2014.12.4 衆議院選挙~投票日まで、あと10日

 2日に公示されました衆議院議員選挙ですが、既に期日前投票が始まっています。場所は、市役所新館1階で8:30~20:00です。私のところには、本日、入場整理券が届きましたが、期日前投票は、入場整理券を忘れても投票できます。 また、12/6からは、市内5カ所(長後・明治・鵠沼・御所見・湘南台)の市民センターでも期日前投票ができます。必ず、投票に行きましょう。

 

【働く者としてみたら】

 安倍政権では、派遣労働者は一生派遣労働者、正社員でもお金で解雇できる制度をつくろうとしています。また、残業手当について、成果を出すために勤務時間を裁量制とすることで、残業手当という概念をなくそうとしています。もちろん、裁量の認められている取締役などは、現状もそうなっていますが、課長や、担当者に勤務時間の裁量制などは現実味はなく、サービス残業が横行し、メンタル疾患の増大につながるでしょう。今の段階では、年収1,000万円以上に限定すると言っていますが、この制度が導入されれは、いずれ、この限定は解除されることが容易に想定でき、大変な問題なのです。

 今朝の新聞報道では、自民党の議席が増える情勢が報道がされました。私は、正直びっくりしています。国民の多くが疑問視している特定秘密保護法、憲法解釈の変更、原発再稼働、今言いました、労働者の働き方の変更など、この選挙の結果で自民党が勝てば、国民が容認というか、国民が、「そうしてほしい」という結果になるのです。そのことを本当に理解しているのでしょうか?私は、残る選挙戦で訴えていきたいと思います。

 私は、内容よりも、国会で議論になっている経過が理解できないのです。例えば、派遣労働者の働き方について、私の知り合いにも派遣で働いている人がいますが、その人は、派遣を望んで働いています。ライフステージやライフスタイルによって、派遣や非正規社員を望む人は、昔からいたと思いますし、今でもいる訳です。しかし、正規社員になりたくても、なれなくて派遣や非正規社員をしている人は大幅に増加しています。この流れを是とするのが安倍政権なのです。

 そして、一番の問題は、派遣労働の見直し、残業手当をなくすなどの、労働法制の見直しについて、働いている側が要望して、政府が議論しているわけではないということです。働くもののルールを見直すのに働いている者は、だれも望んでいないということが、一番の問題なのです。働かせている側が、人件費を下げたいとの思いで議論がされているのです。働く社員を物あつかいするような安倍政権を私は是とはできません。

 経営者より、労働者の方が圧倒的に多いのに、なんで、自民議席300超という情勢になるのでしょうか?少し考えれば誰でもわかることです。どちらが間違っていて、どちらが正しいのか。。。

 ※私は、民主党公認「あべともこ」候補を応援しています。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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