2018.2.27 議会運営委員会

 2月27日 9:30より、藤沢市議会運営委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

1. 政務活動費について

 政務活動費の取り扱いについて、各会派からの意見が出されました。この件については、政務活動費の額について、藤沢市議会政務活動費交付条例第3条において、月額107,000円となっていますが、鈴木市長の選挙公約により、市長の1期目の任期中、市職員独自の給与削減を行ったことに伴い、議会として、政務活動費を107,000円から当面の間80,000円としました。市職員の独自削減は終了していますが、政務活動費について、そのままとなっていましたので、協議がされたものです。

 各会派からの意見を踏まえて、本則107,000円は変更せず、当面、現行の月額80,000円としていくこととしました。

2. 議場等の諸設備について

(1)一般質問等の配布資料にかかる運用ルールについて

 一般質問等の議員作成の資料については、資料とパネルがあり、これまでは、資料は議員の机上に配布し、パネルは議員が手に持って、説明するなどしていました。
 タブレット端末による議会運営になったこと、新議場になったこと等を踏まえて、議場のモニターを活用することとし、その際には、事務局職員の負担を求めることなく、質問する議員が質問席から、有線および無線により、操作することとしました。設備上の課題については、継続して調査することとしました。

(2)電子採決システムの運用について

 新議場となったことから、電子採決システムが利用できることとなりました。その取り扱いを協議した結果、藤沢市の議場のシステムでは、賛否の人数表示はできるものの、その氏名までは表示ができないため、今定例会の最終日(3/20)から、起立採決と併用して試行していくこととなりました。

(3)議会サイネージについて

 本庁舎1階ラウンジと9階市民ロビーに、サイネージが設置されています。このサイネージの活用について協議がされ、1階・9階とも、音声なしの議会インターネット中継の映像と画面下部に議会開催情報や傍聴案内などの文字情報をテロップで流すこととしました。

(4)陳情の取り扱いについて

 藤沢市議会では、市外からの郵送での陳情を除き、提出された陳情については、委員会、議会運営委員会に付託し、審査・処理していますが、私的な内容や個人的な内容が含まれ、委員会および議会運営委員会で審査するに相応しくない内容の陳情については、今後、議長が、審査に相応しくないと疑義が生じたものについて、議会運営委員会に諮り、付託するか決定することとなりました。

(5)陳情提出者による意見陳述の手続きについて

 陳情提出者による意見陳述については、陳情提出時に、その意向を確認しています。しかし、今定例会において、提出時には意見陳述をしないとのことだったのですが、後日、陳述をしたいと申し出がありました。取り扱い(締切等)のルールがなかったため、今回は陳述を許可しましたが、今後の取り扱いについて、各会派で意見を集約し、次回以降の議会運営委員会で協議することとなりました。

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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