2月27日 13:30より、藤沢市議会改革検討会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. ICT検討部会からの申し送りについて
私の方で、2月23日に開催したICT検討部会での協議結果を報告しました。具体的には、文書共有システム及びタブレット型端末機運用基準の修正と、新たなソフトウェアのインストールに関する手続きについて、報告し確認がされました。内容は割愛します。
2. 予算・決算審議資料に関する検討部会からの申し送りについて
塚本部会長から、2月15日に開催した予算・決算審議資料に関する検討部会での協議内容が報告されました。具体的には、今定例会の予算等特別委員会(平成30年度予算)の審査にあたり、平成28年度決算ベースになりますが、事務事業評価シートを参考資料として、文書共有システムにアップし活用していくというもので、確認がされました。
この議論の経緯としては、事業の内容、課題、市の方向性について、事務事業評価シートを見れば分かることが予算・決算の委員会の場で多く質疑がされてきました。そこで、単なる確認の質疑は事務事業評価シートで個々の議員が確認した上で、その先にある目的や狙いのある質疑へ繋げていくために導入するものです。
例えば、市の捉えている課題と、議員が市民から聞いている課題にズレがあったり、市の考える方向性と議員が把握している市民ニーズがズレていたり、そういった場合に役立つものと考えます。今回、試行的に参考資料として導入することになりますが、無駄な(事務事業評価シートを見れば分かる)質問がなくなり、有意義な質疑になることに期待します。
3. 先進事例視察の報告について
1月31日・2月1日に行った、福岡市と呉市の先進事例視察について、座長から報告があり、意見を求められました。私は、福岡市の視察を踏まえて、議員からの政策提言、政策条例提案に向けた、仕組みづくりについて、改めて議論を進めることについて意見しました。私は福岡市の取組を参考に意見したのですが、塚本委員からは、以前、議会改革検討会で視察した大津市の仕組みも必要との意見があり、福岡市、大津市の取組を踏まえて、今後、議論を深めていくこととなりました。
また、呉市の議会図書室の視察については、図書司書の配置・活用について参考になるもので、藤沢市議会としては、総合市民図書館のレファレンス機能の活用を視野に、その可能性について、継続して調査・検討をしていくこととしました。
以上、報告とします。