12月17日 10:00より、藤沢市議会12月定例会(3日目)が開催されました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(12/6開催)に付託された議案】
議案第48号 市道の認定について(辻堂662号線ほか6路線)
寄附や移管等により、市道の認定をするものです。
※この議案は、全会一致で可決されました。
【厚生環境常任委員会(12/7)に付託された議案】
議案第55号 藤沢市福寿医療費助成条例の廃止について
福寿医療費助成制度を平成30年度をもって廃止するものです。
※この議案は、共産党と市民派クラブが反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【子ども文教常任委員会(12/10)に付託された議案】
議案第56号 藤沢市学校給食費に関する条例の一部改正について
学校給食食材の価格が上昇している状況等を鑑み、学校給食費の金額を改定するため、所要の改正をするものです。
※この議案は、共産党と市民派クラブが反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【総務常任委員会(12/11)に付託された議案・請願】
議案第52号 藤沢市市税条例の一部改正について
地方税法の一部が改正され、軽自動車税に環境機能割及び種別割が設けられたことに伴い、所要の改正をするものです。
※この議案は、全会一致で可決されました。
議案第54号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部改正について
条例において規定する、個人市民税における寄附金税額控除の対象となる寄附金を受入れる特定非営利活動法人を見直すものです。
※この議案は、全会一致で可決されました。
請願30第2号 日本政府に対し、核兵器禁止条約に積極的な役割を果たすよう藤沢市議会として意見書提出を求める請願
この請願は、日本政府に対し、核兵器禁止条約に積極的な役割を果たすことを求める意見の提出を求めるものです。
※この請願は、民主クラブ、共産党、市民派クラブ、市民クラブの内、原田議員と西議員が賛成しましたが、採決の結果、不採択となりました。
【補正予算常任委員会(12/12)に付託された議案】
議案第57号 平成30年度藤沢市一般会計補正予算(第4号)
9月補正予算成立後に生じた特別な理由により、緊急に補正を必要とする事業について補正するものです。
補正額は、一般会計が8億7,758万8千円で、補正後の一般会計は、1,401億2,015万5千円、一般会計と特別会計の総額は、2,590億5,932万3千円となります。
※この議案は、共産党と市民派クラブが反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【ここから一般質問】
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいので、ここでは、質問の抜粋を掲載します。
通告1番 竹村議員
1. 共に生きるまちづくりについて
(1)セーフティネットとしての住宅政策について
・住宅セーフティネット法ができた。2016年12月に厚労省と国交省による、福祉住宅行政の連携強化のための連絡協議会ができたが、住まいはどう位置付けられているのか?
・改正住宅セーフティネット法の内容は?
・住宅マスタープラン策定に関して、寄せられたパブリックコメントの内容は?
・災害時避難行動要支援者の中で、身体・知的・精神障がい者のそれぞれの登載率は?
・精神障がい者の名簿登載率は32%と低い。当事者や家族が打ち明けられないと考える。住宅セーフティネット法の中で、入居を拒まない登録制度とは?
・パブリックコメントに声を出せない生活困窮者の課題を反映した支援の考えは?
・居住支援協議会について、福祉部門と住宅部門の連携に向けた考えは?
(2)今日の知見をふまえた薬物「依存症」対策について
・薬物犯罪について、刑罰から治療へという流れに変わってきたが、市の考えは?
・医学的に見れば、依存症はアルコール、薬物、ギャンブルは同列となっている。11/20に開催した薬物乱用防止講演会で、講師の田代まさとさん、栗栖次郎さんは、依存症への対策をどう訴えたのか?
・依存症としての薬物に関する普及・啓発の考えは?
・依存症予防教育について、教員に対する正しい知見による研修など、取り組むべきだが?
通告2番 山内議員
1. 地域商店街活性化について
(1)商店街の現状
・大店法廃止の経緯は?
・2006年と2016年に実施した辻堂商店街活性化調査結果を踏まえた市の考えは?
・商店街の通行量調査について、2006年と2016年で実施地点が違う理由は?
・辻堂元町商店街の通行量は増えたのか?
・通行量の変化を評価し、商店街の活性化に取組むべきだが?
・若い商店経営者への支援の考えは?
(2)いくつかの施策・取組と今後のビジョン
・まちゼミ発祥のきっかけの経緯は?
・藤沢市では、昨年から始めて2年目。参加状況等は?
・なぜ今年は、広報ふじさわに折り込みをしなかったのか?
・まちゼミについて、来年以降の計画と自治会との話し合いの考えは?
・アドバイザー事業について、地域住民と店舗と市が力を発揮できて来たのか?
・2016年の活性化調査を受けて、新たに取組んだ事業の内容は?
・商店街のイベント実施に伴う赤字状況の統計はあるか?
・商店街のイベント支援としてラジオ体操など、健康増進課の取組を周知すべきだが?
・コミュニティビジネス支援事業の内容や実績は?
・商店街の活性化に向けて、モノから事消費への傾向ある。市のビジョンは?
(3)市の施策体系・産業振興計画の進捗について
・産業施策の目的は?
・産業振興計画のPDCAによるこれまでの総括は?
・今後の産業振興計画見直しの柱は?
(4)関連する諸制度の動向と意見要望
・藤沢市として産業連関表の活用の考えは?
・商店リフォーム助成を実験的に取組むべきだが?
・消費税について、中小商店への影響をどう考えるか?
通告3番 山口議員
1. 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
(1)セーリングワールドカップ江の島大会を踏まえた今後の取組について
・セーリングワールドカップ江の島大会が9/9-9/16に開催された。どのような体制で行われたのか?
・次回以降の大会に向けた検証状況は?
・地元の盛り上げに関する課題は?
・ボランティアに関する課題は?
・地元商店、宿泊事業者からの意見、課題は?
・選手、関係者からの意見、課題は?
・今回の課題を次年度以降の大会にどう活かしていくのか?
・ボランティアの人材育成やロードマップの考えは?
(2)東京2020大会に向けた周辺地域の環境整備について
・藤沢市の江の島周辺のトイレの整備計画は?
・県の管理するトイレの整備計画は?
・中津宮広場のトイレ整備のコンセプトと具体的な仕様は?
(3)聖火リレールートについて
・聖火リレーの開催日程は?
・聖火リレールートの検討視点と検討状況は?
・聖火リレールートについて、市民の意見、要望は?
・聖火リレールートに江の島が入ることが期待されている。本市の考えは?
2. 東京2020大会終了後のレガシー創出について
(1)ボランティア人材の育成と大会終了後の活用方策について
・都市ボランティアの活動の経験など、大会終了後にどう活かしていくのか?
・大会に参加した市民が、大会後活躍できる場の提供などの考えは?
(2)旧女性センター跡地について
・旧女性センター跡地の当面の土地利用は?
・平成33年度までの駐車場としての暫定利用後の土地利用について、藤沢市に照会はあったか?
・旧女性センター跡地の活用について、これまで市が取り組んだものはあるか?
・今後、市として、どう対応していくのか?
通告4番 有賀議員
1. 魅力あるまちづくりについて
(1)文化事業について
・12/15に本庁舎で、藤沢デザインウィークが開催された。スキームと内容は?
・今回の開催にあたって、生涯学習部との連携の状況は?
・3年間続けて開催してきたことについて、生涯学習部としてどう考えるか?
・今後も継続していくためには、生涯学習部が中心となって進めていくべき。課題や今後の方向性は?
(2)海水浴場関連事業について
・海水浴場に関する予算と補助金交付の目的は?
・市内3カ所の海水浴場組合の補助金の内訳と要件は?
・今後、市として、海水浴場事業の継続にどう取組んでいくのか?
2. 地域主体のまちづくりについて
(1)辻堂地区の土地活用について
・辻堂東海岸2丁目のNTT社宅跡地について、市の把握状況は?
・この地区の児童クラブの待機児童の状況と保育需要の見通しは?
・この地区の津波避難施設の必要性の認識は?
・辻堂小学校の教室不足の状況と見通しは?
・市民センター、公民館移設によるアクセス性悪化の認識は?
・市民センター整備における、歴史資料の展示保管スペースの考えは?
・辻堂の松の木の保存の考えは?
3. 地域包括ケアシステムについて
(1)自立支援について
・介護予防の国の考えは?
・本市が取組んでいる介護予防事業の状況は?
・本市の介護保険外サービスの状況は?
・保険外サービスについて、本市の今後の方向性は?
以上、報告とします。