2月4日 19:00より、藤沢市の「未来創造財団」・「興業公社」・「まちづくり協会」・「市民会館サービスセンター」・「湘南産業振興財団」の職員組合合同による、旗開きが開催され、参加しました。
藤沢市の出資財団組合員にとっては、指定管理者制度を導入してから、不安定な雇用環境となりました。もともと藤沢市が行っていた業務を、行政のスリム化を背景に財団の設立、業務委託から指定管理者制度の導入へと変遷してきましたが、どんどん雇用の安定が奪われています。行政の責任として、民間企業への影響も含めて、不安定雇用の状況をつくるべきではありません。財団には経営努力を求めていますが、努力すればするほど、委託費が削減される仕組みとなっています。努力して生み出た財産を財団職員のために使えないとすれば、努力する意味がなくなってしまいます。そして、そこで働く職員のモチベーションを確保するなんてできません。
指定管理者制度の制度そのものを見直す必要がありますが、制度は国の制度なので、藤沢市としては、指定管理者制度ではなく、安定した業務委託という形式をとり、財団職員の生活設計を確保する責任があると、私は思います。
旗開きでは、当面する取り組みとして、2月14日の藤沢市長選挙に向けて、現職の鈴木市長を支援していくことを全体で確認しました。
写真は、主催者あいさつをする、湘南産業振興財団労組の福田委員長と、来賓であいさつする「鈴木つねお」藤沢市長。