2015.9.13 民主党憲法フォーラム

 9月13日 14:00より、藤沢市民会館にて、民主党神奈川県第12総支部の主催で、憲法フォーラムが開催されました。フォーラムの講演会では、「集団的自衛権と憲法」をテーマに、慶応大学名誉教授「小林 節」憲法学者から、強行採決されようとしている「安保法制」について、どのような問題点があるのか、素人にも分かりやすく説明を受けました。「小林 節」氏の講演とあり、イスが足りなくなり立ち見の講演となりました。

 問題点を一言で表すと次の通りです。

1 安倍政権の異常性は、総裁選で一目瞭然。党内でものが言えない大勢。マスコミ介入が顕著。

2 憲法では主権者は国民。国民の幸福を妨げているのが安倍政権。

3 戦争法案の本質といして、アメリカが戦争した結果、日本の明日がなくなるという。有り得ない。軍事会議が持てない、交戦権が持てないと憲法にある。

※この流れを国民の常識で取り戻さなければならない。7/1の閣議決定からのこの流れについて、再び、閣議決定して、戻せばいい。強行採決して法案が成立しても、廃止法案で直せばいい。そのためには、野党共闘して、対抗するしかない。

 私は、この国民世論を無視した手続きについては、本当に腹が立ちます。かといって、政権交代になりうる政党に民主党がなっているかというと、残念ながらそうはなっていません。しかし、戦争法案が成立して、日本国民が戦争に巻き込まれるのは絶対にあってはならないことです。自民党の国会議員にも数多く、安保法制の課題をわかっている議員もいると説明がありましたが、党議拘束があるので、理解をいただけないと。。。

 安倍首相の暴走に対して、当初のアベノミクスの1本目の矢の結果に期待を寄せた国民は多いと思います。しかし、この安保法制については、疑問を持っている自公支持者も多いと思います。憲法は国民主権です。国民の6割強が今国会での成立を望んでいない状況からしても、今国会での成立を諦め、廃案にして、次の手続きに入るべきだと、私は思います。

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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