2月8日 18:30より、藤沢市の出資団体の労組役員と意見交換を行いました。内容は賃金課題についてで、まず、藤沢市職員の賃金改定や給与制度の総合的見直しの内容について説明をしてから、各財団がかかえる賃金カットや賃金抑制の状況について情報共有を図りました。
財団職員の賃金カットは、藤沢市職員に準じた1%カットに加え、湘南産業振興財団では更に1%のカットがされています。加えて、賃金抑制については、40歳以降、1年に4号昇給するところを2号にしている財団や、全年齢で3号昇給としているところなど、財団によって差があります。もともと、藤沢市が行政のスリム化(定数抑制)のために設置したものであり、藤沢市の給料表の2号(現8号)下位に位置づけられてきましたが、現在の昇給抑制を続ければ、市職員との賃金格差は広がる一方で、採用時に描いた生活設計とならず、将来の生活に不安があるどころか、職員のモチベーションの確保など到底できません。
今日、意見交換をしましたが、国が地方に圧力(介入)しているのと同じ構図であり、理解に苦しみます。当面の対応として、2月議会の代表質問、予算討論に組み入れていくことを約束して、意見交換会を終了しました。