10月1日 14:40より、藤沢市議会決算特別委員会が再開され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
次に示すのは、平成29年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている、事業名/主な事業/決算額/執行率です。
【総務費】
1. 名誉市民関係費/故船山徹氏に対する藤沢市名誉市民として顕彰したことに関する費用/751,437円/86.0%
2. 都市親善費/マイアミビーチ市、昆明市、保寧市、ウィンザー市との交流事業・国際交流フェスティバル・聶耳記念碑保存会への助成/19,677,989円/61.4%
土屋委員
昆明市との具体的交流の内容は?⇒昆明市から1月の市民マラソンに5人受け入れて交流した。3月には、昆明市政府の訪問団を受入れ、交流を図った。
スポーツ、市民交流のほか、文化の交流について、今後の考えは?⇒今年の4月、親善協会が昆明市へ行き、華道、茶道で文化交流している。今後も進めていく。
3. 広報ふじさわ発行費/「広報ふじさわ」作成及び配布/60,375,608円/65.7%
4. CATV等視覚広報事業費/CATV放映番組作成・tvk放映番組制作/70,473,543円/99.9%
5. FM放送事業費/FM放送藤沢市広報番組制作業務委託/46,137,600円/99.9%
西委員
平成29年度、認知度を高めるためのリスナー獲得の取組状況は?⇒特別番組を放送、アウトリーチでリスナー獲得をしてきた。レディオ湘南の冊子、チラシ配布などで聞いてもらえるようにつなげていく。
レディオ湘南アプリについて、今後の普及に向けた考えは?⇒イベントなどで周知していく。
6. 市民電子会議室関係費/市民電子会議室事業費負担金/1,954,000円/100.0%
7. ホームページ運営管理費/ホームページによる情報提供/15,973,608円/99.4%
8. コールセンター関係費/コールセンター及び代表電話交換室運営業務委託/40,300,229円/100.0%
井上委員
コールセンターは必要ないと思うが?⇒将来的に、代表電話との統一を目指して検討していく。
9. 人権施策推進事業費/講演会等啓発事業の実施及び人権啓発事業への参加・ふじさわ人権協議会の運営・人権擁護委員会との連携及び活動支援/5,840,240円/87.7%
土屋委員
LGBTへの支援状況は?⇒理解が進んでいない課題。平成29年度、全職員へのeラーニング研修で取り上げ、セクシャルマイノリティの啓発ポスターの掲示した。広く市民の認識を深める必要あり、人権リーフの配布など啓発をしていく。
LGBTへの支援について、県の事業内容は?⇒平成30年度から、セクシャルマイノリティの悩み、問題解決のための支援事業として、派遣専門相談、にじいろトーク、中小企業人事向け研修会、児童養護施設職員への研修会をしている。
にじいろトークについて、県と連携して取組むべきだが?⇒市のホームページ、本庁舎のデジタルサイネージ、チラシの配架をしている。今後も県や関係団体と連携して取組んでいく。
同性パートナーシップ制度について、本市の状況は?⇒全国には9つの自治体で制度ある。検討を進めている自治体も複数ある。本市では、他市の事例を調査研究する中で、関係者や市民から意見を聞きながら人権施策に取組んでいく。
脇委員
ヘイトスピーチを許さない啓発活動をすべき。平成29年度の取組は?⇒全職員を対象としたeラーニングでテーマの1つとしてとり上げた。職員ポータルの壁紙、啓発ポスターの掲示などを実施した。
10. ふるさと納税関係事業費/ふるさと納税関係事務にかかる業務委託/10,526,760円/70.2%
神村委員
ふるさと納税について、事業の評価は?⇒平成29年度は1,449件で、そのうち市外からの寄付は9割だった。目標の2,500万円には届かなかった。更なる取り組みが必要と考えている。
今後、積極的に進めていくのか?⇒市税が流出している。財政への影響を減らすためにも積極的に進めていく。
藤沢らしい突出した取組が必要。アイデアは?⇒市内産品のPR、本市オリジナルの返礼品について、パンフレットやリーフレットで周知していく。
西委員
藤沢市ではオリンピックが開催される。オリンピックに関連した返礼品の考えは?⇒2020大会に向けて、オリンピック・パラリンピック開催準備室と連携して検討していく。
自動販売機でふるさと納税できる仕組みが藤沢の企業で開発されている。本市で実証実験すべきだが?⇒設置後のランニングコスト、他市の状況などを調査研究する必要がある。
本市の市税流出は約7億5,000万円。ふるさと納税による本市税収への影響をどう周知していくのか?⇒ホームページで影響を知らせている。今後、ホームページの充実、わかりやすい藤沢市の財政などで市民へ周知していく。
11. 公共施設整備基金積立金/公共施設再整備事業の財源確保と財政負担の平準化を図るための積立金/1,260,085,195円/99.6%
12. 庁舎等整備費/新庁舎建設工事・分庁舎整備基本設計、実施設計・朝日町駐車場整備基本設計、実施設計/14,859,202,973円/99.7%
土屋委員
新庁舎について、市民からの声は?⇒建物がきれい、窓口集約で便利、庁舎が大きくて分かりにくい、1.5.9階ラウンジのイスの利用者多く使えなかったなど。
意見提案箱が1階にしかない。5.9階へも設置すべきだが?⇒現在、1.9階に設置している。今後、5階についても準備していく。
課が分かりにくい。改善の考えは?⇒本庁舎のレイアウトはユニバーサルレイアウトで、組織改正にも対応できるようにしている。今後、必要に応じてサインボードなど検討していく。
市民利用会議室について、減免対象を拡大した。周知の状況は?⇒広報、ホームページで周知している。
井上委員
旧庁舎で使用していた什器・備品について、再利用の他、売却はあったのか?⇒売却はしていない。
廃棄の状況は?⇒約75トン処分した。
1階のコンビニ前のラウンジスペースには多くの人がいて、椅子が足りていない。カウンタースペースも必要だが?⇒1階には試験的にカウンター状のテーブル2台4席を設置した。状況を見て、より使いやすいラウンジとなるように進めていく。
会議室の利用時間について、17:00~20:30の枠では、横浜や東京から帰ってきたからでは利便性悪い。改善すべきだが?⇒他との兼ね合いも研究して改善していきたい。
9階の展望フロアでは学生が勉強している。会議室が空いているなら学生に開放すべきだが?⇒今後、柔軟な使い方を検討する必要があると考える。
議会フロアの空調について、控室の空調は人がいなくても朝から入っており、電気の無駄遣い。改善すべきだが?⇒各フロア、各部屋ごとに設定が変更できる。
13. 広域行政推進関係費/湘南広域都市行政協議会での取り組み/287,703円/82.4%
14. 企画業務関係費/将来人口推計調査業務委託・コミュニケーションロボット賃借料・総合教育会議の運営・市政運営の総合指針の市民満足度調査の実施/7,507,440円/70.2%
神村委員
コミュニティロボットの貸出が平成30年度予算に入っていない理由と今後のロボット活用の考えは?⇒コミュニティロボットの貸出は平成29年度で終了し、30年度からロボット産業特区第2期が始まった。ロボット未来社会推進プロジェクトで本庁舎での体験会も実施した。今後、ロボットの普及・啓発、自動運転、ドローンの実証実験を進めていく。
15. 行政改革等推進事業費/行政改革の推進・行政評価の実施・内部統制制度の総括/5,793,990円/88.7%
神村委員
中期財政フレームの見通しと職員定数の削減の考えは?⇒11月の行革委員会で数値を示す予定。定数については、引き続き定数、定員の抑制に努めていく。
内部統制制度の総括は?⇒業務記述書、リスク管理票は94%出来ている。今後も取組みを強化して進めていく。
16. 公共資産活用関係費/藤が岡二丁目地区再整備PFIアドバイザリー業務委託・公共建築物台帳システム賃借料/20,242,392円/90.8%
土屋委員
藤が岡二丁目再整備について、住民説明会の状況と意見は?⇒平成29年9月8.9日、30年3月9.10日に、8自治会・1町内会を対象に説明会を実施した。新たな施設が一時避難場所として期待されていること、防災備蓄倉庫について、体育館の防災への配慮、工事中の配慮、信号の再設置など。
信号の再設置について、見通しは?⇒5/23に藤沢警察署へ再設置を要望した。今後も工事の進捗状況を見ながら要望していく。
解体工事始まっている。騒音、振動の苦情への対応は?⇒5月の連休明けから保育園、職員住宅等の解体をした時、騒音、振動の意見いただいている。なくすことはできないが、敷き鉄板を増やしたり、重機の工夫などで対応している。
今後も地域住民の声を聞いて進めていくべきだが?⇒今後も自治会などへ説明していく。
17. 基幹系システム関係費/大型コンピュータ及びオンライン機器等の賃借・基幹系システムの運用、業務管理・セキュリティ対策業務/381,547,840円/95.8%
18. 情報系システム関係費/情報系パソコン及びネットワーク機器等の賃借・職員情報ポータルシステム等の運用、管理業務・職員情報化研修・情報系システムのセキュリティ対策業務/323,549,759円/96.1%
19. ネットワーク整備事業費/本庁舎ネットワークの整備・KSCの利用料・ペーパーレス会議のための端末購入/100,209,834円/91.5%
20. 基幹系業務適正化事業費/基幹系業務最適化業務委託・システム監査業務委託/9,260,028円/88.9%
21. 市史編さん事業費/市史関係資料の調査経費・市史編さん委員会の開催経費/8,877,189円/96.4%
西委員
藤沢市史ブックレットを観光に繋げることはできないか?⇒市史編さん委員会の中で検討していく。
電子データで誰もが読めるようにすべきだが?⇒検討していく。
22. 郷土づくり推進会議関係費/13地区の郷土づくり推進会議の設置、運営/9,593,706円/78.0%
23. 六会地区まちづくり事業費/花の植栽活動・年末年始のイルミネーション・六会人材センターの運営/1,521,798円/99.2%
24. 片瀬地区地域まちづくり事業費/片瀬地区人材情報バンクセンター事業・まちかど相談事業・江の島道の整備事業・青少年居場所事業/3,082,528円/96.2%
井上委員
個人情報が流出した原因は?⇒複数人数宛のメール送信の際に、BCCで設定して送信すべきところ、TOで送信したため、他の人にアドレスが出てしまった。
今後の対応は?⇒個人、複数に限らず、今後はBCCで送信する運用に改善した。更に年間2回しかないことが分かったので、市民センター職員が送信前に確認することとした。
25. 明治地区まちづくり事業費/歴史文化継承事業・マナーアップ推進事業・子育て支援室等充実事業・明治地区健康体操推進事業/1,593,491円/98.5%
26. 御所見地区地域まちづくり事業費/田園パーク構想推進事業・地域活性化事業/597,174円/99.9%
27. 遠藤まちづくり推進事業費/高齢者見守りネットワークリーフレットの作成、配布・竹炭、あじさい、各まつり用、仮設トイレの設置/236,160円/96.8%
28. 長後地区地域活性化事業/地産地消のイベント開催・観光、歴史資源開拓事業・健康づくり普及事業・長後子育てメッセの開催/961,540円/62.4%
29. 辻堂地区地域まちづくり事業費/健康促進事業・環境美化キャンペーン・辻堂グリーン回廊事業/664,881円/70.6%
30. 善行地区まちづくり事業費/善行かるたの有償頒布・善行発!子育て応援メッセ・真夏の子どもフェスティバル、おばぁの市場などへの補助金・高齢者等移動支援事業/1,086,831円/71.8%
31. 湘南大庭地域まちづくり事業費/健康なんでも相談事業・地域のゴミゼロ運動推進事業/414,400円/74.9%
32. 湘南台地域まちづくり事業費/湘南台駅地下イベント広場を活用した各種イベント・地域サポーター育成事業・子育てネットワーク事業/1,169,711円/94.3%
33. 鵠沼地区まちづくり事業費/鵠沼元気塾、鵠沼元気広場事業・鵠まつり事業・認知症対策事業/895,428円/62.6%
34. 藤沢地区まちづくり事業費/藤沢宿フラッグの制作・藤沢宿マップの改訂・地域イベントの実施団体への助成/1,767,660円/68.2%
35. 村岡いきいきまちづくり事業費/史跡案内板の設置・ミニボタンの花の寄せ植え講習会・村岡あいさつ運動事業・自転車交通安全教室の実施/2,690,696円/99.3%
36. 市民センター整備費/長後市民センター駐車場取付道路拡幅工事・体育館天井屋上防水改修工事/31,212,000円/86.7%
神村委員
頼りになる拠点のあり方の検討状況は?⇒コミュニティセンター化についても更に検討を進めていく。
37. 善行市民センター改築事業費/善行市民センター等再整備実施設計、埋蔵文化財試掘調査、電波障害事前調査/79,868,400円/99.9%
土屋委員
住民から要望・意見をどう受け止めているか?⇒音楽室の意見、防災拠点としての機能、環境に対する取組などの意見をいただいた。可能な限り設計に取り入れた。
市民センターの駐車場が一部閉鎖している。どうむ対応しているのか?⇒第2駐車場が閉鎖されていて、台数は35台となっている。他の市民センターの駐車台数と比較して大幅に少ないわけではないが、坂が多いので、公共交通、自転車バイク、乗り合わせなどを案内している。
体育室も一定期間利用できなくなる。代替え施設の案内が必要だが?⇒2年強使えなくなる。今から知らせるとともに、近くの公民館の利用を案内している。
38. 辻堂市民センター改築事業費/基本設計、既存建物解体工事、家屋事前調査、公共財産購入/375,552,330円/87.9%
土屋委員
2018年にも住民アンケートしたが、どう反映されたのか?⇒結果は受け取っていない。今後も住民意見を総合的に判断しながら、事業を進めていく。
39. 市民会館整備費/小ホール屋上防水工事・大ホール渡り廊下改修工事・大ホール座席修繕・市民会館建物調査/39,342,348円/100.0%
40. 湘南台文化センター施設管理費/指定管理料・管理運営に係る機器の賃貸借/348,061,000円/100.0%
土屋委員
こども館、市民シアターの利用者が増えた理由は?⇒こども館は休館日なく実施したこと、プラネタリウムで全天周映画の実施など。
施設の老朽化に対する修繕の状況は?⇒平成29年度はも消防用設備の更新、こども館天井の緊急修繕、小規模な修繕を行い対応している。
湘南台文化センターの今後の抜本的な対策は?⇒開設して30年が経過している。今後、指定管理者、関係団体と連携して対応していく。
41. コミュニティ助成事業補助金/打越会の子ども神輿及びコミュニティ活動備品の整備への補助/2,500,000円/100%
42. 市民まつり開催費/市民まつり事業に対する一部負担/30,000,000円/100%
43. 男女共同参画推進事業費/啓発事業の推進・推進協議会の運営経費/3,347,105円/84.0%
脇委員
ここでの事業は市民向けの事業であり、職員向けのセミナーは、職員研修費の中で取組むべきだが?⇒職員研修にも様々ある。職員課での研修もあれば、内容により担当課と共催の仕方もある。
44. 多文化共生推進事業費/藤沢市外国人市民会議の開催・MINTOMO交流会の開催・多言語翻訳料/767,468円/76.7%
45. 平和都市宣言推進事業費/平和の輪を広げる実行委員会への平和事業の委託・長崎、広島派遣/8,323,177円/70.3%
土屋委員
憲法記念市民のつどいを復活させるべきだが?⇒平成28年度から平和の輪をひろげる集いを実施している。
日本が、核兵器禁止条約に参加していない。政府に求めていくべきだが?⇒日本非核宣言自治体協議会、平和市長会議と連携して、核兵器廃絶、恒久平和に向けた取組を進めていく。
46. 市民活動推進センター運営管理費/市民活動推進センター本館および市民活動プラザむつあいの運営管理/58,802,982円/99.1%
47. 公益的市民活動助成事業費/公益的市民活動団体への助成/1,629,000/81.5%
神村委員
この事業と、49の事業との一本化に向けた検討状況と今後の展望は?⇒現在、市民活動推進計画と連動して検討している。2019年度には、募集開始できるように進めている。
48. 特定非営利活動法人事務関係費/設立認証経費/515,370円/98.4%
49. 市民協働推進関係費/まちづくりパートナーシップ事業の実施/8,211,850円/91.0%
50. 地域コミュニティ拠点施設整備支援事業費/自治会・町内会が行う集会所の改築、修繕などへの補助/13,767,000円/84.9%
51. 市民憲章推進費/啓発グッズの配布・小学1年生へ市民憲章理念を伝える冊子を配布/610,603円/99.8%
西委員
子どもの使用する文房具にふじきゅんと市民憲章を載せのなどの工夫が必要だが?⇒クリアファイルを作成した。教育大綱のクリアファイルの裏面にも掲載した。
52. 個人番号カード交付事業費/マイナンバーカードの交付にかかる経費/55,759,358円/53.8%
土屋委員
マイナンバーカードの必要性について、事務の手続きにおいて、番号の記載は義務でないということか?⇒義務のある手続きでも、記載なくても手続きはできる。記載をお願いしているもの。
ならば、マイナンバーカードをつくる必要ないのでは?⇒カードをつくれば、例えば、全国のコンビニで証明書の発行ができる、マイナポータルで行政手続きができるなど、身分証明書としても活用できる。
53. 従事者報酬手当等(衆議院議員選挙)/選挙事務従事者への報酬、手当/52,405,143円/68.6%
54. 選挙公営関係費(衆議院議員選挙)/ポスター掲示板の作製、撤去・選挙公報新聞折込・投票券作成、郵便料/42,364,087円/88.1%
55. 選挙事務費(衆議院議員選挙)/速報集計システム使用料・投票所機材配送、開票所設営・投票用紙自動読取分類機/28,614,859円/76.8%
56. 災害復興基金積立金/災害復興基金への積立/101,897,749円/99.7%
57. 航空機騒音対策事業費/厚木基地騒音対策協議会、基地関係県市連絡協議会への負担金・要請に係る旅費/282,016円/92.8%
土屋委員
3月に岩国基地への移駐が完了したが、爆音解消の見通しは?⇒今後の厚木基地の運用は、移駐後も重要な位置づけとなっているので、今後の騒音は不透明。
本市として、基地整理・縮小、オスプレイ訓練の中止などを日米両政府に求めていくべきだが?⇒県基地関係市連絡協議会の中で、基地の整理・縮小を求めていく。
脇委員
7月に南関東防衛局から大和市に説明があった。内容を把握しているか?⇒情報は把握している。
その中で、硫黄島での着陸訓練での厚木基地の位置づけと今後の厚木基地の使用の考えは?⇒訓練は硫黄島で行うが天候が悪化した場合は厚木基地が代替え使用されると聞いている。今後も重要な拠点の基地の1つに位置付けられている。ヘリ部隊、他の部隊の給油などに使用されると聞いている。
大和市の広報では、詳しく部隊の情報が出ているが、把握しているか?⇒把握していない。
58. 急傾斜地防災事業費(急傾斜地崩壊対策)/片瀬山1丁目、江の島2丁目の対策工事・県事業への負担金/4,221,816円/75.2%
59. 防災施設等維持管理費/防災行政無線、MCA無線、防災ラジオシステム等の維持管理・耐震性飲料用貯水槽の維持管理・防災備蓄資材の整備/140,855,117円/96.5%
60. 地域防災支援事業費/避難行動要支援者名簿の提供、更新・ふじさわ防災ナビパンフレットの増刷/1,933,282円/93.1%
塚本委員
避難行動要支援者名簿について、自主防災組織や自治会・町内会が名簿の重要性を認識することが重要。そういう視点を成果目標にすべきだが?⇒そういう視点で検討していく。
検討の段階ではない。目標設定を抜本的に見直していくべきだが?⇒災害時にいかに活用するかが重要。指摘を踏まえて進めていく。
61. 防災設備等整備事業費/防災備蓄資機材の整備、充実・防災ラジオの市民頒布・津波避難ビル設置用簡易トイレ等の購入・スマホ版ふじさわ防災ナビの保守管理/239,799,702円/95.6%
神村委員
スマホ版ふじさわ防災ナビについて、今後の考え方は?⇒現在、行革の見直し検討対象となっている。同様な機能のある民間の防災アプリある。行政で実施する必要性があるかが課題と捉えている。
塚本委員
浸水想定地域における車両の移動支援についいて、公共施設での受け入れに統一性がない。現状と課題は?⇒今年度の対応に不十分なところあった。チェックリストにより漏れのない対応をしていく。
内水浸水想定区域における車両の移動支援について、公共施設や公共用地への移動について、市の地域防災計画に位置付けることも必要だが?⇒ハザードマップ作成の中で徹底していく。
井上委員
片瀬山プール跡地の防災倉庫について、片瀬山市民の家の再整備予定地に置いてほしいとの声あるが?⇒片瀬山プール跡地の防災倉庫は拠点倉庫の位置づけ。小学校などの避難施設にも防災倉庫ある。市民の家の防災倉庫の位置づけを検討していく。
62. 危機管理対策事業費/津波避難経路路面標識の設置・海抜表示公共小型看板の更新/4,106,840円/90.1%
土屋委員
津波避難経路の路面シートについて、素材の改善が必要だが?⇒素材の強度を高めて改善している。仕様の見直しも検討していく。
63. コミュニティ助成事業補助金/第二駒寄防災会の防災資機材購入への補助/1,800,000円/100.0%
【主要な施策の成果に関する説明書に掲載されていない事業への質疑】
神村委員
職員研修について、民間企業へ派遣研修をすべきと指摘してきた。平成29.30年度の新たな取組は?⇒平成30年度、新たに公益財団法人地盤工学会へ派遣し取組の発表をした。
職員の旅費について、飛行機、新幹線など、交通手段の基準は?⇒北海道、四国、九州、沖縄は飛行機を原則とし、本州内で飛行機使用の場合は、行政総務課の会議が必要。経済的、効率的であれば認められる。
多様な交通手段を活用すべきだが?⇒経済的、効率的であれば、様々な交通機関で判断していく。定義についても見直しが必要と考えている。今後検討していく。
マルチパートナーシップにおける民間企業との連携協定について、協定締結後の状況と今後の見通しは?⇒個別連携協定は内容が明確だが、包括連携協定は連携内容が分かりにくい場合ある。7月には包括連携協定の企業による事例発表、意見交換した。マクドナルド六会店での地域の縁側、メルシャンによる認知症の取組み、イトーヨーカドー店舗でのシティプロモーションや健康増進の取り組みなど。今後は、実効性のあるものとなるよう企業と議論し形骸化しないように進めていく。
災害時福祉ボランティアの位置づけは?⇒保健福祉の資格、語学の資格などを有する人で、事前に登録して、大規模災害時の市民センター・公民館の福祉避難所で避難者のケアや通訳などを担う。
ボランティアなので、報酬は出ないが、交通費支給などは必要と思うが?⇒基本的には最寄りの市民センター・公民館での活動なので、交通費は発生しないと考えるが、発生したとしても共助の活動として考えている。
土屋委員
小規模契約簡易登録制度について、契約状況は?⇒平成28年度は187社で57.89%、29年度は198社で55.15%。
発注件数から見た状況は?⇒平成29年度発注件数は17,069件で、小規模契約は3,929件で23.02%、金額は全体11億9,831万円のうち2億8,414万円で23.71%。
今後の考えは?⇒小規模契約簡易登録制度は、各課が業者を選定している。引き続き庁内に周知し、広く浸透するにしていく。
市民の家の運営について、今後、利用の手引き見直しの考えは?⇒地域の特性や実情に合わせた管理運営をしている。今後も運営委員会、利用者の声を聞きながらより良い手引きに見直していく。
西委員
藤沢市表彰式を土日開催にする考えは?⇒10月1日の市制記念日に開催してきた。意見を踏まえて慎重に検討していく。
塚本委員
市長交際費の地域お祭りへの祝金について、公費での支出には問題あると考える。県内自治体で、お祭りに公費支出している状況は?⇒政令市以外の16市では、交際費支出は本市以外は2自治体だった。
公費支出を見直すべきだが?⇒県内で3自治体だけという実態もあるので、指摘も踏まえて、総合的に検討していく。
市民等から職員に対する不当な要求について、ある程度のルールを決めて行くべきだが?⇒警察OBのアドバイスを受けながら対応している。ルールについては、今後検討を要する。
【環境保全費】
64. 地球温暖化対策関係事業費/太陽光、燃料電池システムへの補助・電気自動車の普及促進/29,889,039円/76.4%
土屋委員
雨水貯留槽設置を促進していくために、設置した方の事例紹介を更にしていくべきだが?⇒引き続き進めていく。
エネファームについて、県とも連携する必要あるが?⇒県でもエネファームの補助制度ある。県と連携して普及に努めていく。
65. 環境啓発推進事業費/環境フェアの開催・エコライフハンドブックの全戸配布・環境ポータルサイトの運営管理/4,959,794円/93.5%
66. 緑地保全事業費/市有する山林、緑地、特別緑地保全地区の維持管理・保存樹林奨励金/97,041,989円/83.8%
67. みどりいっぱい推進事業費/公共施設などの草花の植付管理業務委託・緑化普及啓発ポスターコンクール、学校花壇コンクール・みどりいっぱい推進事業事務経費/12,155,947円/79.8%
68. 建物緑化事業費/建物緑化への助成・緑のカーテンの設置、建物緑化賞の実施/871,269円/34.8%
神村委員
事業の今後の方向性は?⇒建物緑化は効果ある。義務付けしている以上、初期投資に補助は必要と考える。
69. 緑地保全協働事業費/市内22カ所の緑地の草刈り、里山保全ボランティアリーダー養成講座の開催・市内ビオトープ地の調査/5,100,000円/100.0%
70. 自然環境共生推進事業費/既存ビオトープの維持管理・藤沢市生物多様性地域戦略策定支援業務/9,178,850円/98.2%
神村委員
大庭の裏門公園において、大庭中学校の運動部による清掃活動あったが、今後の取組は?⇒平成30年2月に大庭中学校の野球部を中心に清掃活動を実施した。次回は、10月に草刈りを予定しているので、その後、清掃活動について学校と調整していく。
地域との関わりは?⇒江の島ふじさわガイドクラブが観光案内をしている。その一環として裏門公園を案内する企画があり、立ち入り制限をしているが、協力をしていく。
裏門公園を環境啓発活動の場として、施設整備をしていくべきだが?⇒野鳥が生息している公園。施設整備については、外周部にある望遠鏡が古く、子どもが見るには位置も高いことから、まずはその改善から進めていく。
71. 石川丸山緑地保全事業費/石川中河内地区現況測量・石川丸山緑地の湿地環境復元のための水路改修/10,333,194円/83.1%
72. 緑地改修事業費/川名緑地法面防護工事・江の島緑地法面防護工事実施設計・片瀬山五丁目緑地法面防護工事予備設計・元藤沢航空隊緑地法面調査・金子の森法用地境柵設置工事/159,182,280円/95.3%
73. 不法投棄防止等対策費/看板設置、監視カメラ、夜間監視業務委託・ボランティア清掃への支援・1日清掃デーの実施/9,581,430円/95.0%
74. 生活環境美化推進費/路上喫煙禁止区域内での巡回指導、喫煙所の管理・落書き消去・夏期の海岸における深夜花火の巡回指導/21,788,488円/97.2%
74. 交通安全団体等活動推進費/交通安全推進団体への助成・交通指導員の委嘱・学童等交通誘導員の配置/8,312,593円/96.0%
75. 交通安全教育指導費/各種交通安全教室の実施・各種研修会の実施/11,658,220円/99.8%
76. 防犯対策強化事業費/防犯カメラへの設置補助・各地区防犯パトロール団体への活動用品支援/14,509,747円/85.0%
77. 安全・安心まちづくり対策会議事業費/地域安全マップ指導員養成講座の開催・江の島周辺夜間パトロール他、パトロールの実施/1,158,681円/94.4%
塚本委員
職員1人1人が、犯罪機会論を身につけることについて、平成29年度の取組は?⇒平成30年1月26日に立正大学の小宮教授を招いて犯罪機会論の研修をした。44職場64人が参加した。
落書き対策について、落書きゼロが基本姿勢でなければならないという気持ちが必要だが?⇒民間施設の落書き消去の課題あるが、落書きゼロを目指している。各地区での防犯パトロールと一体となった取組も進めていく。
78. 街頭防犯カメラ設置推進事業費/街頭防犯カメラの設置(藤沢駅南口1台、南口デッキ1台、辻堂駅北口1台)/2,251,400円/86.4%
79. 水質汚濁防止費/公共用水域の水質調査・ダイオキシン類の環境調査・海水、河川水の放射能濃度測定・地下水質調査/19,030,859円/87.2%
土屋委員
旧武田薬品湘南研究所である湘南アイパークは、何を目指して研究しているのか?⇒入居する企業に対して研究のノウハウ、研究施設を提供することで、武田薬品として出来なかったものをベンチャー企業との相乗効果で、創薬に結び付けていくとのこと。
80. 大気汚染防止費/大気汚染常時監視測定、二酸化窒素測定・ベンゼン等有害大気汚染物質モニタリング調査・PM2.5の成分分析/40,490,514円/83.3%
81. 微小粒子物質(PM2.5)機器整備費/測定機器購入/2,084,400円/68.9%
82. 合併処理浄化槽設置助成事業費/合併処理浄化槽への設置補助/4,551,004円/51.5%
【主要な施策の成果に関する説明書に掲載されていない事業への質疑】
塚本委員
地盤沈下対策について、変化のない定点観測をするのではなく、市内で地盤沈下しているか所の測定、その原因分析、対策をしていくべきだが?⇒今後、現在の取組みを検証した上で、検討をしていく。
※塚本委員の質疑が終わった段階で、19時を過ぎましたので、残りの質疑については、翌日にすることとし、延会となりました。