2月4日 10:30より、藤沢市議会広報広聴委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 議会報告会について
(1)検証について
12月1日に行われた、議会報告会について、募集方法・周知方法・テーマ設定・運営方法・今後の方向性、などについて、各会派から出された意見集約表が示されました。内容は、割愛します。
(2)意見の集約について
議会報告会で出された意見について、次の通りまとめたものが示されました。
【藤沢に対する誇り、愛着についてのイメージや現状】
➀住民意識について
・他市と比べて良いと思うところ(魅力)が多い。
・愛着があっても誇りになっていない。
・結婚して戻ってくる人が多い。
・藤沢から離れた時に感じる。
➁観光・社会・情報発信について
・江の島、海、江ノ電のイメージ。
・辻堂、江の島が藤沢につながっていない。
・外部から褒められる。羨ましがれる。評価される。
・TV、SNSなどで取り上げられる。評価される。
・特産物の生産量が少なくあまり流通していない。
➂子育て・地域について
・子育て、子どもが暮らしやすい。
・近所、地域との繋がりが濃い。温かみを感じた時。祭りや行事。
・ママ友がつながりやすい。
・イベントが楽しい。
➃まちづくり・交通・自然について
・住みやすい。
・東京への地の利がよい。
・交通利便性。
・都心が近いが、自然もあり、落ち着く。
・住み心地が良いと感じた時。
・南北格差。
【藤沢に対する誇り、愛着を高めるにはどうすればよいか】
➀住民意識について
・藤沢市民の客観視する。悪いことも良いことも知っておく。
・観光客と住民との意見の共有。
・「藤沢は藤沢」を目指す。
・これから住み続けることが大事。
・思い出が愛着を作る。
➁観光・社会・情報発信について
・藤沢が他市より優れているという点のPR。
・地域のブランド化(特産物・サーフィンなど)。
・他市より優れている点のPR。
・メディアの活用でPR。
・藤沢市の分かりやすい魅力・特徴を生かす。
➂子育て・地域について
・教育の中で愛着が持てる仕組み。
・地域行事に多くの人に参加してもらい、人との繋がりを。
・世代を越えたコミュニケーションを高める施策。
➃まちづくり・交通・自然について
・他者から褒められるまちづくり。
・子どものためのスポーツ施設の充実。
・職住近接。
・美術館があれば文化度が上がる。
・宿泊施設を民間が作る。
(3)意見を踏まえた藤沢市に対する働きかけ「藤沢の誇り、愛着アップ大作戦!」
・暮らしやすく、子育てしやすい、海など自然に恵まれ、気候も良い。また東京へのアクセスなど交通の便が良いことをさらに生かしていくこと。
・食べ物がおいしく、特産品もあるが流通量に課題があるので、生産拡大できるような政策を検討すること。
・メディアに取り上げられるときに誇りなどが高まるため、より一層のPRができる政策を検討すること。
・藤沢市南部の江の島などに注目が集まり、市北部に光があたっていないという南北でのギャップがある。市北部にも注目が集まる政策を検討すること。
※『藤沢の誇り、愛着アップ』のために、市行政には『人と人とのつながり』を促進するとともに、藤沢市の独自性を発揮することが期待されている。今後とも、市民・若者の声をよく聴き、藤沢ブランドを磨き、その魅力を発信するよう要望する。
2. 次期への申し送り(案)について
次期への申し送りについては、その案を次回の当委員会に示し、協議することが確認されました。
3. 次回委員会
次回の委員会は、2月27日に開催することとなりました。(時間は未定)
※以上、報告とします。