3月24日 13:30より、湘洋中学校に増設された校舎棟(津波避難施設)が完成したため、見学会が行われましたので、参加しました。増築した校舎棟の配置は次の通りです。
(1)1階 ピロティ
(2)2階 普通教室2室/相談室/トイレ
(3)3階 多目的室/相談室/防災備蓄倉庫/トイレ
(4)4階 普通教室3室
(5)5階 屋上
そして、今回の増築を含めた、津波避難者収容人数は、増築された3階部分267人分/4階部分446人分/屋上部分587人分/増築分計1,300人分。既存校舎の3階部分が2,225人分で、増築分と合わせて、3,525人分となります。この整備により、最大避難想定人数2,860人を上回ることから、生徒、地域住民等の安全・安心が図られたことになります。
さらに、普通教室を整備することができたため、これまでの教室不足も解消され、生徒の学習環境の改善にもつながったものと考えます。
写真は、整備された普通教室、1階ピロティに配置されている防災トイレ(ベンチの基礎に見える部分は災害時にはトイレになります)、屋上から海岸を見た様子、屋上から見た市営鵠沼住宅(黒く見える外階段は津波避難用に整備されたもの)。