3月5日 10:10より、藤沢市議会2月定例会(5日目)が開催され、引き続き代表質問が行われました。代表質問は、質問の概要のみ掲載し答弁は割愛します。本会議終了後、予算等特別委員会が設置されました。
5. 土屋俊則議員 【共産党 質問時間50分】
(1)市長の政治姿勢について
① 日本国憲法9条をまもり生かす市政について
・国で議論されている憲法改正についての市長の見解
② 核兵器廃絶「宣言」と「条例」を実現する取組について
・日本政府が核兵器禁止条約に署名しなかったことについての市長の見解
・米空母の横須賀母港化撤回への働きかけについて
・ジェット機騒音、オスプレイの危険に対する取組について
③ 大型開発や不要不急の道路建設はやめ、公共事業は生活密着型にに切り換え、税金は市民の福祉・医療・子育て・教育などくらし優先に使うことについて
・2018年度予算編成が市民の暮らし優先となっているか
④ 公共施設再整備のあり方について
・公共施設再整備について、複合化、PFIを前提とした方針をやめるべきだが
(2)災害から市民のいのちを守ることについて
① 地震・津波対策を市民と共に充実することについて
・県の被害想定の見直しに伴い、早急にハザードマップを更新すべきだが
・相模湾におれるGPS波浪計等の設置を国・県へ要望すべきだが
② 脱原発を宣言し、自然エネルギーの地産地消をすすめることについて
・原発ゼロに向けたエネルギーの地産地消についての見解
③ まちづくりと一体に水害対策を抜本的に強化することについて
・市の水害対策について、総合的抜本的に強化すべきだが
④ Jアラート訓練について
・国、県に外交努力を働きかけるべきだが
(3)憲法を生かし、市民の福祉、くらしの施策を拡充することについて
① 地方自治体の役割は市民の福祉とくらしを守る砦であることについて
・地方自治体の役割は市民の福祉とくらしを守る砦であることについての見解
② 国民健康保険料を引き下げることについて
・法定外繰り入れを維持し、保険料の増加を是正すべきだが
・保険料を1人1万円引き下げることについての見解
③ 特養ホームの大量建設など介護保険制度の充実を図ることについて
・特養ホームの建設計画をつくり、待機者解消をを図るべきだが
④ 藤沢型地域包括ケアシステムは藤沢市が主体で進めることについて
・藤沢型地域包括ケアシステムは藤沢市が主体で進めるべきだが
⑤ 貧困対策と生活保護行政について
・生活扶助基準の見直しについて、生活への負担の影響を抑える、藤沢市独自の対策をすべきだが
・利用者に寄りそった生活保護行政であるべきだが
・生活保護のしおりについて、申請の抑制になってはならないが
(4)子どもの発達を保障する教育環境整備と子育て支援策の拡充について
① 教育環境整備の拡充をすることについて
・マンモス校と仮設校舎の解消に向けた考え方
・少人数学級に向けて、国、県へ支援を求めるべきだが
② 中学校給食はデリバリー方式をやめ自校方式に切り替えることについて
・デリバリー方式を切り替え、自校直営方式とすべきだが
③ 中学校卒業までの医療費無料化は所得制限をつけるのをやめ、高校卒業まで拡大することについて
・中学校卒業までの拡充について、所得制限をやめ、段階的に高校卒業まで拡充すべきだが
④ 安心して預けられる認可保育園増園で待機児童を解消することについて
・公立、法人立認可保育所整備で待機児童を解消すべきだが
⑤ 就学援助制度や給付型奨学金制度を拡充することについて
・今後、小学校入学人備金についても前倒し支給を検討すべきだが
・給付型奨学金を拡充すべきだが
(5)地域経済の振興のためのまちづくりと地元中小業者対策について
① 地方自治体の産業政策とまちづくりについて
・地方自治体の産業政策とまちづくりについての見解
② 「中小企業振興条例」を制定し、市内の商・工・建設業者の営業と暮らしを守ることについて
・小規模企業振興基本法に基づく(仮称)「中小企業振興条例」の制定についての市の見解
③ 都市農業の振興策を抜本的に強化することについて
・藤沢の農業を守るための抜本的対策についての見解
6. 友田宗也議員 【無所属クラブ 質問時間30分】
(1)平成30年度における市長の政治姿勢について
① 行財政改革の推進について
・民間リソースの積極的な活用について
・民間事業者から提案を受ける窓口の設置について
・これまで以上の公民連携の推進について
・出資団体に財源的自立についての見解
・事務事業評価の抜本的見直しに向けた具体的進め方
② 郷土愛あふれる藤沢づくり~まちづくりテーマ~について
・分譲マンションの耐震改修補助制度の詳細について
・団地再生の総合的な考え方
・防犯カメラの管理運用の適正化
・災害時の専門職ボランティアについて、本市のボランティア団体との連携について
・災害時の福祉団体と避難施設運営委員会との連携について
・北部観光資源の創出に向けた平成30年度の取組について
・片瀬江ノ島駅前広場の整備について、地元住民等への説明状況と課題、今後の対応について
・オリンピック・パラリンピックに向けた本市の文化オリンピアードの市民参加について
・伝統文化体験イベントとレガシーについて
・ラグビーワールドカップ2019のキャンプ地誘致の現状と大会に向けた啓発について
・小学校の校務用パソコン整備について、平成30年度の取組と100%整備に向けたスケジュールについて
・企業主導型保育施設の推進に向けた今後の考え方
・民間の力を活用した教育環境整備の取組状況について
・自治会、町内会への行政の側面支援のあり方について
・介護人材の量的質的確保について
・看護小規模多機能居宅介護事業所の今後の展開について
・30代後半から40代の完全失業、引きこもりの実態把握と支援の考え方について
・健康寿命日本一に向けたリーディングプロジェクトにある「きっかけづくり」の考え方について
・石川方面へのバス路線新設について、一部舗装打換えの課題の状況について
・生物多様性の自治体ランキングと戦略との関係について
・本市の生物多様性のモニタリングについて
7. 宮戸光議員 【自民党藤沢 質問時間20分】
(1)市長の政治姿勢について
① 行政ポテンシャルを活かす市政運営について
・鉄道、バス路線など地の利を活かしたまちづくりの捉え方について
・西北部地域の振興を目的としたまちづくりの進捗状況と今後の考え方
・海をテーマとした取組として、アジアビーチゲームズ誘致に向けた検討状況について
・本市の観光政策の考え方
・オリンピック・パラリンピック時のパラールへの対応について
・セーリング会場での、レースエリアの見直しと漁業者への影響への対応について
・人口構成を踏まえた将来の災害対策の考え方
・災害復興条例と災害復興基金の今後の取組について
・今後の広域行政の考え方、必要性について
・市内4大学との連携について
・特区ワンストップ型の窓口対応と国、県との人事交流について
・総合的な都市基盤整備について
・鵠沼奥田線整備の工区分けの考え方
・藤沢駅周辺再整備について、高度利用地区、地区計画等の取組状況にいて
・村岡新駅について、拠点整備の今後のスケジュールについて
・市民会館について、今後の建替えの方向性について
・辻堂北口C-1街区の今後の方向性
・コンベンションホールを有するホテル誘致への対応
・今後の社会保障の推進の捉え方について
・行革について、中長期的な財政計画について
・職員の適材適所の配置について
・人材育成と職員の意識改革について
・本市の働き会改革の取組について
・他の自治体より強い新たなセールステーマの設定と今後のまちづくりに向けた市長の考え
8. 酒井信孝議員 【市民派クラブ 質問時間20分】
(1)財政について
① 予算縮減手法について
② 審議会等の報酬について
③ 総合評価入札方式について
④ 市職員の経験や市が実施するイベントの市民還元について
⑤ 本庁舎9階フロアの「お湯出し等業務」について
(2)防災について
① Jアラート訓練について
② 津波防災について
(3)横須賀水道道について
① 管理責任について
② 公文書条例の履行について
③ 善行土地問題について
(4)公教育の平等性について
① 中学校制服リサイクルについて
代表質問終了後、予算等特別委員会の設置について確認がされ、平成30年度予算にかかる17議案が付託されました。また、議長より委員(16人)の指名がされ、次の委員に決定しました。
予算等特別委員会委員(16人) 味村委員/山内委員/山口委員/佐賀委員/清水委員/永井委員/北橋委員/原田委員/竹村委員/有賀委員/阿部委員/東木委員/栗原委員/堺委員/加藤委員/塚本委員
~予算等特別委員会~
本会議終了後、予算等特別委員会が開催され、正副委員長の互選、審査要領と審査日割りについて協議がされました。正副委員長については、佐賀委員長・永井副委員長と決まりました。審査日割りは次の通りです。
(1) 3月6日 9:30 人件費(総括)/議案第120号 一般会計歳出 議会費/総務費(総務管理費まで)/議案第89号/議案第90号/議案第92号
(2) 3月7日 9:30 総務費(徴税費以下)/環境保全費
(3) 3月8日 13:30 民生費/議案第100号/議案第106号
(4) 3月9日 13:30 衛生費/議案第108号
(5) 3月12日 9:30 労働費/商工費/農林水産業費
(6) 3月13日 9:30 土木費/消防費
(7) 3月14日 9:30 教育費
(8) 3月15日 13:30 公債費/予備費/歳入/議案第123号/議案第127号/議案第122号/議案第126号/議案第102号
(9) 3月16日 13:30 議案第129号/議案第121号/議案第124号/議案第125号/議案第128号
★今回の予算等特別委員会から、議会改革の一環として、質問の質の向上と審査時間の適正化の観点から、事務事業評価シートを参考資料として試行導入することとなりました。事務事業評価シートには、事業内容、課題、今後の方向性などが明記されていますので、これまでの予算委員会における単純な質問がなくなることに大いに期待します。
以上、報告とします。