4月18日 10:20より、藤沢市議会改革検討会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 予算・決算審議資料に関する検討部会からの申し送りについて
検討部会の報告書が示され、塚本部会長より説明がありました。
【予算・決算審議資料の充実について】
・平成30年度予算の審議に際しては、事務事業費用化シートの参照を試行することで、事前に数値等の確認を行ったうえで、審査に臨むことができた。
・意思決定に関わる質問に対し、意思決定ができる立場にない職員が答弁をしているケースや、横断的な質問に対して答えきれていないケースが見受けられた。
・今回の決算委員会での質問の傾向を、①前年度予算との比較の質問、②代表質問等と重複した質問、③背景が不変であるにも関わらず繰り返しとなる質問、④根拠がある提案型の質問、⑤根拠がない提案型の質問、⑥指摘型の質問、⑦単純に内容を確認する質問、⑧市民や団体の声を反映した質問等、以上8点に客観的に分類化し、質問の質をさらに高めていく必要があることを確認した。
このようなまとめの中で、申し送り事項としては、平成29年度決算の審議に際して、積極的な事務事業評価シートの参照を継続して試行するため、シートの早めの公開を市側へ要望していくことを確認しました。
2. 議会改革検討会申し送り事項について
議会改革検討会の申し送りについては、議長からの諮問事項である、(1)予算・決算審議資料の充実について、(2)ICTを活用した議会運営について、(3)政策立案機能の強化について、(4)議会図書室の充実について、この4点について、これまでの取組の確認、意見を出し合いました。
今後、柳田座長が申し送り事項の(案)を提示し、意見を集約したのちに、議長に報告することを確認しました。
以上、報告とします。