12月13日 議会運営委員会終了後に、藤沢市議会改革検討会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 予算・決算特別委員会における質疑通告制の見直しについて
この件については、前回の検討会にて、各会派から意見が出されたものを、まとめて次の通り確認しました。
(1)終了時間を決めることについて(17:30まで等)
委員長が17時の段階で、残りの質問者数を確認した上で、適当な時間に散会または延会を告げる。
(2)職員の時間外を減らす対策について
職員に過度な負担をかけないという共通認識に基づき、各自終了時間を意識し、また、予備日の設定等により時間外を減らす。
(3)質問が長くなる傾向の対策について
質問が長くなる傾向の対策として、各自数値等は事前に資料等で確認した上で、質疑に臨むこと。また、論点を整理し、時間を意識して質疑に臨むことなどを項目化し、議運で諮る。
(4)予備日の設定について
予備日に審査を行う前提ではなく、一定の制約を設けた上での予備日の設定は悪いことではないが、市側の意見を踏まえた上で最終的に判断すべきである。
(5)持ち時間制の考え方について(例:全体の会議時間から会派の人数での按分等)
(2)(3)などを実施した上でも過度な負担がかかる状況が解消されない場合、最終的には、持ち時間制の導入についても検討課題とする。
(6)予算・決算説明資料の充実について
資料の充実を図るべきではあるが、職員の過度な負担は避ける配慮が必要であるため、今後の重要な課題とし、場合によってはプロジェクトチームを設置して検討する。※プロジェクトチームの設置は、会派に持ち帰り協議となった。
2. 予算等特別委員会・決算特別委員会に係る市側の意見
(1)可能な限り審査日割りに沿った運営をお願いしたい。
(2)予定に遅れが生じる場合は、延会にする、時間外に審査を行う、いずれの対応もできますが、これまで同様しかるべき時間に、その日の方向性を決めていただくことをお願いしたい。
3. 議会運営委員会への申し送り事項(案)
【予算等特別委員会及び決算特別委員会について】
(1)今後の予算等特別委員会及び決算特別委員会における質疑通告制については廃止をすること。
(2)運営日割において、委員会における質疑通告のために設けていた休会日をなくすこと。
(3)午後5時の段階で、残りの質問者数を確認し、適当な時間に散会または延会を告げること。
(4)議員各々が質問が長くならないよう論点を整理し、数値等は事前に資料や聞き取り等で確認をして委員会に臨むこと。
(5)対策を講じた上でも職員に過度な負担がかかる状況が解消されない場合、最終的には時間制の導入等についても検討課題とすること。
(6)審査資料の充実については、今後の検討課題とすること。
※次回の検討会は、来年の2月議会中に開催することとしました。
以上、報告とします。