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計18点で、「②どちらかといえば市が実施すべき」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計16点で、「②どちらかといえば効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計15点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する4人/現状のまま継続する4人/改善し継続する1人で、協議の結果、「拡充する」という結論になりました。
5.がん検診事業費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計23点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計19点で、「②どちらかといえば市が実施すべき」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計15点で、「②どちらかといえば効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計13点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する3人/現状のまま継続する2人/改善し継続する4人で、協議の結果、「改善し継続する」という結論になりました。
6.誘客宣伝事業費
(1)項目別評価
① 必要性(市民ニーズ)→ 合計22点で、「①必要性が高い」という結果になりました。
② 妥当性(市が行わなければいけないのか)→ 合計18点で、「②どちらかといえば市が実施すべき」という結果になりました。
③ 費用対効果(コストに見合った効果があるのか)→ 合計21点で、「①効果的である」という結果になりました。
④ 成果(目標の達成状況)→ 合計19点で、「②どちらかといえば成果を得ている」という結果になりました。
(2)委員評価 (事務事業の方向性)
拡充する3人/現状のまま継続する3人/改善し継続する3人で、協議の結果、「改善し継続する」という結論になりました。
今後は、この結果と委員から付された意見を報告書にまとめて、10月3日の決算委員会終了後に内容を確認し、確定していく事となります。
以上、報告とします。