7月25日 17:30より、私の母校であります日大の校友会県支部総会が横浜のローズホテルで開催され、湘南桜門会の立場で出席しました。総会では、行事報告、決算・監査報告、行事予定、予算案が全体で確認され、引き続き、神奈川県体育協会専務理事である「小野 力」氏(昭和53年文理学部卒)から、「社会の変化とスポーツ」というテーマで講演をいただきました。その後、懇親会で親睦を深めました。
日大といえば、アメフト部の問題が、今なお未決着となっています。学校側を代表して、井尻経済学部長が挨拶をしましたが、現在、第三者委員会からの最終報告を待っている状況であり、その報告を受けた上で、日大として信頼を回復するための組織の再生に全力を尽くしたいとのことでした。
井尻学部長の挨拶の中で印象的だったのは、学生の就職活動に関することで、学生にアンケートをしたところ、就職活動で必ずこの件のことを聞かれ、非常にストレスを感じたという一方、就職活動に影響があったか?という項目に対しては、影響がなかったとの回答が多かったとのこと。そして、学生からは、3年生や2年生の今後の就職活動を学校として支援してほしいと、後輩を気にかける声が多く寄せられたとのことでした。私もこの話を聞いて、人を思いやれる立派な学生として成長していると嬉しく思いました。
そして、懇親会の最後に参加者全員で、日本大学応援歌「花の精鋭」を合唱したのですが、その中で、次のようなフレーズがあります。「フェアプレイ日大 フェアプレイ日大 立て 打て 勝て 勝利微笑む花の日大」これを歌いながら、日大のアメフト部がフェアプレイを取り戻し、再出発することを強く願いました。
最後に、私の考えである「やりたい人より、やらせたい人」。大きな組織になればなるほど、権力が生まれます。その権力に埋もれるか埋もれないか、やりたい人は埋もれるでしょう。しかし、やりたくなく頼まれてやった、やらせたい人なら、まっとうな組織運営ができるでしょう。私は、これからも、「やりたい人よりやらせたい人」を大切にしていきたいと思います。 写真は、挨拶する門倉支部長と井尻経済学部長。