10月4日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会(7日目)が開催され、副委員長として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。事業の内容、今年度の取組状況、課題、今後の考え方だけ聞いてる質問は割愛し、質問に目的や狙いがあると私が感じたものを中心に記載します。なお、副委員長ですので、吉田委員長と交替し委員長席で議事運営をしている時は、メモをとれませんのでその部分の質疑の掲載はありません。
【公債費以下歳出全部】
【補助金(総括)】
西委員
補助金について、メニューをどう把握しているのか?⇒国・県から案内がある。採択条件、補助率などを確認し、どれが最適か判断して手続きに入る。
【市税】
【地方譲与税以下歳入全部】
西委員
東電からの損害賠償金は全額賠償されるのか?⇒福島第一原発事故に伴う放射線を含む下水汚泥焼却灰に関するもの、焼却灰の放射能測定に係るもの、全額賠償される。
【特別会計】
認定第4号 平成28年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 44,662,700,120円(2,885,930,253円は翌年度に繰越)
味村委員
都道府県単位化に伴う、本市市民への影響は?⇒影響は少ないと考える。
一般会計からのその他繰入について、都道府県単位化後も続けていくべきだが?⇒平成30年度以降の動向を見て検討していく。
1人1万円、保険料を引き下げるべきだが?⇒平成29年度は、保険料を4,400円引き下げた。平成30年度以降も医療費の適正化に努めていく。
認定第8号 平成28年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 5,252,377,820円(137,204,909円は翌年度に繰越)
認定第3号 平成28年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 610,318,343円(23,045,830円は翌年度に繰越)
認定第7号 平成28年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 25,462,115,827円(894,761,509円は翌年度に繰越)
北橋委員
第7期介護保険事業計画における施設整備の考えは?⇒特養などの施設サービスと地域密着型サービスをバランスよく整備していく。特養は、平成29年4月現在で、888人の待機者がいるため、解消に向けて適切な整備目標をたてていく。
阿部委員
在宅支援が大切となる。他職種間の情報共有のためのICTの活用について検討状況は?⇒ICTにこだわらず日頃の連携が必要との声がある。勉強会、研修会などで関係者から意見を聞いていく。
横浜市青葉区の青葉モデルと言われるチーム型ケアが必要だが?⇒藤沢型地域ケアシステムの中では、医療介護の連携がポイントとなる。青葉モデルを参考に、他職種連携、ICTによる情報共有、緊急措置から機能回復、在宅へのコーディネートについて、2020年を一定の目安として方向性を出していく。
竹村委員
障がい福祉サービス利用者が、65歳になると介護保険サービスに移行する。平成28年度の状況は?⇒利用者が65歳になったのは25人で、うち介護保険サービスに移行が4人、21人は障がい福祉サービスを継続している。
介護保険サービスに移行した人で、サービスや負担で困った事例はあるか?⇒介護保険課では把握していない。
障がい福祉課と連携して、機械的な制度運用とならないよう、寄り添った対応をしてほしいが?⇒介護保険サービスに移行することにより負担が増えるケースはあると認識している。今まで障がい福祉サービスを受けていた人には、介護保険課、障がい福祉課で丁寧に説明をしていく。介護保険サービスに移行後、十分でない場合は、障がい福祉サービスを利用いただける。
共生型サービスの動向は?⇒障がいのある人が65歳になっても介護保険制度の中でサービスを受けられる共生型サービスの創設が示されている。障がい福祉と連携して取り組んでいく。
議案第49号 平成28年度藤沢市民病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 20,803,755,416円
味村委員
外来患者を増やしていく必要あるが?⇒急性期を終えた患者に説明し、紹介元へ戻ってもらう。そのことで、本当に急性期医療が必要な患者の枠が広がり、受けやすくなる。地域の医療機関を訪問し、紹介患者を増やす取り組みをしている。
1人当たりの平均入院日数は11日間。無理な追い出しをしていないか?⇒ない。
認定第2号 平成28年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 2,137,306,923円
(364,586,076円は翌年度に繰越)
認定第5号 平成28年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 634,650,967円(188,978,373円は翌年度に繰越)
認定第6号 平成28年度藤沢市湘南台駐車場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について 95,746,1968円
議案第48号 平成28年度藤沢市下水道事業費特別会計剰余金の処分及び決算の認定について 19,775,010,817円
※このあと採決が行われる予定でしたが、質疑(審査)が終了した後、議案第49号に属する事業報告書の中にある、市民病院職員の異動状況の合計欄の数値に間違いがあることが判明しました。審査は終了していますが、間違い箇所のある議案での審査であったため、本日の採決は行わず、延会としました。10月6日に開催される本会議で議案の修正について審議がされる予定です。
以上、報告とします。