6月20日 10:10より、藤沢市議会6月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(6/11開催)に付託された議案】
議案第10号 市道の認定について(藤沢765号線ほか9路線)
※この議案は、全会一致で可決されました。
【補正予算常任委員会(6/17)に付託された議案】
議案第17号 令和元年度藤沢市一般会計補正予算(第2号)
今回の補正は、補助対象事業で新規補助採択された事業、総事業費や補助額に変更があった事業、当初予算成立後に生じた特別な理由により補正を必要とする事業などで、補正額と内容は次の通りです。
【一般会計】 補正額 4億8,791万8千円 ⇒ 補正後総額 1,497億3,625万4千円
特別会計の補正はありませんが、補正後の一般会計・特別会計の総額は、2,699億976万7千円となります。
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【ここから一般質問】
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいので、ここでは、質問の抜粋を掲載します。
通告1番 堺議員
1. 自立する地域に向けた施政運営について
(1)2040年に向けた消防・救急体制について
・救急需要の増加に対応するための今後の取組について、消防局の考えは?
・救急需要の増加に伴う救急隊員の負担軽減に向けたロボットスーツなどの導入について、消防局の考えは?
・大規模災害に対して、今後、どのように取組んでいくのか?
(2)湘南大庭地区の活性化について
・湘南大庭地区の防犯協会の活動内容は?
・湘南大庭地区における認知症対策は?
・地域包括ケアシステムにおける、認知症家族に対するサポートの考えは?
・民間企業との協働について、連携した取組の進め方は?
・東急ストア、イオンとの今後の連携の考えは?
・経済面での湘南大庭地区の活性化の考えは?
・頼りになる拠点としてのモデルセンターとなっている湘南大庭市民センターの取組状況は?
・地域の活動に行政が積極的に関わるべきだが?
・湘南大庭地区の下水道の老朽化の状況は?
・今後の老朽化対策は?
・湘南大庭地区における住宅マスタープランの進捗状況は?
・湘南大庭地区のまちづくりは、庁内プロジェクトで進めていくべきだが?
通告2番 東木議員
1. 未来につながる「東京2020オリンピック・パラリンピック」について
(1)「市民参画とレガシー創出」の取り組みについて
・都市ボランティアの2次募集の状況は?
・各地区の伝統芸能について、競技後に招いて、おもてなしできないか?
・ボランティア企画提案型プロジェクトの状況と今後の取組は?
・ふじさわ夢チャレンジ事業の進捗状況は?
・北部観光について、観光資源が点在している。市としてどう進めていくのか?
・9月からラグビーワールドカップが開催され、経済効果が期待される。市としての取り組みは?
(2)文化プログラムとまちづくりについて
・海外で活躍している方々の力を活かせる仕組みが必要だが?
・ふじさわゆかりの芸術家バンクの考えは?
・湘南台駅地下通路で音楽イベントがされるが、もっと魅力のある場所としていくべきだが?
2. 2040年へ「活力と温かな心溢れる地域づくり」について
(1)ひとり親家庭支援、子どもの貧困を防ぐ地域づくりについて
・ひとり親家庭に行う8月の現況調査において、支援サービスの状況を事前に周知すべきだが?
・父子家庭への支援の考えは?
・藤沢市の子どもの貧困状況や課題を地域で共有すべきだが?
(2)認知症フレンドリー地域について
・この1年間における本市の認知症に対する取組は?
・認知症カフェについて、今後拡大の考えは?
・ワインソムリエとのコラボや、楽器演奏などを披露する機会づくりの考えは?
・認知症フレンドリー地域づくりを推進していくには、更なる企業、商店街などとの協働が必要だが?
・9月の世界アルツハイマーデーにおける本市のイベントの予定は?
(3)藤沢型地域包括ケアシステムについて
・頼りになる拠点施設として、辻堂・湘南台市民センターをモデル地区とした理由は?
・地域課題解決型支援チームの状況は?
・土木職を本庁に引き上げたことによる課題と対策は?
・地域包括ケアシステム推進室と市民センター・公民館の役割を明確にするべきだが?
・地域包括ケアシステムのポータルサイトが必要だが?
通告3番 竹村議員
1. 福祉政策について
(1)今日的な介護の実態をふまえた、介護者(ケアラー)支援の取り組みについて
・2016年度に本市の教員に対して実施した、ヤングケアラー調査で、どのような現実が浮かび上がったのか?
・藤沢市では、ダブルケア、トリプルケアの現状をどう把握しているのか?
・厚労省の家族介護者支援マニュアルの内容は?
・北海道栗山町では、ケアラー度アセスメントシートで介護者をアセスメントしており、ケアラー手帳も配布している。ケアラー支援の施策展開について、本市の考えは?
2. 子ども・教育政策について
(1)「子どもと子育て家庭の生活実態調査」から見えてくる、自治体と義務教育段階の公立学校の役割について
・子どもと子育て家庭の生活実態調査で、学校の授業が、まったくわからない、わからないことが多い、あまりわからないと答えた児童・生徒は、どのくらいいたのか?
・読み書きの基礎が出来ていないで社会に出ている子どもが一定数いることが分かった。教育委員会は、子どもたちに保障すべき学力をどう考えているか?
・ひとり親家庭で、授業がわからないと答えた状況は?
・調査結果では、学力と家庭の経済状況との相関関係はどうなっているのか?
・生活困難層の半分は授業がわからないと答えている。将来の夢に対する回答の状況とその理由は?
・中学生の42%が将来に夢がないと答えている。経済的格差が進学の格差となり、それが、希望の格差となっている。義務教育段階での公立学校の役割は?
・教員の多忙化解消にどう取り組んでいくのか?
・70年振りに識字調査をするとの報道があった。やさしい日本語の取組みが広がりを見せている。本市における公用文での取組状況は?
・今回の、子どもと子育て家庭の生活実態調査結果を、市全体としてどう活かしていくのか?
通告4番 武藤議員
1. 「住民福祉の増進」の取組について
(1)豊かな環境をつくる取り組みについて
・平成19年度から導入された指定収集袋による、ごみ処理有料化の導入目的は?
・指定収集袋の歳入状況と使途は?
・女坂最終処分場の埋立状況と災害ごみが生じた場合はどうなるのか?
・夏季のペットボトル、缶の収集について、市民の負担をどう考えているか?
・夏季のペットボトル、缶の毎週収集について、全市での実施の考えは?
(2)安心安全な暮らしを築く施策の推進について
・高齢者がらみの交通事故が毎日のように起きている。本市として、免許を返納しやすい環境づくりについて、研究の状況は?
・本市として、高齢者の事故の現状をどう捉えているのか?
・本市としての今後の取組は?
・防災の取組について、避難行動要支援者の本市の取組状況は?
・避難行動要支援者名簿の対象者は約31,000人の内、同意した人は約20,000人。避難行動要支援者に関する取組の課題は?
・今後、どのように取組みを進めていくのか?
・マイタイムラインについて、本市の考えと取組状況は?
・地区防災計画策定について、本市の考えと今後の取組は?
通告5番 山内議員
1. 子育て支援策について
(1)保育行政について
・保育ニーズの地域格差の考えは?
・目標は、国基準の待機児童解消ということか?
・保育所利用率の目標は?
・2月時点の入所保留児童数が4月時点で減った理由は?
・3歳未満の定員拡大をするには何が必要か?
・今年度の予定である592人の定員増で、待機児童は解消できるのか?
・藤沢型認定保育施設と企業主導型保育施設の利用者の推移は?
・量施設の保育の質について、立ち入り調査の状況は?
・量施設の平均の保育料は?
・市内の保育士不足の現状と対策は?
・保育士賃金の上乗せをすべきだが?
2. 選挙の投票率向上について
(1)低投票率をめぐる諸課題について
・低下する投票率の推移をどう分析しているのか?
・カフェトークにおける市民からの提言の内容は?
・横浜市では選挙公報を全戸ポスティングしているが、どう評価しているか?
・若者の低投票率について、スウェーデンのような主権者教育はできるのか?
・高齢者80代の投票率の現状と今後の考えは?
・市役所、市民センターでの期日前投票の待ち時間が長かった。パソコンを増やすなど対応できないのか?
・ポスター掲示板の高さについて改善が必要な個所があるが?
3. 街づくりについて
(1)辻堂東海岸2丁目NTT社宅跡地の開発について
・辻堂東海岸2丁目のNTT社宅跡地の開発について、手続きの進捗状況は?
・開発計画を見ると新たな6m道路が計画されている。現在供用されている道路の変更は可能なのか?
・高木100本の松が伐採された。みどりを守ることはできないのか?
・通学路の安全策として歩道設置を事業者へ働きかけられないのか?
※以上、報告とします。