2015.8.28　広報広聴委員会

　8月28日　13:10より、藤沢市議会広報広聴委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

 

1.　議会だよりについて

（1）一般質問掲載記事の希望制について

　一般質問の議会だよりへの掲載については、議会事務局が常任委員会などのバランスをとり、記事を掲載していましたが、質問した議員の意向に配慮するため、この6月議会から、どの件名・要旨を記事にしてほしいのか、希望がある場合については、希望を受けて記事にすることとしました。6月議会では、3件の要望があり、要望項目にそって対応したとの事でした。

（2）他市の状況について

　①2色刷り　　3/19市

　三浦市・南足柄市・藤沢市

　②部分（表紙・背表紙）カラー　　13/19市

　③前ページフルカラー　　3/19市

　川崎市・横須賀市・逗子市

　④A4板　　5/19市

　小田原市・茅ヶ崎市・逗子市・海老名市・南足柄市

　ここでは、川崎市の議会報が紹介されました。レイアウトを外部委託（委託料約220万円）をしており、とても見やすい議会報でした。藤沢市議会もこのくらいの取り組みが必要だと私は思いました。

　

（3）経費について

　現行の議会だよりにかかる経費は、平成27年度の印刷製本費として500万円です。

　①ページ8ページから12ページに増やした場合は、プラス約380万円

　②サイズをタブロイド判からA4板に変更した場合は、プラス約500万円

　③カラー化した場合は、プラス約140万円

　議会だよりについて、カラー化、ページ数、サイズの見直しなどについて、各会派で協議し、次回の委員会で協議することとなりました。

 

2.　ホームページについて

（1）一般質問の資料を議会中継時に掲載する場合、約45万円のコストがかかります。

（2）中継録画の長期公開について

　現状は約3か月の公開期間となっていますが、長期公開すべきという意見もあります。かかるコストとしては、1年分約26万円／2年分約52万円／3年分約78万円／4年分約104万円となります。他市の状況としては、横浜市4年間／川崎市1年間／相模原市平成17年から／横須賀市平成15年から／逗子市平成22年から／鎌倉市2年間など。

（3）中継録画のスマートフォン対応

　現在は、議会中継をスマートフォンで視ることはできません。スマートフォンで視るようにするためには、初期コストとして約26万円がかかり、維持費はかからないとのことでした。　

　ホームページのあり方について、録画公開期間、スマートフォン対応等について、各会派で協議し、次回の委員会で協議することとなりました。

 

3.　議会報告会について

　議会報告会の開催形式について、講演会（グループ討議）形式／ワールドカフェ形式／委員会方式／対象者限定方式／DP（討論型世論調査）方式などが示されました。各会派で協議し、次回の委員会で開催形式を決めていくこととなりました。　

　次回の広報広聴委員会は9月11日に開催することとなりました。以上、報告とします。