12月8日 9:30より、藤沢市議会子ども文教常任委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第55号 藤沢市地域子供の家条例の一部改正について
村岡子どもの家の供用を開始するため。また、合わせて、条例の名称も含めて、子供の家を子どもの家に改めるもの。
味村委員
子供を子どもに表記を変える。理由は?⇒他の条例や施設利用の幼児が施設の名称が読めるよう、優しい表現とした。
村岡子供の家の工事について、住民への周知は?⇒工事着手前に職員が、内容、スケジュールを説明した。近隣住民が意見を言える体制をとっている。
酒井委員
子ども表記にしていく理念は?⇒子供は、差別につながるとの意見もある。子どもをいじめから守る条例、子ども文教常任委員会なども、子どもとしている。今回は、市の方針に統一するもの。
この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第57号 藤沢市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び藤沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
国家戦略特別区域法の一部が改正に伴い、神奈川県において、地域限定保育士事業が実施されるため、保育士にかかる規定について、地域限定保育士を追加するもの。
味村委員
地域限定保育士について、現行の保育士との違いは?⇒資格の制限があり、取得後3年間はも取得地内で就労することが条件となる。その後は制限がなくなる。
保育士の賃金が低い。安心して働き続けられない状況にある。認識は?⇒子ども子育て支援新制度の公定価格に反映されている。他の職種より低いと報道されているが、一定の処遇改善が図られたと認識している。
北橋委員
この特区の全国的な状況は?⇒神奈川県、大阪府、沖縄県、成田市で導入。
保育士のチャンスが増えたということか?⇒その通り。
酒井委員
地域限定ということで、民間での処遇に差別があってはならない。市が対応すべきだが?⇒県が特区をとったので、市としては、地域限定保育士を条例に反映しなければ、本市で就労できない。指摘部分は企業のモラルであり、企業側に認識してもらいたい。
この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第59号 藤沢市公民館条例の一部改正について
再整備した六会公民館の供用開始に伴い、施設の使用料を定めるもの。
味村委員
六会公民館について、住民の意見要望が反映されたのか?⇒要望を踏まえて、防音の音楽室、談話室やホールの面積を広げた。
公民館は社会教育施設。公民館の果たしている役割は?⇒法の趣旨に基づいて、いつでも、だれでも学べる場として、地域の学習拠点と位置付けている。また、人づくり、地域づくりの役割も担っている。
利用料について、原則無料にすべきだが?⇒ランニングコストの一部を負担してもらう。調整率も50%と最も低く設定している。
北橋委員
音楽室の機能は?⇒防音機能によりバンド練習もできる。映画鑑賞の要望もあり、スクリーンの設置もしていく。
若い人をターゲットとした企画は?⇒市民活動推進センターも入るので、積極的なコラボを視野に入れて取り組んでいく。
体育館の規模などはどうなるのか?⇒今回の改築で規模の変更はないが、水漏れ、臭気などの対策を行った。
この議案は。味村委員が反対をしましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
陳情27第33号 藤沢市の認可保育所設置運営法人募集についての陳情
この陳情は、藤沢市が行っている認可保育所設置運営法人の募集について、河川の氾濫による浸水想定区域内である場合は、条件を設けるよう求めるものです。
平川委員
浸水域の保育園について、台風や大雨時の対応はどうしているのか?⇒浸水域の保育園は、保護者の早めの迎えや、児童を2階に上げるなどの対応をしている。
酒井委員
事業者選定の時、浸水区域は条件になっていないのか?⇒事業者の応募の前に、事前相談期間を設けている。浸水想定エリアか確認して、その場合は、地盤高や建物の階層など条件をつけ、総合的に審査して決めている。
栗原委員
過去の河川氾濫の状況は?⇒平成25・26年度で、各1件、軽度な逸水がある。
西委員
本鵠沼げんきっず保育園は、浸水域内だが?⇒想定は50cm未満で、建設にあたっては、地盤高80cmとし、避難マニュアル、避難訓練を指導している。
この陳情は、味村委員が主旨了承としましたが、採決の結果、主旨不了承となりました。
報告(1) 平成27年度全国学力・学習状況調査の結果について
平成27年4月、小学6年生と中学3年生を対象に実施され、その報告がされたものです。各正答率は、次の通りです。
【小学校平均正答率】
藤沢市(公立) 国語A 65.8% 国語B 60.6% 算数A 72.4% 算数B 43.0% 理科A 59.5% 理科B 58.9%
県(公立) 国語A 67.9% 国語B 64.3% 算数A 74.0% 算数B 44.8% 理科A 59.9% 理科B 60.8%
全国(公立) 国語A 70.0% 国語B 65.4% 算数A 75.2% 算数B 45.0% 理科A 61.3% 理科B 60.5%
【中学校平均正答率】
藤沢市(公立) 国語A 76.9% 国語B 66.1% 数学A 66.6% 数学B 44.6% 理科A 65.0% 理科B 49.3%
県(公立) 国語A 76.0% 国語B 66.5% 数学A 65.0% 数学B 43.3% 理科A 62.5% 理科B 49.1%
全国(公立) 国語A 75.8% 国語B 65.8% 数学A 64.4% 数学B 41.6% 理科A 63.8% 理科B 48.8%
味村委員
この調査が、過度な競争となってはいけないが?⇒指摘の通り、児童生徒の実態を正しく把握し、授業や指導のあり方を検証し、子どもたちへ返していくことが大切と考える。
北橋委員
小学校の教員の年代の状況は?⇒20~30代前半が多く、40代が少ない。
読書に関して、特別な試みは?⇒朝の授業前に読書にと取り組む。教育委員会では、月8日、学校図書館専門員を派遣している。
西委員
平均正答率の評価は?⇒大事なのは、内容を見て、どこの力がついているのか、弱いか、各学校が分析して、教育課程に反映させていくこと。
竹村委員
朝食を毎日食べている児童96.2%、生徒93%とある。食べていない子どもの分析が必要だが?⇒なぜ、食べられないのか、その背景を捉えて、適切な対応をしていくことが重要。
子どもの貧困を考えると、「今後の教育活動に向けて」の部分について、その視点が弱いと感じる。食べられない子どもへの支援を入れる必要があると思うが?⇒現場では、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを活用しながら、検討していく。
平均点で見えないところが大事なポイント。学力につまずいている子どもたちの底上げを重点にすべきだが?⇒各学校で、どこが弱いかを見る必要がある。そこを底上げしていくことが重要と考える。
報告(2) 学校生活についてのアンケート調査の結果について
この報告は、学校生活についてのアンケート調査の結果について報告がされたもので、過去3年間の結果がグラフで示されました。
1.調査対象
全市立小・中学校児童生徒
①小学生
1年生3,818/2年生3,826/3年生3,732/4年生3,584/5年生3,864/6年生3,919 = 計22,745人 回収率98.3%
②中学生
1年生3,412/2年生3,382/3年生3,439 = 計10,233人 回収率97.0%
2.調査内容「学校生活についてのアンケート」
①設問1~4は、「学校生活の中で嫌な思いをしている児童生徒の把握」
②設問5は、「自己の行動の見直し」
③設問6~8は、「周囲の児童生徒の意識」
3.各設問の結果と分析
設問1
①ひやかされたり、からかわれたり、嫌なことを言われたことがある。
※次の数値の1段が平成24年度、2段が平成25年度、3段が平成26年度、4段が平成27年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。
小1 17.8%/小2 26.6%/小3 29.2%/小4 31.7%/小5 26.7%/小6 22.2%/中1 31.6%/中2 26.1%/中3 20.2%
小2 23.2%/小3 22.3%/小4 25.4%/小5 24.4%/小6 19.6%/中1 23.9%/中2 24.8%/中3 14.1%
小3 17.4%/小4 16.8%/小5 16.9%/小6 17.4%/中1 21.7%/中2 18.9%/中3 14.7%
小4 17.3%/小5 12.7%/小6 14.9%/中1 17.2%/中2 15.8%/中3 11.7%
②仲間はずれにされたり、無視されたりした。
小1 13.0%/小2 20.5%/小3 17.6%/小4 16.4%/小5 12.8%/小6 8.9%/中1 9.4%/中2 6.9%/中3 5.7%
小2 16.0%/小3 14.9%/小4 14.4%/小5 12.8%/小6 8.4%/中1 8.4%/中2 6.6%/中3 4.0%
小3 11.1%/小4 8.7%/小5 7.9%/小6 6.9%/中1 7.0%/中2 5.2%/中3 4.1%
小4 8.7%/小5 6.0%/小6 5.2%/中1 5.5%/中2 4.9%/中3 3.1%
③持ち物を取られたり、かくされたりした。
小1 9.0%/小2 14.2%/小3 14.4%/小4 14.3%/小5 11.1%/小6 8.2%/中1 10.6%/中2 8.8%/中3 6.3%
小2 11.0%/小3 11.2%/小4 11.8%/小5 10.4%/小6 7.9%/中1 7.5%/中2 7.2%/中3 5.3%
小3 7.4%/小4 6.2%/小5 6.5%/小6 5.7%/中1 7.9%/中2 5.7%/中3 4.5%
小4 6.4%/小5 4.6%/小6 4.7%/中1 5.7%/中2 4.8%/中3 3.9%
④なぐられたり、けられたりした。
小1 13.5%/小2 19.8%/小3 16.5%/小4 17.2%/小5 11.5%/小6 9.1%/中1 11.3%/中2 10.0%/中3 7.2%
小2 17.9%/小3 11.9%/小4 12.0%/小5 11.4%/小6 8.0%/中1 7.9%/中2 7.8%/中3 5.3%
小3 10.0%/小4 8.3%/小5 6.5%/小6 6.4%/中1 8.1%/中2 6.7%/中3 5.6%
小4 8.8%/小5 4.9%/小6 6.0%/中1 6.5%/中2 5.1%/中3 3.9%
⑤お金を出させられたり、おごらされたりした。
小1 1.2%/小2 1.7%/小3 1.6%/小4 2.1%/小5 1.8%/小6 0.9%/中1 1.4%/中2 1.9%/中3 1.8%
小2 1.9%/小3 1.2%/小4 1.5%/小5 1.6%/小6 1.3%/中1 1.6%/中2 1.8%/中3 1.0%
小3 0.8%/小4 0.9%/小5 0.9%/小6 1.0%/中1 1.2%/中2 1.2%/中3 1.2%
小4 0.8%/小5 0.8%/小6 0.9%/中1 0.8%/中2 0.8%/中3 0.9%
⑥悪口を書いた手紙を回された(小学低学年)・パソコンや携帯電話で悪口を言われたり、書き込まれたりした。(低学年~中学生)
小1 1.2%/小2 1.2%/小3 0.9%/小4 1.3%/小5 1.3%/小6 1.2%/中1 2.0%/中2 2.4%/中3 3.2%
小2 1.7%/小3 1.5%/小4 1.3%/小5 1.2%/小6 1.4%/中1 3.5%/中2 3.7%/中3 3.3%
小3 0.7%/小4 0.6%/小5 0.8%/小6 1.5%/中1 4.2%/中2 3.2%/中3 3.0%
小4 0.8%/小5 1.1%/小6 1.6%/中1 2.4%/中2 2.2%/中3 2.1%
設問2
設問1の①~⑦のようなことから、学校に来るのがつらくなることがある。
※次の数値の1段が平成24年度、2段が平成25年度、3段が平成26年度、4段が平成27年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。
小1 11.2%/小2 16.6%/小3 14.1%/小4 13.9%/小5 9.8%/小6 8.7%/中1 7.4%/中2 8.9%/中3 6.9%
小2 14.2%/小3 12.4%/小4 12.0%/小5 10.3%/小6 8.0%/中1 7.5%/中2 8.3%/中3 6.2%
小3 9.7%/小4 8.1%/小5 6.7%/小6 6.4%/中1 6.4%/中2 7.4%/中3 6.1%
小4 7.7%/小5 6.2%/小6 5.5%/中1 5.9%/中2 6.5%/中3 5.0%
設問3
友だちのことで悩んでいることや、心配なこと、相談したいことがある。
小1 9.5%/小2 12.4%/小3 11.1%/小4 13.2%/小5 10.9%/小6 10.8%/中1 9.4%/中2 9.6%/中3 9.0%
小2 9.8%/小3 13.9%/小4 14.9%/小5 14.6%/小6 12.4%/中1 11.7%/中2 11.1%/中3 9.5%
小3 8.6%/小4 9.6%/小5 9.3%/小6 10.1%/中1 10.5%/中2 11.4%/中3 9.1%
小4 8.6%/小5 8.4%/小6 8.8%/中1 8.1%/中2 8.7%/中3 9.2%
設問4
設問3で、「はい」と答えた人。悩みを相談したいと思う人は誰ですか?
【小学生】
・友人 ・家の人 ・担任 ・養護教諭 ・部活動顧問 ・スクールカウンセラー ・その他
【中学生】
・友人 ・家の人 ・担任 ・養護教諭 ・部活動顧問 ・スクールカウンセラー ・その他
設問5
周りの人に、次のようなことをしたことはありますか?
①ひやかしたり、からかったり、嫌がることを言った。
小1 8.2%/小2 12.0%/小3 16.9%/小4 22.3%/小5 22.8%/小6 26.1%/中1 33.4%/中2 27.3%/中3 22.5%
小2 13.9%/小3 12.2%/小4 19.2%/小5 22.5%/小6 23.4%/中1 23.1%/中2 25.9%/中3 14.3%
小3 10.0%/小4 12.3%/小5 13.4%/小6 18.8%/中1 18.5%/中2 17.8%/中3 16.3%
小4 10.7%/小5 10.6%/小6 12.4%/中1 17.7%/中2 15.4%/中3 11.1%
②仲間はずれにしたり、無視したりした。
小1 4.2%/小2 6.1%/小3 6.8%/小4 7.6%/小5 7.0%/小6 7.7%/中1 8.5%/中2 6.0%/中3 4.1%
小2 4.8%/小3 5.4%/小4 6.4%/小5 6.3%/小6 5.3%/中1 5.6%/中2 5.2%/中3 2.6%
小3 3.2%/小4 2.5%/小5 3.3%/小6 4.0%/中1 3.0%/中2 3.5%/中3 3.0%
小4 3.3%/小5 2.4%/小6 2.6%/中1 3.7%/中2 2.8%/中3 2.6%
③持ち物を取ったり、かくしたりした。
小1 4.5%/小2 5.0%/小3 5.5%/小4 6.8%/小5 6.3%/小6 6.2%/中1 7.5%/中2 5.5%/中3 3.4%
小2 3.8%/小3 4.5%/小4 6.7%/小5 6.9%/小6 5.2%/中1 4.5%/中2 4.2%/中3 3.1%
小3 3.0%/小4 4.0%/小5 5.0%/小6 4.7%/中1 4.3%/中2 3.5%/中3 3.3%
小4 2.8%/小5 2.8%/小6 3.1%/中1 4.0%/中2 3.0%/中3 2.5%
④なぐったり、けったりした。
小1 7.4%/小2 9.0%/小3 9.7%/小4 12.9%/小5 10.0%/小6 10.6%/中1 11.4%/中2 9.1%/中3 7.5%
小2 8.0%/小3 7.8%/小4 8.6%/小5 9.2%/小6 7.6%/中1 7.6%/中2 7.7%/中3 4.8%
小3 7.0%/小4 6.2%/小5 6.3%/小6 6.5%/中1 7.0%/中2 6.1%/中3 5.3%
小4 6.9%/小5 4.3%/小6 5.5%/中1 7.1%/中2 4.7%/中3 3.7%
⑤お金を出させたり、おごらせたりした。
小1 0.6%/小2 0.6%/小3 0.6%/小4 0.9%/小5 0.8%/小6 0.5%/中1 0.9%/中2 1.1%/中3 1.1%
小2 0.4%/小3 0.3%/小4 0.5%/小5 0.5%/小6 0.9%/中1 0.9%/中2 1.3%/中3 0.8%
小3 0.2%/小4 0.2%/小5 0.3%/小6 0.6%/中1 0.5%/中2 0.7%/中3 0.7%
小4 0.2%/小5 0.2%/小6 0.2%/中1 0.3%/中2 0.4%/中3 0.7%
⑥悪口を書いた手紙を回した。パソコンや携帯電話で悪口を言ったり、書き込んだりした。
小1 0.2%/小2 0.2%/小3 0.4%/小4 0.6%/小5 0.6%/小6 0.8%/中1 2.1%/中2 1.5%/中3 1.6%
小2 0.7%/小3 0.3%/小4 0.5%/小5 0.5%/小6 0.9%/中1 2.6%/中2 2.6%/中3 1.7%
小3 0.2%/小4 0.3%/小5 0.3%/小6 0.7%/中1 2.1%/中2 2.3%/中3 1.9%
小4 0.4%/小5 0.5%/小6 0.7%/中1 2.8%/中2 1.7%/中3 1.2%
設問6
同じ人が繰り返し、次のようなことをされている場面を見たり、聞いたりしたことはありますか?
①ひやかされたり、からかわれたり、嫌がることを言われていた。
小1 14.8%/小2 26.3%/小3 30.1%/小4 33.9%/小5 30.4%/小6 34.6%/中1 44.4%/中2 36.7%/中3 27.2%
小2 20.2%/小3 23.5%/小4 30.3%/小5 31.4%/小6 29.5%/中1 32.4%/中2 35.4%/中3 22.7%
小3 17.4%/小4 18.5%/小5 22.7%/小6 26.1%/中1 31.1%/中2 29.6%/中3 25.9%
小4 19.3%/小5 18.6%/小6 21.9%/中1 29.6%/中2 28.2%/中3 19.3%
②仲間はずれにされたり、無視されたりしていた。
小1 11.5%/小2 21.3%/小3 24.1%/小4 22.0%/小5 19.2%/小6 20.1%/中1 20.4%/中2 16.6%/中3 13.6%
小2 15.9%/小3 19.3%/小4 21.5%/小5 20.9%/小6 17.2%/中1 17.0%/中2 17.9%/中3 8.9%
小3 12.7%/小4 13.0%/小5 13.1%/小6 14.4%/中1 13.8%/中2 13.2%/中3 10.0%
小4 11.7%/小5 10.4%/小6 11.4%/中1 12.2%/中2 12.6%/中3 7.3%
③持ち物を取られたり、隠されたりしていた。
小1 9.3%/小2 15.4%/小3 17.6%/小4 21.0%/小5 18.2%/小6 14.0%/中1 17.8%/中2 16.6%/中3 10.9%
小2 14.6%/小3 15.3%/小4 16.1%/小5 15.9%/小6 13.9%/中1 11.2%/中2 13.0%/中3 8.9%
小3 9.0%/小4 10.1%/小5 10.0%/小6 10.9%/中1 12.7%/中2 10.4%/中3 8.7%
小4 9.2%/小5 7.2%/小6 6.6%/中1 11.5%/中2 9.6%/中3 6.5%
④なぐられたり、けられたりしていた。
小1 13.5%/小2 22.7%/小3 23.3%/小4 22.4%/小5 16.3%/小6 15.5%/中1 18.4%/中2 15.0%/中3 10.7%
小2 18.6%/小3 16.7%/小4 19.7%/小5 14.9%/小6 11.8%/中1 10.9%/中2 12.4%/中3 7.1%
小3 14.9%/小4 11.3%/小5 11.2%/小6 10.2%/中1 10.3%/中2 10.6%/中3 9.5%
小4 13.1%/小5 7.9%/小6 9.3%/中1 11.6%/中2 10.0%/中3 5.1%
⑤お金を出させられたり、おごらされたりしていた。
小1 2.1%/小2 2.3%/小3 1.8%/小4 1.8%/小5 2.6%/小6 2.7%/中1 2.2%/中2 3.4%/中3 2.4%
小2 2.2%/小3 1.9%/小4 1.8%/小5 2.7%/小6 2.6%/中1 2.2%/中2 3.3%/中3 2.3%
小3 1.3%/小4 1.3%/小5 1.3%/小6 1.8%/中1 1.7%/中2 2.1%/中3 2.0%
小4 0.9%/小5 1.0%/小6 1.2%/中1 1.1%/中2 1.7%/中3 1.4%
⑥パソコンや携帯電話で悪口を書き込まれていた。
小1 1.0%/小2 1.2%/小3 1.3%/小4 1.1%/小5 1.7%/小6 1.7%/中1 3.8%/中2 4.9%/中3 6.6%
小2 3.2%/小3 3.0%/小4 3.0%/小5 1.9%/小6 2.8%/中1 9.4%/中2 10.9%/中3 7.5%
小3 1.6%/小4 2.3%/小5 1.1%/小6 3.2%/中1 8.7%/中2 9.6%/中3 9.1%
小4 1.0%/小5 1.8%/小6 2.0%/中1 5.7%/中2 5.9%/中3 6.0%
設問7
設問6のようなことから、まわりに、学校に来るのがつらくなっている人がいると思いますか?
小1 10.9%/小2 22.5%/小3 23.6%/小4 28.4%/小5 24.3%/小6 24.4%/中1 28.3%/中2 26.7%/中3 21.4%
小2 7.2%/小3 25.1%/小4 27.0%/小5 25.5%/小6 23.2%/中1 25.4%/中2 27.9%/中3 20.5%
小3 16.7%/小4 21.7%/小5 21.0%/小6 22.8%/中1 24.4%/中2 26.7%/中3 22.6%
小4 20.4%/小5 22.5%/小6 21.7%/中1 25.8%/中2 21.8%/中3 20.6%
味村委員
困難を抱えた子どもへの支援について、児童支援担当教諭の今後の配置は?⇒予算もあるが、全校配置をめざして取り組んでいる。
西委員
県から学期に1回のアンケートするようにとなっているのか?⇒年3回の指示受けている。市では年2回のアンケートに加えて、年1回以上、各学校独自のアンケートを実施している。
回答率を100%に近づけないと正確な評価ができないのでは?⇒長期欠席者には、スクールカウンセラーが家庭訪問して、心の中のことを聞きながら、立て直す指導をしている。アンケートでない方法でフォローしている。
酒井委員
回答について、答えたくない子どもの主体性は確保されているのか?⇒子どもに強いるものではない。
いじめを助けた体験があるか、などの設問を入れた方が良いと思うが?⇒自由記載欄である。
北橋委員
児童生徒の携帯電話やスマホの所持率は?⇒6年生59.6%、中学3年生84.1%で、昨年度より、2%増えている。
携帯電話やスマホのルール作りが必要だが?⇒ネットトラブルについて、情報モラル教室している。最新のネットトラブルについては、ICTの支援を外部企業へ委託し、学校の要請により、教室を開けるようにしている。
スクールバディサミットすると聞いているが?⇒12/12に教育文化センターで開催される。市が後援しており、バックアップしていく。
平川委員
誰も相談する人がいないという子どもについて、どう対応していくのか?⇒相談しづらい子どもがいることは認識している。担任が良く見ることが重要。学校でも相談窓口を多くすることで、相談しにくさを解消していく。
竹村委員
誰も悩みを聞いてくれなかったという絶望感で大津市の自殺は起きた。設問のくくり方を変える必要あるが?⇒今後、検討していく。
学校現場の課題は、相談できる場所であり、もし担え切れないのであれば、川西市のように外部に、子どもに寄り添うものをつくることも必要だが?⇒学校内で相談の受け皿を作ることが大事。学校外の受け皿は、いじめ相談ホットラインやメールなどで対応している。
報告(3) 中学校給食試行結果について
本年10月以降、新たに給食を開始した試行校3校で、検証を行った結果について報告がされたものです。内容の抜粋は次の通りです。
1. 配送等に係る時間の検証
調理後2時間以内に給食を提供することが可能かどうか確認するため、明治中学校で検証を行いました。
(1) 検証方法
調理業者が調理工場を出発してから、学校の給食開始時刻までの時間を調査。
① 10/26 献立 チーズハンバーグ/食数 149食/給食開始まで 2時間。
② 10/27 献立 あじフライ/食数 134食/給食開始まで 2時間5分。
③ 10/28 献立 ウインナーサンド/食数 141食/給食開始まで 1時間40分。
④ 10/29 献立 プルコギ/食数 135食/給食開始まで 2時間。
⑤ 11/4 献立 うずら卵と野菜の五目煮/食数 122食/給食開始まで 1時間10分。
※10/27は、ドライバーのミスにより、時間超過。
(2) 検証結果
配送と配膳に係る時間の平均 1時間37分で、2時間以内の給食提供が可能ということが確認された
2. 大規模校での検証
10/26に、六会中学校(22学級)で検証したところ、配送と配膳に係る時間が1時間20分で、学級数の多い学校においても、配膳員の増員などで対応できることことが確認できた。
3. 全校実施に向けた課題への対応
(1) 2時間以内の給食実施が困難な地域について
調理業者の調理場(海老名市)から給食を配送して、2時間以内に喫食できる地域は、明治中学校での検証結果から、同校と同じぐらいの距離にある15校であることが確認できた。そのため、それよりも南に位置する湘洋・鵠沼・片瀬・高浜中学校については、2時間以内に喫食できないことが想定される。しかし、配膳員を増員し、学校内での作業時期間を短縮すれば、対応が可能と考える。
4. 試行期間終了後の調理業者選定について
試行期間終了後の平成28年度に改めて、実施可能な調理業者を選定することとなるが、試行結果が示す通り、調理工場から給食を1時間以内に配送可能な業者であれば、業務を請け負うことが可能と考える。
5. 今後のスケジュールについて
(1) 平成28年1月 第一・明治・六会中学校の生徒・保護者にアンケートを実施。
(2) 平成28年2月議会において、全校実施に向けた実施計画案を報告。
西委員
喫食率について、実施している他市のように、下がったら業者撤退が考えられる。その場合、赤字部分を市が負担することはあるのか?⇒藤沢市の場合、試行期間内の喫食率は、35%程度で、ほぼ横ばい。現在の業者は30%が維持できればと言っている。赤字補てんは考えていない。
実施している逗子市は、毎日、汁物がある。同じようにできないか、また、ボリュームの不足はないか?⇒汁物を増やすと塩分が高くなってしまう。健康面の配慮が必要。文科省が示しているの820kcalに達していないが、おかわり用を提供している。
味村委員
運営方式について、自校直営方式にすべきだが?⇒時間と経費がかかる。また、中学校の給食時間は15分と短い。アンケートでも好評なので、継続していく。
平川委員
給食の申し込みについて、直前予約できるようにならないか?⇒小学校給食とルールは同じ。食材の発注の関係で、難しい。急きょの場合は、当日の予備食で対応する。
予備食の対応について、保護者に周知しているのか?⇒保護者説明会で説明しているが、積極的な周知はしていない。
酒井委員
1食あたりの実費と市の負担は?⇒食材費は1食300円で保護者負担。市の負担は委託料の314円。
配膳員を1人増やしたが?⇒今年度は、人数の指定はしていない。必要な人数として契約している。来年度以降は、人数が分かるので、踏まえた契約をしていく。
以上、報告とします。