2016.8.27　平成28年度　藤沢市総合防災訓練

　8月27日　10:00より、平成28年度藤沢市総合防災訓練が、消防防災訓練センターで行われました。議会の災害対策等特別委員会の委員として訓練視察をしました。訓練内容の抜粋は次の通りです。
　午前10:00、相模トラフを震源としたM8.2の大地震が発生した設定で、次のような訓練が行われました。
　〇【地震発生】　防災行政無線によるシェイクアウト訓練　
　〇レディオ湘南による、報道訓練
　〇市長をはじめ市の幹部による、災害対策本部設置訓練
　〇郵便局、レディオ湘南による、情報収集伝達訓練
　〇自治会・自主防災会（六会地区）による避難所開設・運営訓練
　〇藤沢市による食料生活物資検討会議
　〇消防団・自治会、自主防災会（湘南大庭地区）・ボーイスカウト・ガールスカウトなどによる火災防ぎょ訓練
　〇神奈川県警第二機動隊・救助犬訓練士協会・消防・消防団による、人命救助訓練
　〇NTT東日本による、情報収集訓練
　〇陸上自衛隊・藤沢市家庭防火推進員などによる、食料供給訓練
　〇藤沢市腎友会などによる、傷病者緊急搬送訓練　
　〇藤沢市医師会・歯科医師会・薬剤師会などによる、応急救護所開設訓練
　〇藤沢警察・歯科医師会・藤沢市葬祭業組合などによる、遺体収容訓練（新規）
　〇藤沢市土木部による、道路啓開訓練
　〇神奈川県土木事務所・藤沢市建設業協会などによる、道路復旧訓練
　〇（株）ハマキョウレックス・福山通運（株）・藤沢災害救援ボランティアネットワークなどによる、拠点倉庫開設・運営訓練
　〇藤沢災害救援ボランティアネットワーク（FSV）・藤沢市社会福祉協議会などによる、ボランティアセンター開設運営訓練　
　〇岐阜市・藤沢市商店会連合会・神奈川県トラック協会・藤沢警察・神奈川県LPガス協会などによる、緊急物資搬送訓練
　〇藤沢市管工事業協同組合などによる、応急給水訓練
　〇藤沢北警察・湘南電業協会などによる、交通信号機復旧訓練
　〇東京電力による照明投光訓練
　〇東京ガスによるガス管復旧訓練
　〇神奈川県企業庁・藤沢市管工事業協同組合などによる、水道管復旧訓練
　以上のような、多岐にわたる訓練が、多くの関係機関の協力で実施されました。なお、当日の参加者は588名（予定）。
★今回の訓練の中で、遺体収容訓練が追加されました。訓練では、葬祭業組合の方々が、板と釘で棺桶を組み立てていましたが、大規模な災害となった場合、材料のストックも含めて対応できるのか？素朴な疑問でした。東日本大震災の時はどうだったのか？どこかで遺体収容の実情を確認しておきたいと思いす。

　以上、報告とします。写真は、遺体収容訓練の様子と、有害ガスなどを吹き飛ばす大型ブロアー車両。