3月7日 9:30より、藤沢市議会予算等特別委員会(2日目)が再開され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。※なお、総務費(総務管理費まで)の質疑で原田委員の質疑から再開となりましたが、昨日の他の委員の質疑も掲載しています。
★次に示すものは、平成30年度予算の予算の概況(歳出) ※金額は、左側が平成30年度予算、中側が平成29年度予算 、右側が平成28年度予算
【総務費】
1. 都市親善費 2,749万1千円/3,202万4千円/3,032万3千円
2. 広報ふじさわ発行費 8,437万1千円/9,187万円/9,351万7千円
有賀委員
自治会・町内会での広報配布のアンケート結果は?⇒現行の配布が良いが88%だった。
今後、どうしていくのか?⇒負担軽減に向けて、今後もより良い配布方法を研究していく。
3. CATV等視覚広報事業費 5,191万円/7,053万6千円/7,056万7千円
4. FM放送事業費 4,663万8千円/4,614万4千円/4,665万6千円
山口委員
難聴地域に対応するアプリの導入について、難聴地域の状況は?⇒市内全域で聞けるが、地形・建物内で聞きにくいところはある。
阿部委員
特別番組が継続されている。改善や工夫は?⇒平成28年度は防災を切り口とし、29年度は女性の健康づくりキャンペーンなどを取り上げた。3年目の取組はレディオ湘南と協議していく。
コミュニティラジオアプリの導入負担金について、市が負担する理由は?⇒難聴地域を解消する必要ある。レディオ湘南から負担の要望があったため。
市の負担割合は?⇒全体で150万円。ランニングコストは月額3万円と聞いている。その中で、一部負担の要望があったもの。
単年度の負担か?⇒その通り。
有賀委員
災害時の防災アプリとコミュニティラジオラジオアプリとのすみ分けは?⇒防災アプリは平常時に観光などの情報発信しており、災害時は文字情報で配信する。コミュニティラジオアプリは音声情報。
5. ホームページ運営管理費 1,661万8千円/1,606万4千円/1,605万円
北橋委員
市のホームページのPDFファイルが未だに一括ダウンロードできないが?⇒早急に各課に再周知し、個別に働きかけていく。
いつまでに改善されるか?⇒すぐに取り組む。
6. コールセンター関係費 7,367万5千円/3,599万4千円/3,752万4千円
7. 人権施策推進事業費 651万9千円/665万9千円/746万8千円
清水委員
いじめ問題再調査委員会のメンバーについて、遺族や家族から推薦があった場合は?⇒常設で5人。再調査をする場合は、専門委員を加える。
竹村委員
部落差別について、これまでの取組は?⇒同和に関する講演会、研修派遣など、意識啓発に取組んでいる。
インターネットを通じた悪質な事例ある。取り組むべきだが?⇒部落差別解消推進法では、相談体制の充実、実態調査などある。法の主旨を踏まえて、関係機関、当事者団体と連携して周知啓発していく。
味村委員
渋谷区にあるパートナーシップ条例を本市でも制定すべきだが?⇒他市の条例を参考にしていく。
原田委員
ネグレクトなど、保障されていない部分の取組の方向性は?⇒人権施策推進指針は概ね5年で見直しとなる。進んでいない事業は、検証する中で各課と協議していく。
8. ふるさと納税関係事業費 2,000万円/1,500万円/—
山口委員
返礼品の申し込み状況は?⇒多いものは、ふじさわワインセットが317件、天然酵母パンが187件、ふじさわカレーパンが79件など。
他市より実施が遅れての実施。注目されるアイデアが必要だか?⇒現状では、藤沢だけでしかないものは用意できていないことが課題。
シティプロモーションの観点が必要。経済部を中心に進めるべきだが?⇒経済団体、スポーツ競技団体などと協議して体験型を発掘した。今後、目玉になるようなものを庁内外と連携して充実に努めていく。
税の流出対策は?⇒市外の方々に取組みを周知し寄附を増やすことが重要。ホームページで周知をしていく。
堺委員
ふるさと納税の寄付金額の目標は?⇒予算としては4,000万円を計上した。出来る限り多くしていきたい。
東木委員
ふるさと納税とクラウドファンディングについて市の考えは?⇒活用を視野に検討していく。
9. 庁舎等整備費 4億5,248万円/147億4,313万8千円/35億3,204万6千円
山口委員
新庁舎1/4から供用開始した。問題はなかったか?⇒1階のトップライトに雨漏りがあり、手直しを行った。
完成後、費用の発生はあったか?⇒使い勝手が悪い部分などについて、修繕対応している。
東側広場の芝生について、見栄えが悪いが?⇒冬の時期なので砂をまいている。春になれば芝の芽が出てくる。
キッチンカーやケータリングを広場でしたら?⇒イベント時の導入など今後の課題。
清水委員
本庁舎のバリアフリー化と合理的配慮の状況は?⇒福祉団体協議会と計画段階で調整し、多目的トイレの広さや機能、手すりへの点字、入口への音声誘導などを行った。
実際に利用して気付くところあった。分庁舎整備に活かすべきだが?⇒1階.2階が福祉拠点となる。付き添いなしで利用できるよう改善を図っていく。
堺委員
本庁舎の清掃・建物管理委託について、入札の手続きについて期間など不備があったのでは?⇒仕様書の決定に時間を要し遅くなった。今後は、早期に発注できるようにしていく。
山内委員
新庁舎の最終的な市内下請け業者への発注状況は?⇒建築で目標16%に対して20%/土木は26%に対して55%/電気は21%に対して23%/機械設備は21%に対して21%となっており、全ての工種で提案以上に活用された。
金額は?⇒29億6,000万円で、目標を5億円以上上回っている。
原田委員
供用開始後の追加工事の費用は?⇒9階議長席の高さ変更、放送設備、Wi-Fi関係で318万円、7階のマグネットホワイトボードに50万円、各階のフィルムなど、合計で約478万円。
追加が必要となった原因は?⇒庁内で細かく調整して進めてきたが、把握できなかった点があったため。
光熱水費の縮減見込みは?⇒104万8,000円。
会議室の利用区分について、連絡会など職員が関わっていた団体の利用区分は再検討すべきだが?⇒今後の課題。
庁舎内の防犯カメラの設置費用とランニングコストは?⇒設置に約2,900万円、ランニングコストは約70-100万円。
ガイドラインでは、防犯カメラの責任者は管財課長となっている。労働会館や善行センターなどの運用基準は?⇒別に施設に合わせて作っていく。
市全体の公共施設防犯カメラのガイドラインをつくるべきだが?⇒各施設で必要に応じたガイドラインとなるが、共通の基準は必要。一定の基準を検討する。
10. 広域行政推進関係費 27万円/34万9千円/44万4千円
11. 企画業務関係費 665万円/1,068万8千円/1,265万1千円
阿部委員
藤沢市総合教育会議の運営について、啓発物にクリアファイルを選んだ理由は?⇒中学生向けなので、日常的に使用するものとした。
作成枚数は?⇒平成29年度中に11,500枚配布、30年度は新1年生用に4,000枚。
市民向けパンフレットの作成部数は?⇒平成28年度に1,000部。
堺委員
将来人口推計について、中間報告の傾向と最終報告の施策への反映の考えは?⇒人口ピークは2030年と変わらないが、人口は444,000人と13,800人増となったほか、ピーク以降の人口減少が緩やかになった。最終報告は、地域別将来人口も示すので、個別計画に反映させていく。4月中には情報提供していく。
転入転出の分析をどう進めていくのか?⇒転入超過が続いている。20~30代の動きが大きい。今後も実態を把握していく。
12. 行政改革等推進事業費 332万6千円/653万3千円/397万4千円
原田委員
財政力指数について、1.1から1.043に下がっている。どう捉えているのか?⇒徐々に1.0に近づいているということは、財政が厳しい方向ということ。
中期財政フレームの市民との共有について、自ら地域に行って説明すべきだが?⇒地域からの依頼に対応している。有効な手法で行っていく。
全事業の見直しについて、事業の中止、再構築がこの先されるのか?⇒分析したうえで、具体的見直しをしていく。
13. 公共資産活用関係費 695万円/2,230万2千円/6,939万1千円
竹村委員
公共施設の長寿命化について、バリアフリー化をどうしていくのか。南市民図書館について、文化ゾーンとしての再整備には10年スパンとなる。何らかの対応が必要では?⇒市民会館をどうするのかの判断と同時に検討していく。
これからの図書館検討委員会の答申で、藤沢駅へ近いところでの仮移転が必要と示されている。土浦市の図書館も駅に近接し夜8時までやっている。同様な考えが必要では?⇒議員提案の件も検討する。文化ゾーンの考え方としてまとめていくうえで大きな課題と捉えている。
14. 公共施設再整備関係費 540万円/藤が岡二丁目地区再整備事業に伴う債務負担行為(46億4,717万9千円)
15. 基幹系システム関係費 3億7,229万9千円/3億9,807万5千円/4億1,758万9千円
16. 情報系システム関係費 3億4,061万1千円/3億3,666万8千円/3億3,987万7千円
堺委員
ISMSの認証効果は?⇒市のセキュリティが正しいか客観的に評価される。
17. ネットワーク整備事業費 1億2,928万円/1億950万6千円/—
山口委員
KSCを使用するメリットとデメリットは?⇒メリットは、職員ポータルサイトとネットが切り離され、セキュリティのレベルが向上したこと。デメリットは、ID、パスワードの操作などの作業が増えたこと。
KSCがベストの選択なのか?⇒全国の自治体が取り組んでいるもの。使い勝手も改善している。
18. 基幹系業務適正化事業費 1,944万円/1,042万2千円/—
19. 市史編さん事業費 870万9千円/920万7千円/920万7千円
北橋委員
市史ブックレット10の発行スケジュールは?⇒今後、市史編さん委員会で内容を決めていく。
ブックレットについて、みゆネットで紹介しては?⇒みゆネットは電子博物館なので、まずは文書館のホームページで検討したい。
20. 郷土づくり推進会議事業費 1,123万7千円/1,229万8千円/1,419万8千円
東木委員
13地区の事例発表会などを検討すべきだが?⇒今後、複数の地区課題をテーマとして、集まって協議・勉強する場を検討していく。
原田委員
人材育成、認知症対策、相談窓口など、各地区で同様な取組がある。市として連携・バックアップしているのか?⇒意見交換をし、庁内で情報を共有している。
郷土づくり推進会議の今後の方向性は?⇒市と将来の方向性を共有し、住民協働、コミュニティの閉そく感打破していく会議体にしていく。
地域まちづくり事業について、職員の今後の関わり方は?⇒今後も地域のことはセンター・公民館で対応していく。困りごとは市民センターとして進めていく。
生駒市で副業の基準作った。地域活動を副業する考えあっても良いが?⇒他市の副業制度を調査する中で検討していく。
21. 六会地区まちづくり事業費 122万4千円/153万4千円/49万8千円
22. 片瀬地区まちづくり事業費 252万4千円/320万4千円/320万4千円
山口委員
緑と花いっぱい推進事業について、課題と今後の方向性は?⇒人手不足が大きな課題。オリンピックに向けた活動について、郷土づくり推進会議をはじめ、各団体と検討を進めているところ。
23. 明治地区まちづくり事業費 114万円/161万7千円/125万7千円
24. 御所見地区地域まちづくり事業費 59万8千円/59万8千円/30万円
25. 遠藤地区まちづくり推進事業費 89万2千円/24万4千円/24万4千円
北橋委員
遠藤ふるさとマップの英語版作成の経緯は?⇒A2版の直売所・史跡・名所がのっている地図をつくったところ、慶応湘南キャンパスの留学生からの要望もあり、学生の協力を得る中で、作成したもの。
26. 長後地域活性化事業費 139万5千円/154万1千円/115万1千円
山内委員
交通手段支援事業について、住民ニーズアンケートの結果は?⇒移動不便について、40%以上の自治会が5地区/30%以上が5地区/20%以上が9地区で、利用するかについては、74%が利用すると回答があった。結果は全戸配布、市のホームページで公表していく。
今後の進め方は?⇒善行・六会地区の取り組みを参考に進めていく。
27. 辻堂地区地域まちづくり事業費 94万2千円/94万2千円/107万5千円
28. 善行地区まちづくり事業費 109万8千円/151万3千円/115万3千円
29. 湘南大庭地域まちづくり事業費 44万7千円/55万3千円/41万8千円
堺委員
湘南大庭市民センターの談話室の雨漏りへの対応は?⇒来週14日から、1週間かけて修繕する。
有賀委員
次年度以降の公園への健康遊具設置の計画は?⇒平成24年度から8年計画で進めている。平成30.31年度の設置場所は郷土づくり推進会議を中心に検討していく。
健康遊具の活用の考えは?⇒郷土づくり推進会議の取組としてPRしていく。3/22オープンのところは、保健医療財団と連携して講座をしていく。
30. 湘南台地域まちづくり事業費 130万1千円/124万1千円/251万2千円
31. 鵠沼地区まちづくり事業費 143万1千円/143万1千円/124万2千円
32. 藤沢地区まちづくり事業費 223万3千円/259万1千円/359万1千円
33. 村岡いきいきまちづくり事業費 257万4千円/270万9千円/327万7千円
北橋委員
わんわんパトロールの経緯は?⇒郷土づくり推進の部会で議論し取組んでいる。
参加している犬の数は?⇒大型犬10匹・中型犬8匹・小型犬12匹。
オフ会での議論は?⇒手作りのバンダナが不評で、平30年度は委託してつくっていく。リードも光るものにしていく。
34. 市民センター整備費 3,097万2千円/3,824万4千円/—
35. 善行市民センター改築事業費 2億2,746万5千円/7,998万2千円/—
36. 辻堂市民センター改築事業費 9,699万5千円/5億6,131万2千円/—
37. 市民会館整備費 1,964万4千円/5,064万8千円/—
堺委員
再整備に向けて、修繕が二重投資にならないか?⇒着手まで一定の期間がかかるため、機能を維持するには修繕は必要。
38. 湘南台文化センター施設管理費 3億4,285万3千円/3億4,818万6千円/3億4,702万3千円
39. 市民まつり開催費 3,000万円/3,000万円/2,800万円
40. 男女共同参画推進事業費 649万8千円/398万5千円/464万2千円
阿部委員
啓発事業について、平成30年度の課題は?⇒男性の参加が少ない。より多く参加出来るようなテーマにしていく。
竹村委員
セクシャルマイノリティについて、区のレベルで条例できている。文京区が職員の対応指針をつくった。藤沢市でも検討すべきだが?⇒今後、必要に応じて、対応集など検討していく。
かなテラスが県の合同庁舎に入っている。連携の考え方は?⇒県と市の役割分担あるが、かなテラスの一般講座に共催し、広報での周知している。連携会議も開催している。
41. 多文化共生推進事業費 104万3千円/100万円/114万8千円
竹村委員
外国につながる市民への総合的な施策を検討する推進会議が必要では?⇒今後、検討していく。
42. 平和都市宣言推進事業費 1,146万6千円/1,184万7千円/1,090万9千円
清水委員
東京の第五福竜丸、原爆の図のある埼玉の丸木美術館など、近隣施設に定期的に見学すべきだが?⇒年2回、平和の輪をひろげる実行委員会と一緒に行っている。要望があれば増やしていく。
43. 市民活動支援施設運営管理費 5,912万4千円/5,933万1千円/5,963万4千円
原田委員
市民活動推進センターについて、来年度から積極的アウトリーチがされるということか?⇒出張講座に止まらず、地域に入り課題解決の主体となることが重要。センターが地域活動のきっかけをつくること、人と人をつなげる機能を持つことが求められている。
44. 公益的市民活動助成事業費 200万円/200万円/200万円
45. 市民協働推進関係費 796万7千円/902万1千円/769万8千円
46. 地域コミュニティ拠点施設整備支援事業費 814万4千円/1,621万1千円/3,130万7千円
阿部委員
バリアフリー化が補助対象外となっている。見直しが必要だが?⇒少額の修繕も対象とするなど見直しを検討していく。
堺委員
空き家を対象にして、空き家への移転を促進すべきだが?⇒今後の検討課題。
47. 市民憲章推進費 61万2千円/61万2千円/61万2千円
【予算の概況以外の項目】
堺委員
公用車へのドライブレコーダーの設置状況は?⇒平成29年4月時点で、消防局で116台中106台、収集車87台中70台に設置している。
公共施設の敷地内禁煙について、全ての施設で全面禁煙の必要ないのでは?⇒国の考え方が明確になってきており、必要な措置ができた場合は喫煙場所の設置も可能とされた。改めて今後の対応を検討していく。
有賀委員
市職員の禁煙推進の取組は?⇒福利厚生会で禁煙外来への費用助成をしている。医務室の保健師、産業医が相談にのっている。
味村委員
本庁舎の市民利用会議室について、利用料金を引き下げるべきだが?⇒公共料金見直しの際に検討していく。
塚本委員
庁舎内での政党機関紙に関する陳情が主旨了承となった。管理職の7-8割が機関誌を取っていることは一般的にはない。断れる雰囲気をつくるべきだが?⇒陳情の主旨了承をもって、市としてはしかるべき対応をとっていく。
事務事業評価に向けたセグメント分析について、新年度の具体的取り組みは?⇒全体は負債部分の分析をし、セグメント分析はコスト、受益者負担の部分について取組んでいく。
個別事業の財務分析資料が必要。平成30年度中に事業別財務諸表をつくるべきだが?⇒形にはしていく。施設、事業について、行革と整合を図って精査していく。
事務事業評価の見直しについて、行政サービスの見える化、数値化が必要だが?⇒平成29年度決算ベースの事務事業評価の際に、アウトカム指標を設定できるように取り組んでいく。
行政サービスの数値化には、フルコストの財務諸表と行政評価を合わせていくべきだが?⇒モデル事業をピックアップして取組んでいきたい。
市民活動災害補償保険について、平成30年度の変更点は?⇒対象となっていない、食中毒も対象としていく予定。
48. 航空機騒音対策推進事業費 29万7千円/30万4千円/30万4千円
味村委員
米軍ジェット機騒音の苦情の状況は?⇒昨年4月から1月までで、255件で前年比で115件減っている。
苦情への対応について、国に言ってほしいと言われたとの声あるが?⇒相手の立場に立った対応をするよう徹底した。
厚木基地周辺のNHK受信料補助を受けている本市の状況は?⇒8,500世帯。
受信料補助廃止の報道あるが?⇒防音工事の完了にあわせて廃止するとしている。テレビへの影響を調査し、負担軽減するよう要請している。
米軍基地撤去、オスプレイによる訓練中止を強く求めていくべきだが?⇒基地関係県市連絡協議会の要請の中で求めていく。
竹村委員
オスプレイが藤沢市上空を飛んでいる。一番危険なのはモード転換。藤沢市上空でモード転換していると思うが?⇒モード転換の把握はできていない。
市街地上空でモード転換しないよう申し入れるべきだが?⇒日米合同委員会で転換時間を短くすることとされている。目撃情報あれば防衛省に確認していく。
ジェット機が飛行した2/17は、県立高校の入試日だった。入試、入学式、卒業式には飛行しないように申し入れるべきだが?⇒入学式、卒業式などの予定日を四半期ごとに要望している。今後も配慮を要請していく。
49. 急傾斜地防災事業費(急傾斜地崩壊対策) 601万5千円/561万5千円/581万5千円
50. 防災施設等維持管理費 8,272万7千円/1億4,603万円/7,150万5千円
51. 地域防災支援事業費 270万8千円/207万7千円/277万1千円
阿部委員
避難行動要支援者名簿の更新となるが、方法と各自治会での課題は?⇒毎年度、新たに対象となる方に対して、支援希望の確認書を送り、名簿提供の同意を得る。名簿に反映させてから自治会町内会へ提供する。課題は、自治会町内会の体制づくり、対応の仕方が分からない、個人情報保護の取扱いなどある。
名簿が自主防災組織で、どう活用されているのか?⇒自治会町内会それぞれ。個別の支援計画をつくっているところもある。全てを把握していない。
高齢者向けのA3のリーフレットの配布について、十分に配布できているのか?⇒主に支援を受ける方用に作成したもの。平成29年度は17,000部作成、来年度も17,000部作成する。1万部は民生委員が渡し、その他は、各地域での説明会、センター・公民館、自治会町内会からもほしいとの声あり、普及が図られていると考える。
堺委員
支援不要とした人が、その後支援が必要となった場合はどうするのか?⇒希望確認書の中にそのような場合のことについて書いてあるが、民生委員が現状調査の際にリーフを配布し周知している。今後、確認の手法を研究していく。
竹村委員
避難行動要支援者名簿について、支援を希望しない人の理由を検証する必要ある。障がいのある人について、障がい種別ごとの名簿の比率は?⇒障がいのある人の同意は45%。身体が47%、知的が46%、精神が30%。
精神障がい者は、アパートも断られる。言わずに住んでいるケースある。支援が必要と言えない課題あることを認識すべきだが?⇒精神障がい者は外見では分かりにくい。どのような支援が必要か、対応も難しい。福祉健康部と連携して、心のバリアフリーハンドブックの配布など支援づくりに取組んでいく。
52. 防災設備等整備事業費 2億2,878万2千円/2億6,066万5千円/9,939万2千円
北橋委員
ふじさわ街歩きナビについて、利用状況は?⇒1月末で、ダウンロード数は21,992件。
利用人数の想定は?⇒開発時で5,000人のダウンロードを想定。
災害が起きた時、5,000人の想定では、サーバーがダウンするのでは?⇒来年度、サーバーを強化する。
アプリで、検索した飲食店にたどり着けないとの声あるが?⇒平成28年度にアプリの改修をした。
民間アプリも防災情報ある。ふじさわ街歩きナビの中の防災ナビは見直すべきだが?⇒Lアラートと連動して緊急情報を受けることができ、近くの避難所を矢印で表示される。民間アプリの動向は注視していく。
清水委員
津波避難訓練の参加率向上の取組は?⇒11月の日曜に実施している。参加者のアンケートを踏まえて工夫をしていく。
阿部委員
防災ラジオについて、平常時の活用は?⇒第一に緊急時の情報提供。平常時はレディオ湘南から様々な情報が提供されている。
山口委員
防災ラジオが聞き取りにくい方への対応は?⇒外部アンテナを試行的に使ってもらっている。
防災無線について、特定の地域に発信できるのか?⇒可能だが、混乱をまねく。
防災無線の多言語対応の考えは?⇒災害時は混乱する可能性ある。検討していく。
堺委員
下藤が谷ポンプ場津波避難施設整備について、投入した経費は?⇒739万8,000円。
基本設計は省けないのか?⇒構造、測量、地質調査、埋設物調査などあるので省けない。
今後のスケジュールは?⇒平成30年度基本設計、31年度から実施設計、その後、工事着手。
Jアラート新型受信機の整備とは?⇒市役所の受信機は平成22年度以降更新されていないので、処理能力向上の必要があるため整備するもの。
Jアラート訓練の必要性は?⇒国民保護サイレン放送は、市民に知ってもらうためにも必要な訓練。
市民の安全安心を守るため、ミサイル対応訓練をすべきだが?⇒実際の対応は、警報、誘導、救援など。各地域の訓練などで取組んでいく。
山内委員
津波ハザードマップの見直しについて、辻堂海浜公園北側の看板を見直すべきだが?⇒今後、ハザードマップの見直しに合わせて更新していく。
原田委員
津波ハザードマップについて、潮位をどう捉えているか?⇒東京湾の平均水位。
河川近くの浸水想定が高潮などで想定を超える場合があるのか?⇒あり得る。
津波避難ビルの指定見直しについて、河川近くのビルは指定解除しなくても良いのでは?⇒解除は原則なので、地域の声を聞きながら対応していく。
53. 危機管理対策事業費 656万4千円/455万6千円/—
有賀委員
受援計画の検討状況は?⇒受援計画を作成している岐阜市を参考に、他市・民間との協定の締結を進めている。
具体的には?⇒物資の保管、公共空地の確保が必要となる。応急仮設住宅に向けて可能な土地探しなど、受援計画に取組んでいる。
竹村委員
やさしい日本語の取組について、外国につながる人は防災情報が分からない。津波避難のふりがなを「つなみひなん」としても、ひなんが分からない。改善すべきだが?⇒今後、研究していく。
山内委員
路面標識について、経費が高いのに表面が剥がれいているところあるが?⇒JIS規格となっているが、自動車の通行状況により、滑り止めシートが剥離しているところある。点検し適切な対応をしていく。
市内の防災井戸の状況と計画は?⇒現在、市内1,401件。今後も補助制度を広く周知していく。
塚本委員
路面標識について、東京都のある自治体で、広告付きの標識で自治体負担ゼロで取組んでいるところあるが?⇒有効な取組。検討の対象としていく。
早急にやるべきだが?⇒課題を整理して検討していく。
受援計画の策定に向けた検討状況は?⇒地域防災計画に位置付ける必要がある。なるべく早く計画策定していく。
業務ごとの受援計画、フローが必要だが?⇒神戸市の取組を参考に進めていく。
【予算の概況以外の項目】
阿部委員
茅ヶ崎市の中学校では、高校と同様な主権者教育をしている。藤沢の中学校でも講義・模擬投票をすべきだが?⇒カリキュラムの関係で講座は難しいが、学校から要望があれば、実施は可能と考える。中学校教育研究会の社会科部会の中で投げかける。
有賀委員
市税について、納付しやすいよう、クレジットカードや電子マネーでの納付を提案してきたが、検討状況と今後の考えは?⇒ワーキンググループを開催し、課題、対策の検討をしている。平成30年度中ごろには方向性をまとめていきたい。
議会報告会での意見を市に提言している。主権者教育の推進について、現在、選挙委員会として参考にしているところあるか?⇒特定の所はない。
来年度、新たな取組はあるか?⇒現状の取組を継続していく。
提言をどう受け止めているのか?⇒議会報告会の意見を踏まえて、イベントでの模擬投票や機器の展示などをしている。
東木委員
婚姻届けをした方に記念撮影などのスペースをフロア内に設置する考えは?⇒婚姻届けに限らず、記念パネルの設置などを検討している。
起震車の申し込みのルールの明確化が必要だが?⇒事前予約は電話、来庁で先着順となっている。ホームページで予約状況カレンダーなどを示していく。
竹村委員
中学での主権者教育とは、公民の授業の中で、議会制民主主義を学ぶ中で、投票の必要性を学ぶもの。藤沢市中学校教育研究会の社会科部会での話し合いが一番重要。どんな話し合いがされたのか?⇒生徒会選挙での記載台の貸し出し、その前段で、講座ができること、授業の中で投票率などの資料を提供できるなどを伝えた。
主権者教育は、学習指導要領の中で位置付けられている。改めて主権者教育とは何なのか?⇒学校現場の教育の中で、政治や選挙について、自ら考え判断することを学ぶこと。選挙管理委員会としては、学校現場での主権者教育をサポートしていく。
塚本委員
償却資産について、申告漏れがあるのでは?⇒税務署の償却資産台帳を閲覧し、調査すると申告漏れのケースある。5年間に遡って納税してもらっている。
【環境保全費】
54. 地球温暖化対策関係事業費 3,698万6千円/3,912万7千円/990万1千円
清水委員
電気自動車の普及に向けて、急速充電器への補助の考えは?⇒家庭での充電が基本。電気自動車の普及を進めていく。
山内委員
住宅用太陽光発電への補助に対する今後の考えは?⇒温室効果ガス削減に寄与するため、平成30年度も継続して補助していく。
有賀委員
クールチョイスについて、どのような事業をするのか?⇒プロポーザルで事業者からの提案となるが、クールビズ、ウォームビズ、エコカー普及、チラシ・ポスター、環境イベントなどを想定している。
55. 環境啓発推進事業費 1,357万3千円/530万7千円/483万7千円
56. 緑地保全事業費 1億2,795万4千円/1億1,577万2千円/1億1,588万1千円
清水委員
保存樹林への奨励金拡充の考えは?⇒奨励金の拡充は厳しい。29年度からシルバー人材センターの活用で維持費用の負担軽減を図っている。
憩いの森について、3,000㎡以上が条件となっている。引き下げて緑を守っていくべきだが?⇒森林の定義から3,000㎡以上としている。市内の民有林が減少しているので今後の研究課題。
有賀委員
川名谷戸の下草刈りについて、一気に刈るのはどうかとの声あるが?⇒平成30年度からは、範囲を細分化して実施していく。
57. みどりいっぱい推進事業費 1,391万2千円/1,522万4千円/1,461万4千円
58. 自然環境共生推進事業費 1,267万3千円/935万1千円/725万7千円
堺委員
公園内の民間カフェを併設した拠点機能の検討状況は?⇒平成30年度にセンター機能の構築について検討し、31年度以降に具体化していく。
東木委員
緑と花のまちづくりりコンクールの受賞結果をチラシ、SNSなどでPRすべきだが?⇒入賞者を緑のイベントで表彰するとともに、北口地下道、長久保公園などでのパネル展示している。より多く周知できるように検討していく。
59. 緑地新設事業費 5,483万1千円/1,243万4千円/1,333万6千円
有賀委員
川名緑地のため池のかいぼりできないか?⇒予定はしていない。池の水を抜くことで、下流域に影響あるため、研究する必要ある。
北橋委員
都市計画決定手続きを進めるための現況測量の内容は?⇒平成30年度は最終的測量し、地権者との合意形成を進めていく。
石川丸山谷戸の今後の展開は?⇒平成30年度末に都市計画決定をしていきたい。ホタル保存会により保全活動されている。都市計画法による緑地の保全をしていく。
60. 緑地改修事業費 1,300万円/2億3,862万9千円/1億9,847万4千円
山口委員
予算が大幅に減しているが?⇒法面対策について、江の島緑地の対策が必要ないとなったため。
他の対策が必要な工事を前倒しできないのか?⇒測量、ボーリング調査、危険度の解析、予備設計など、着手には時間がかかるため、計画的に進めている。
山内委員
片瀬山5丁目緑地の法面防護工事の今後のスケジュールは?⇒今年度に予備設計、平成30年度に詳細設計し対策工事は31年度を予定。着手に当たっては、住民に丁寧に説明していく。
景観への配慮が必要だが?⇒自然環境をなるべく維持する工法としていく。
対策の優先度の検討状況は?⇒調査結果から、危険度の順位付をして、全体のスケジュールをつくり計画的に進めている。
61. 不法投棄防止等対策費 973万4千円/1,008万2千円/964万5千円
62. 生活環境美化推進費 1,954万2千円/2,241万3千円/2,002万8千円
山口委員
市内全駅周辺が路上喫煙禁止区域としたが、駅周辺に灰皿がない。側溝へのポイ捨ての状況と対策は?⇒側溝が灰皿化しているところある。特に境のところで別のシートで周知している。
塚本委員
駅周辺は路上喫煙禁止、他は、歩行喫煙禁止としていくべきだが?⇒タバコを吸う人、吸わない人が快適な環境づくりが必要。今後、全国の事例を調査して、より良い方法を探っていく。
落書きへの対応について、民間の落書きの課題を解消してほしいが?⇒見つけたら地主へ話をしている。場合によっては地域活動の一環として市がやることもある。
地域防犯団体と連携して、ボランティアの一環として取り組む仕組みをつくるべきだが?⇒今年度、地域防犯パトロールが落書き対策出来ないか検討している。連携できるように取り組んでいく。
犯罪機会論に基づく体験型施設について、公共施設再整備の複合化の中でつくれば全国的に注目される。検討できないか?⇒シティプロモーションの観点からも今後研究していく。
63. 交通安全教育指導費 1,149万7千円/1,168万6千円/1,172万6千円
清水委員
自転車に乗る人に対して、保険の義務付けが必要では?⇒交通安全キャンペーンなどで保険の必要性を周知するとともに、啓発チラシを配布している。他市の状況や効果を見て研究していく。
64. 防犯対策強化事業費 705万7千円/1,736万6千円/2,658万8千円
山口委員
振り込め詐欺など、防災無線で流せないか?⇒過去には注意喚起したが、様々な意見あり現在はしていない。
65. 安全・安心まちづくり対策会議事業費 104万4千円/122万8千円/123万7千円
66. 街頭防犯カメラ設置推進事業費 951万6千円/260万6千円(9月補正)/—
有賀委員
湘南台駅地下通路は防犯カメラ1か所では足りないのでは?⇒プライバシーの保護から、必要最小限としたもの。
今後の方向性は?⇒今後の設置場所は検討していく。
67. 水質汚濁防止費 2,051万2千円/2,181万6千円/2,379万7千円
68. 大気汚染防止費 5,447万6千円/4,862万8千/4,256万3千円
清水委員
市境の野焼きの状況と対策は?⇒ピーク時からは半減している。警察、消防、県と連携して取組んでいく。自治会でチラシを回覧することもしている。
薪ストーブに伴う近所トラブルへの対応は?⇒相手があれば、現地確認し、注意、配慮について説明している。今後増えるようなら、対応を検討していく。
69. 浄化槽設置助成事業費 673万9千円/883万3千円/883万4千円
以上、報告とします。