2月27日 9:30より、藤沢市議会運営委員会が開催され傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
陳情30第28号 藤沢市議会の政務活動費の透明性を高めるための陳情
この陳情は、政務活動費の透明性を高めるため、監査委員の監査、市議会事務局総務課のチェックを強化することを求めるものです。
平川委員
監査は何に基づいて監査してるのか?⇒政務活動費交付条例、施行規則、政務活動費の手引きに基づいて監査している。
陳情理由で主張している年1回の監査は義務なのか?⇒監査委員が定めた監査計画に基づき、2年に1度実施している。要請があれば、監査委員会議に諮り、検討していく。
議会事務局のチェックは?⇒適正に執行されているか、執行報告書、領収書を複数人でチェックしている。
柳沢委員
具体的に指摘されていることについて、現状は?⇒社会通念上は議員の責任となる。
領収書のインターネット公開について、全国の状況は?⇒平成30年度の調査によると、36.7%が公開している。
公開した場合の事務量は?⇒領収書の量は多い。
視察報告書の公開について、各会派視察の報告はどうなっているのか?⇒収支報告書と領収書が行政文書として提出されている。視察報告書と事務所の契約書については、提出義務はない。
有賀委員
陳情理由の中に、地方自治法では、会計年度ごとに監査することになっていると言っているが?⇒199条4項では監査の方法に定めはなく、自主的判断に任せられていることから、本市では2年で全部の会計を網羅できるようにしている。毎会計年度、1つの課でも監査すればよいと解されている。
大学院に関して、自己啓発ではと言っているが?⇒大学院は、一般的判例では、議員のの調査研究に資するものとして、適法との判断がされている。
※この陳情は、柳沢委員が賛同しましたが、採決の結果、主旨不了承となりました。
以上、報告とします。