2018.9.25 本会議(7日目)~一般質問・決算上程・出資団体経営状況報告

 9月25日 10:00より、藤沢市議会9月定例会(7日目)が開催され、残りの一般質問、平成29年度決算の上程、出資団体の経営状況報告などがされました。内容の抜粋は次の通りです。※なお、一般質問については、市側と答弁調整(質問・答弁の原稿あり)がされていますので、答弁のメモが取り切れないため、質問の概要を掲載し、答弁は割愛します。

通告20番 原田議員

1. 藤沢の未来を変えるいくつかのヒントについて

(1)未来につなげる子どもの生きる希望や権利について

・子どもの貧困について実態調査をするが、アンケートの回収を学校でしないと決めた理由は?

・アンケートとは別に支援者ヒアリングするが、その意義は?

・実態調査で見えてくる子ども特有の権利の保障をどうしていくか?

・調査結果に学校はどう関わっていくのか?

・藤沢型地域包括ケアシステムにおいて、子どもを対象とした取組の検討状況は?

・地域の中での子どもの居場所、子ども食堂で課題が見えた場合、ケア会議のようなものが必要だと思うが?

・本市の不登校の状況とフリースクールに通っている状況は?

・本市でも川崎夢パークのようなものをつくる必要があると思うが?

・不登校児童生徒の居場所について、今後どう対応していくのか?

・川崎市や松本市では、子どもの権利に関する条例や指針を策定している。本市は今後どうしていくのか?

・川崎市の条例をそのまま本市の条例としてもいいと思うが?

(2)暮らしを支える地域づくりと行政責任について

・平成30年6月議会で質問して以降、認知症についての取組状況と今後の取組みは?

・認知症家族の会に参加したが市の専門職は同席していなかった。本人の視点を重視するなら、専門職からのアドバイスも必要では?

・VRを活用した研修を通して、市として認知症施策をどう展開していくのか?

・ケアマネージャー指定権限が4月に移譲された。ケアマネージャーが毎月訪問せず、アセスメントができていないとも聞く。ケアマネージャーに対してどういった課題があると認識しているか?

・課題の克服するためにどうしていくのか?

・健康寿命を伸ばす先進的な取組としてライザップと連携した取り組みをしているところある。結果を出す観点から市としてどうしていくのか?

・郷土づくり推進会議など、地域団体のあり方を見直すべき。市民センター・公民館の地域での役割をどうしていくのか?

・社会の変化に対応した今後のまちづくりの考えは?

通告21番 有賀議員

1. まちの活性化と公園について

(1)ドッグランについて

・本市におけるドッグラン設置の経緯と藤沢市新総合計画の中にある複数設置計画について、現在の状況は?

・藤沢市の中部に設置したドッグランの利用状況と管理運営状況は?

・現在のドッグランの管理運営にかかる費用は?

・過去のドッグラン設置要望について、署名提出の状況と市の対応は?

・NPO法人湘南にドッグランをつくる会は、もともと南部に設置してほしいとの事だったと思うが把握しているか?

・補助金が入らない官民協働では、団体とのコミュニケーションが図られないのでは?

・藤沢市として、公園のドッグランの設置と都市公園法との関係をどう整理しているのか?

・県内でも公園内のドッグラン設置増えている。その状況と法解釈の状況は?

・県立湘南海岸公園の一部を借りて、市が開設することは可能か?

(2)ボランティア支援について

・現在、市の公園における管理ボランティアの状況と支援の状況は?

・公園愛護会による清掃は、公園内のみか?

・公園内にゴミ箱が設置されていない。愛護会活動で出たごみの取扱いは?

・鵠沼海岸にあるボランティア清掃用のゴミ箱周辺にバーベキューごみが出されている。鵠沼海岸公園の駐車場の一部に社会実験としてゴミ箱を設置できないか?

~ここまで、一般質問~

認定第1号 平成29年度藤沢市一般会計歳入歳出決算の認定について

認定第2号 平成29年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第3号 平成29年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第4号 平成29年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第5号 平成29年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第6号 平成29年度藤沢市湘南台駐車場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第7号 平成29年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第8号 平成29年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第45号 平成29年度藤沢市下水道事業費特別会計剰余金の処分及び決算の認定について

認定第9号 平成29年度藤沢市民病院事業会計決算の認定について

※以上の認定について、鈴木市長より、平成29年度主要な施策の成果について説明がありました。質疑は、9/27に行います。

報告第19号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、議会に報告、公表するもので、財務部長より報告がされました。

1. 健全化判断比率

(1)実質赤字比率 一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は11.25%」
 
 藤沢市は、平成28年度の実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)8.38%となっており、平成28年度の同比率、マイナス(黒字)5.77%と比較すると2.61ポイント改善している。早期健全化基準の11.25%を19.63ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)連結実質赤字比率 全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は16.25%」

 藤沢市は、平成29年度の連結実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)20.58%となっており、平成28年度の同比率、マイナス(黒字)19.21%と比較すると、1.37ポイント改善している。早期健全化基準の16.25%を36.83ポイント下回っており、良好な状態にある。

(3)実質公債費比率 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は25.0%」

 藤沢市は、平成29年度の実質公債費比率は1.2%となっており、平成28年度の1.3%と比較すると、0.1ポイント改善している。早期健全化基準の25.0%を23.8ポイント下回っており、良好な状態にある。

(4)将来負担比率 一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は350.0%」

 藤沢市は、平成29年度の将来負担比率は44.9%となっており、平成28年度の25.4%と比較すると19.5ポイント悪化しているが、早期健全化基準の350.0%を305.1ポイント下回っており、なお良好な状態にある。

2. 資金不足比率

(1)下水道事業費特別会計資金不足比率

 平成29年度の資金不足比率資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)22.0%となっており、平成28年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)20.2%と比較すると1.8ポイント改善している。経営健全化基準20.0%を42.0ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)市民病院事業会計資金不足比率

 平成29年度の資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)30.3%となっており、平成28年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)33.4%と比較すると、3.1ポイント悪化しているが、経営健全化基準20.0%を50.3ポイント下回っており、良好な状態にある。

 この報告についての質疑は、9/27に行います。

報告第20号 藤沢市民会館サービス・センター株式会社の経営状況について

報告第21号 一般財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について

報告第22号 藤沢市土地開発公社の経営状況について

報告第23号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について

報告第24号 公益財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について

報告第25号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について

報告第26号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について

報告第27号 公益財団法人湘南産業振興財団の経営状況について

 各出資法人の平成29年度決算の状況について、報告がされました。この報告についての質疑は、9/27に行います。

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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