2月17日 10:40より、藤沢市議会改革検討会ICT検討部会が開催され、オブザーバー参加しました。
今日の部会では、これまで調査・研究してきた、タブレット導入に伴うペーパーレス化について、調査報告書として(案)がまとまりましたので提示がされました。ここでは、目次を掲載します。
第Ⅰ章 ICT検討部会とは
1. ICT導入の検討に至った経緯
2. 藤沢市議会改革検討会ICT検討部会の設置
(1) 調査及び検討事項
(2) 報告
(3) 設置期間
(4) 部会長、副部会長、部会委員の氏名
(5) 会議の運営について
第Ⅱ章 部会の開催状況
1. ICT検討部会開催状況一覧
2. 藤沢市議会改革検討会への報告状況一覧
3. 議事録(第1回~10回)
第Ⅲ章 他市事例調査
1. タブレット端末を導入した先進自治体議会への視察について
(1) 調査目的
(2) 調査期間
(3) 視察先及び視察事項
(4) 視察者
(5) 報告
2. 寒川町議会視察報告書
3. 逗子市議会視察報告書
4. 全国の市議会におけるパソコン等使用状況について
第Ⅳ章 文書共有システム比較
1. 事業者によるタブレット端末・文書共有システム等の製品説明及びデモンストレーションについて
2. 文書共有システムの比較表
3. 文書共有システムの選定
4. 事業者提出資料(添付資料①)
第Ⅴ章 操作体験
1. 操作体験会の目的と事業者選定理由について
2. 参加者の意識調査について
(1) アンケート概要
(2) アンケート結果
3. 事業者提出資料(添付資料②)
第Ⅵ章 コストの概算
1. タブレット端末リース費用および通信費の料金比較
2. 文書共有システム利用料金の比較
3. ICT技術を活用したタブレット端末の導入に係る費用
4. 補足(タブレット端末の基本性能比較)
第Ⅶ章 効果の検証
1. 費用対効果の検証
(1) 紙資料削減効果の検証
(2) 二酸化炭素排出量削減効果の検証
(3) 職員の負担軽減効果の検証
(4) 費用対効果(コスト)の検証
第Ⅷ章 まとめ
1. 導入コンセプト
2. 導入提案
(1) タブレット端末の導入
(2) 文書共有システムの導入
3. 今後の検討事項
(1) 導入財源について
(2) 行政側の対応について
(3) 運用について
(4) 議場等の設備について
※この報告書の最後に、あとがきとして、「藤沢市議会改革検討会の任意組織としてICT検討部会の設置から約4か月間の調査期間で、ICTを活用したペーパーレス議会の導入による効率的かつ環境に配慮した議会運営の実現を目指すための多角的な検討を重ねた結果、議会運営に文書共有システム及びタブレット端末を活用した場合の効果として、コスト削減、環境負荷低減、職員の負担軽減、市民利益に資する取り組みにつながるとの結論に達した。
このことから、議会基本条例の趣旨に則り、時代に対応した地方分権を先導する議会をめざして、より市民に分かりやすい議会の実現及び合理的配慮を含めた議会機能の強化と行政効率の更なる充実強化の手段として、議会及び行政が一体となってICTを活用した議会運営に取り組むことで、より一層の市民福祉の向上と市政の発展に寄与することを願い、本部会の報告とする。と締めくくっています。
検討部会としては、タブレット端末の導入を推進していくべきと結論付けましたが、この報告書を2/19に開催される、議会改革検討会に提出し、改めて導入の是非等について協議することとなります。
※報告書は、友田副部会長が作成しましたが、構成、検証の仕方、まとめ方など、とても優れていると思いました。そして、短い時間で、ここまでの報告書をつくったことについて、さすがだなあと思いました。
以上、報告とします。