6月18日 10:00より、藤沢市議会6月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(6/7開催)に付託された議案】
議案第9号 市道の認定について(鵠沼934号線ほか101路線)
新たに市道として認定するものですが、今回のほとんどは、柄沢特定土地区画整理事業の換地処分に伴うものです。
議案第10号 市道の廃止について(宮前1783-1号線ほか57路線)
不要となった市道を廃止するものですが、今回のほとんどは、柄沢特定土地区画整理事業の換地処分に伴うものです。
議案第13号 藤沢市生産緑地地区の区域の規模を定める条例の制定について
この議案は、都市計画に生産緑地地区を定めることができる一団の土地の区域の規模を引き下げるものです。
議案第14号 藤沢市都市計画事業柄沢特定土地区画整理事業施行条例の一部改正について
この議案は、事業に係る清算金を分割徴収する場合について、納付が困難となる者に係る期限の延長、利率を規定するため、所要の改正をするものです。
議案第15号 藤沢市建築基準等に関する条例の制定について
この議案は、構造形態や用途等が多様化及び複雑化かる建築物について、市の地域的な状況に応じた良好な建築行為を促進するものです。
議案第16号 藤沢市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について
この議案は、辻堂駅北口(C-X)地区計画を都市計画変更し、及び本町四丁目(旧藤沢高校跡地)地区計画を都市計画決定したことに伴い、区域内における建築物の制限について定めるものです。
※上記6議案は、全会一致で可決されました。
【厚生環境常任委員会(6/8開催)に付託された議案】
議案第21号 藤沢市旅館業法施行条例の一部改正について
この議案は、旅館業法の一部が改正されたことにより、旅館営業及びホテル営業の営業種別が統合され、旅館業法施行令等に定める構造設備の基準が改正されたことに伴い、所要の改正をするものです。
※この議案は、酒井議員のみ反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【子ども文教常任委員会(6/11開催)に付託された議案】
議案第23号 藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設条例の制定について
この議案は、藤沢市藤沢公民館、労働会館等の複合施設の供用開始に伴い、条例を制定するものです。
議案第24号 藤沢市公民館条例の一部改正について
この議案は、藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設において、藤沢公民館の供用を開始するため、所要の改正をするものです。
※上記2議案は、共産党(4人)が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【総務常任委員会(6/12開催)に付託された議案】
議案第12号 藤沢市市税条例の一部改正について
この議案は、地方税法の一部が改正されたことに伴い、固定資産税の課税標準の特例割合を追加する等のため、所要の改正をするものです。
※この議案は、全会一致で可決されました。
請願30第1号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願
この請願は、所得税法第56条を廃止するよう国に意見書を提出するよう求めるものです。
※この請願は、共産党(4人)と市民クラブの原田議員が賛成しましたが、反対多数で不採択となりました。
【補正予算常任委員会(6/13開催)に付託された議案】
議案第25号 平成30年度藤沢市一般会計補正予算(第1号)
今回の補正は、補助対象事業で新規補助採択された事業、総事業費や補助額に変更があった事業、その他特別な事情により補正を必要とする事業などです。
【一般会計】 補正額 3億855万8千円 ⇒ 補正後総額 1,388億6,155万8千円
特別会計の補正はありませんが、補正後の一般会計・特別会計の総額は、2,578億72万6千円となります。
※この議案は、共産党(4人)が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第8号 工事請負契約の変更契約の締結について(藤沢652号線歩道築造工事)
【契約の相手方】 鉄建建設・入内島土建共同企業体
【変更内容】 契約金額 増額分 5,739万2,280円
※この議案は、全会一致で可決されました。
~ここから一般質問~
※一般質問については、質問の概要を抜粋して掲載します。
通告1番 堺議員
1. 新しい市役所の活用方法について
(1)新庁舎の新たな課題と対応について
・本庁舎のリニューアルに対する思いと50年・100年後に向けた市長のメッセージを聞きたい。
・供用開始から半年が経過したが、市民からの意見にどう対応しているのか?
・職場環境の意見にどう対応しているのか?
・本庁舎の予防保全の取組について市の考えは?
(2)市のシンボルとしての有効活用について
・本庁舎におけるPRについて、郷土愛が高まる取組について市の考えは?
・市のシンボルとしての情報発信拠点として、広場やスペースにおけるイベント開催の考えは?
・本庁舎を訪れる人々へのおもてなしが口コミにつながる。口コミ型PRの考えは?
・本庁舎1階、5階、9階を本市の魅力発信の場として活用する考えは?
(3)災害拠点としての役割にいて
・災害発生時の本庁舎の役割と位置づけは?
・大規模災害発生時は職員も被災する。考慮した体制となっているのか?
・被災者が本庁舎に集中した時の対応は?
・災害発生時、しばらく時間が経過した時、復興期と時系列における本市の対応は?
通告2番 東木議員
1. 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けての、観光戦略について
(1)西北部地域の魅力創出と、観光ルートの開発について
・西北部地域における地域住民による魅力創出の取組について、把握状況と支援の状況は?
※西北部の魅力について、本会議場のモニターを利用して写真を表示しながら事例紹介
・健康の森周辺のフットパスの整備状況と今後の予定は?
・案内サイン設置の考えは?
・今後の西北部の観光ルートについて市の考えは?
(2)インバウンド対策について
・市としてのインバウンドの取組の状況と市の考えは?
・江の島周辺の外国人観光客多いが、南部から北部へのアクセスルートの考えは?
・農家レストランが開設された。市内藤沢産農産物を利用した飲食店を活用したインバウンドの考えは?
2. 「人生100年時代の活力溢れるじさわづくり」について
(1)「健康寿命日本一」への取り組みについて
・本市の健康寿命日本一をめざすリーディングプロジェクトの目的とコンセプトは?
・民間企業や団体が主体的に取り組む健康経営ある。優良法人認定制度などあるが、本市の状況は?
・第2期データヘルス計画、第3期特定健診等実施計画が改定されたが、これまでとの違いは?
・糖尿病性腎症について、国保における本市の現状と今後の取組は?
・市内全13地区で健康づくり、介護予防をテーマに取り入れ、ソーシャルキャピタルの醸成につなげていくべきだが?
・運動、栄養、社会参加のうちの栄養について、駅周辺での野菜の販売、レシピ配布など、効果あると思うが?
・みなとみらい線の駅の階段にカロリーが表示されていたが、見える化について市の考えは?
・認知症予防を目的とした公園の健康遊具設置の考えは?
・高齢者と呼ばれたくない高齢者多い。生涯現役推進に向けた検討滋養教と今後の取組は?
・ポイント付きの夢カレンダーをつくるべきだが?
・県の未病の取組との連携、様々な資源とコラボした積極的に取り組んでいくべきだが?
(2)レガシー創出へ、庁内一体型の取り組みについて
・レガシー創出へ、庁内一体型の取り組みについて、市長の考えは?
通告3番 加藤議員
1. 藤沢駅周辺のまちづくりについて
(1)藤沢駅周辺地区再整備事業について
・北口ペデストリアンデッキの再整備について、工事の進捗状況と利用者からの意見、要望、今後の課題は?
・南北自由通路拡幅、駅舎改修には330億円、期間は10年とのことだが、事業費の負担について鉄道事業者との協議状況は?
・今後の見通しと、担当部署としての考えは?
・南口駅前広場の再整備について2つの検討組織ができたが、その検討状況と今後のスケジュールは?
・サンパレットができたが賑わいの創出には物足りない。社会実験の状況と効果は?
・北口デッキ再整備後のエリアマネジメントの導入に向けての検討状況は?
(2)文化ゾーンの再整備について
・市民会館を再整備するにあたり、今後の市民会館のあり方、位置づけは?
・市民会館の施設機能について、現時点で、どのような意見、要望があるのか?
・市民会館を管理する立場として、不足している機能とは?
・建替えも大規模改修も多額の費用がかかる。PFI手法の検討が必要だが?
2. 産業振興について
(1)産業振興策の在り方について
・企業支援策の現状は?
・市内企業の定着について、企業からの意見や要望は?
・今後の支援策の充実に向けた市の考えは?
以上、報告とします。