検定中教科書の閲覧について

 検定中の教科書を教員に見せて意見を聞いた事案について、文部科学省から照会があり、2/19時点で確認した内容について、報告がありました。

 報告によると、県内で、閲覧者のうち、意見聴取時に対価を払わなかったもの11人、払ったもの207人となっています。藤沢市については、意見聴取時に対価を払ったものとして、当時の小学校長1人が対象となっており、他に対象となっている中学校の教員については、現在調査中となっています。

 教科書採択については、教科書を発行している立場からすれば、採択されることにより、大規模な発注となるわけであり、そのための行為として理解はできますが、対価として金品を渡すことについては、贈収賄に発展する可能性もあり、いまだに、そのようなことが行われていたことに驚いています。

 私も、市役所に採用され公務員となって、幾度となく贈収賄に至る背景とか事例の研修を受け、絶対にやってはいけないことと意識づけられてきました。しかし、そういった懲戒事例も完全には無くなりません。 法とモラルを守る藤沢市として、改めて、今回の件についても徹底が必要と感じました。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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