2015.2.4 広報広聴委員会
2月4日 10:30より、広報広聴委員会が開催され、委員長として出席しました。今回は、昨年度1度も協議できなかった「議会だより」のあり方について、私の作成した委員長メモに沿って協議しました。内容は次の通りです。
「議会だより」について(委員長メモ)
1.「議会だより」への掲載事項(基本掲載)
(1)5月臨時会・6月議会
①議案
②議会の新役員
③一般質問
④常任委員会報告
⑤特別委員会報告
⑥議案等審議結果一覧
(2)9月議会
①議案
②決算審査のあらまし
③決算討論
④一般質問
⑤常任委員会報告
⑥特別委員会報告
⑦議案等審議結果一覧
(3)12月議会
①議案
②一般質問
③常任委員会報告
④特別委員会報告
⑤議案等審議結果一覧
(4)2月議会
①議案
②予算審査のあらまし
③予算討論
④代表質問
⑤常任委員会報告
⑥特別委員会報告
⑦議案等審議結果一覧
(5)その他(不定期掲載)
①議員全員協議会
②議会報告会関係
(6)過去に掲載された主なもの
①議長会の動き
②豆知識(用語解説)
③議会史編さん委員会
④郷土の話あれこれ
⑤請願・陳情の方法
⑥ホームページの案内
⑦議員出席表
⑧100条委員会の調査報告
⑨議会基本条例 など
※掲載する事項については、基本掲載を中心に、議会ごとに広報広聴委員会で協議して、決定するという現在の方法を継続していきたいと考えます。
⇒「議会だより」に掲載する事項については、上記(1)~(4)に記載した基本事項を載せ、その他に掲載する必要のある事項については、広報広聴委員会い゛協議して決めていく。という現在の手法を継続していくことを確認しました。
2.議会報に関する申し送り事項(平成25年度⇒26年度)
(1)一般質問の編集について
①従来どおり、事務局の編集とする中で、その掲載内容について、質問者の意向を尊重し、掲載する項目や文章構成などを組み入れる。
※質問者の意向を尊重することで、これまで事務局で調整してきたバランスがとれなくなることが想定されます。しかし、議員の質問の狙いが的確に表現されるのも必要なことから、あまりバランスにとらわれずに編集することを検討してはどうか。
②従来の事務局の編集によらず、議員自らが編集できるようにする。
※同様にバランスがとれなくなることが想定されることに加えて、録音テープで、実際に発言されているか確認作業が生じます。また、議員による直接編集では、ですます調など、統一感をとる必要があります。
⇒②については、整理する課題が多いため見直しを見送り、①のように、一般質問した議員が、一番主張したい部分(要旨など)を予め、事務局に伝えて、編集していくことに見直し、必要な課題整理を行っていくことを、次年度に申し送りしていくことを確認しました。
(2)一般質問の件名一覧掲載
議員がどのような質問をしたのか、より明確にするため、一般質問の件名一覧を掲載する。
※一般質問の編集課題とリンクすると考えます。従来通りの編集を継続する場合、スペース課題、掲載の仕方などを整理した上で掲載することも検討できるのでは。
(3)文字の大きさ
文字を大きくして見やすいようにする。
※現状では、紙面スペースの関係で、どちらかというと掲載すべき内容をカットせざるを得ない状況であることから難しいと考えます。
ただし、決算審査における事務事業評価の追加、予算審査の事業別審査が検討されていること、細かい文字がビッシリで敬遠されがち、などの状況からして、ページ数のあり方を検討する時期ではないかと考えます。合わせて、他市の議会報で参考になる(読みやすい、読みたくなる)ものもあるので、かかる予算、委託状況なども調査・研究する必要があると考えます。
(4)紙面のサイズ変更
議会報の紙面サイズを現在のタブロイド版からA4サイズに変更する。
※上記と同様。
(5)政務活動費の使途の議会報掲載
議会報のあり方を見直す中で、政務活動費の使途の掲載を検討事項とする。
※上記と同様。
⇒上記(2)~(5)については、現在の限られた紙面なスペース(タブロイド版8ページ)では、解決できないことから、紙面スペースのあり方(増ページ)の検討を次年度に申し送りしていくことを確認しました。
なお、現在のタブロイド版8ページにかかる予算は、580万円。12ページにすれば1.5倍の予算が必要になります。同様に、A4に変更する場合は、約3倍となり現実的には困難としました。カラーにするには約1割増し程度であることから、検討に値すると考えます。いずれにしても、他市の議会報、作成にかかる手法や予算をもっと調査・研究する必要がありますので、次年度の中で、検討がされることとしました。
3.申し送り事項に関する意見
(1)議会報について
新たな課題等が増えたため、前年度からの申し送り事項の検討が進まないまま、引き継ぐことになるので、次年度以降の広報広聴委員会では、優先順位を決めて取り組む必要があるのではないか。
⇒このことを受けて、今回の協議となりました。
4.今後の取り組みについて
(1)紙面サイズ変更にかかるコスト調査
(2)編集を委託している他市の状況を調査(委託費含む)
(3)事務局編集にかかる作業量の検証
(4)見やすい、読みたくなる編集の工夫・研究
※上記のような取り組みをしていくことを次年度への申し送り事項としたい。
⇒まずは、他市の議会報を収集し、編集の手法、コスト、見やすさなどを研究、比較をし、藤沢市議会の「議会だより」をどのように見直していくかの議論を進めていくことを次年度への申し送りとしました。
以上、報告とします。
update: 2015/02/05 |
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