12月9日 9:30より、藤沢市議会子ども文教常任委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
陳情1第15号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
この陳情は、神奈川県知事に対し、「令和2年度予算において私学助成の拡充を求める」意見書の提出を求めるものです。
陳情1第16号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情
この陳情は、国に対し、「公私の学費格差をさらに改善し、全ての子どもたちに学ぶ権利を保障するため、私学助成の一層の増額を要望する」意見書の提出を求めるものです。
※上記2陳情は、全会一致で主旨了承となりました。
陳情1第21号 国に対して児童福祉職員の大幅な増員と賃金の引き上げを求める陳情
この陳情は、児童福祉職場の職員配置基準を抜本的に引き上げ、その配置基準と労働基準法を守ることが出来る予算・人件費を保障するよう、国に意見書の提出などを求めるものです。
※この陳情は、竹村委員・神尾委員・谷津委員・柳沢委員が主旨了承としましたが、採決の結果、可否同数となり、平川委員長採決により、主旨不了承となりました。
報告(1)第2期藤沢市子ども・子育て支援事業計画等の素案について
子ども・子育て支援法で計画策定が義務付けられている「第2期藤沢市子ども・子育て支援事業計画」をはじめとする、子ども・子育て支援に関する「藤沢市保育所整備計画(ガイドライン)」「(仮称)藤沢市子どもの居場所づくり推進計画」「(仮称)藤沢市子ども共育(ともいく)計画」の4計画を策定中であり、今回、各計画の素案が報告されたものです。
1. 第2期藤沢市子ども・子育て支援事業計画
平成27年4月から令和2年3月までが計画期間となっている「藤沢市子ども・子育て支援事業計画」の次期計画として、令和2年4月から5ヵ年を計画とする「第2期藤沢市子ども・子育て支援事業計画」を策定します。基本的には現行計画を踏襲し、子ども・子育て支援に関する全体的な計画としていきます。
(1)めざす将来像
現行事業計画を引き継ぎ、「未来を創る子ども・若者が健やかに成長する子育てにやさしいまち」とし、「だれひとり取り残さない あたたかい地域共生社会の実現に向けて」を副題として新たに定め、子どもの貧困対策の視点を取り入れました。
(2)計画の位置付け
支援法で義務付けられている幼児教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保方策を定めるとともに、子ども・子育て支援に関する全体的な計画として策定し、補完する計画としてガイドライン、居場所計画、共育計画を位置付けます。
2. 藤沢市保育所整備計画(ガイドライン)
(1)保育を必要とする児童の受け皿確保
利用希望把握調査の結果から見込まれる保育ニーズの増加と、就学前児童人口の減少に伴う将来的な保育ニーズの減少を視野に入れながら、国基準の待機児童解消に向けて次の通り取組を進めます。
➀認可保育所の新設整備等における保育の受け皿確保
量の見込みに対応するため、引き続き公募による認可保育所の新設整備を進めます。計画策定段階においては、これにより5ヵ年で1,750人の定員拡大を図る計画です。
➁地域型保育事業(小規模保育事業)の新設整備等による保育の受け皿の確保
量の見込みに対応するため、引き続き公募による小規模保育事業の新設整備を進めます。計画策定段階においては、これにより5ヵ年で228人の定員拡大を図る計画です。
➂既存保育施設を活用した1-2歳児の保育の受け皿確保
・年度限定保育事業の実施
認可保育所の空きスペースや新設する認可保育所の4-5歳児保育室等を活用し、1年間限定で入所保留になった1-2歳児の保育を行います。
・公立保育所の定員見直し
0歳児の量の見込みを踏まえ、公立保育所の0歳児定員を減員し、ニーズの高い1-2歳児定員を中心に増員する見直しを行います。
・既存保育施設の再整備に伴う定員拡大
既存保育施設が老朽化等による施設の再整備等に併せて、1-2歳児を中心とした増員を行います。
➃その他
藤沢型認定保育施設や企業主導型保育事業の活用、また幼稚園の認定こども園への移行支援、保育士確保策の強化などの取組を引き続き推進することで受け皿の確保を図ります。
(2)令和3年4月開所に向けた認可保育所等の公募
➀募集する地区等
・認可保育所/東南地区 定員60人程度2園以上/西南地区3園以上/北部地区3園以上
・小規模保育事業/東南地区 定員19人以下1園以上/西南地区3園以上/中部地区1園以上
➁開所時期 令和3年4月1日
➂主な募集要件
1-2歳児の定員拡大に配慮した定員構成/3歳児の弾力受入れ枠を設けること/0歳児の定員は最小限とし0歳児定員を設けないことを可とする/新設した認可保育所では必ず年度限定保育事業を実施すること/既存保育施設から一定の距離があること。
➃認可保育所等公募のスケジュール(予定)
・令和元年12月 事前周知
・令和2年2月 募集要項公開
・令和2年4月 第1回選考委員会(認可保育所・小規模保育事業)
・令和2年7月 第2回選考委員会(認可保育所・小規模保育事業)
・令和2年10月 第3回選考委員会(小規模保育事業)
(3)既存保育施設の再整備
➀法人立保育所の再整備
再整備を検討する法人に対する支援を進め、保育環境の向上と安全性の確保及び定員拡大を図ります。
➁公立保育所の再整備
藤沢市公共施設再整備プランに基づき、基幹保育所及び地域保育所について、計画的な建替え等に向けた検討を進めます。
(4)今後の公立保育所のあり方
基幹保育所は、「藤沢市地域子育て支援ネットワーク」に基づき、子育て支援センターと連携を図りながら地域の子育て支援の充実に努めていくとともに、これまで蓄積してきた専門知識やノウハウを活用し、地域全体の保育の質の確保に向けた調整役を担っています。なお、令和2年度から善行保育園及び善行乳児保育園が基幹保育所に移行することで、教育・保育提供区域(4地区)ごとに基幹保育所を中心とした体制が整備されます。
また、地域保育所については、基幹保育所を補助し、地域における子育て支援の取組を担っていきます。残るその他保育所については、量の見込みと確保方策を踏まえ、施設のあり方の方向性を決定することとします。
(5)病児・病後児保育事業
現在、東南・西南・北部地区各1施設の法人立認可保育所、及び西南地区の企業主導型保育事業において、病後児保育事業を実施しています。また、病児保育事業については、現状では実施施設はありませんが、前計画において、事業の実施を提案する事業者との協議等により検討することとしており、現在、次の通り整備に向けた対応を進めています。
➀保育所(藤が岡保育園)による実施
藤が岡二丁目地区再整備事業として整備を進めている藤が岡保育園において、民間収益施設に入居する小児科クリニックとの公民連携による病児保育事業を実施します。
実施地区 東南地区/設置手法 保育施設併設/定員4名/開始時期 令和3年6月(予定)
➁医療機関による実施
市内の小児科クリニックからの提案を受け、現在、実施に向けた調整を進めています。
実施地区 北部地区/設置手法 医療機関併設/定員4名/開始時期 令和2年10月頃
➂企業主導型保育事業による実施
現在、西南地区で病後児保育事業を行う事業者が病児保育事業への移行を検討しています。今後もこうした事業者との連携により、ニーズを踏まえた整備を検討していきます。
※現状で実施施設がない中部地区への設置など、必要な整備に向けた検討をすするめていきます。
3. (仮称)藤沢市子どもの居場所づくり推進計画
放課後児童クラブの整備に加え、地域子どもの家、児童館における利用方法の拡充・新たな運営方法の検討、放課後子ども教室等の整備・活用についての計画を新規に策定します。なお、計画期間は、第2期事業計画と同じく令和2年度からの5ヵ年とします。
(1)第2期放課後児童クラブ整備計画
➀放課後児童クラブ整備数
本年5月に実施した利用希望把握調査の結果をもとに立てた量の見込み、児童推計、待機児童者数をもとに、計画期間中に児童クラブの整備が必要な学校区を決定したうえで、5ヶ年で13クラブを整備し、339人の定員増を予定しています。
➁令和2年4月以降の開所、公募
天神小学校区における放課後児童クラブ、放課後等デイサービス、障がい児者一時預かり施設について、運営事業者の公募を行いました。
所在地 天神町2-6-1/公募期間 令和元年8月6日-9月13日/公募結果 (株)ハビリスデザイン/施設開所日 令和2年4月1日/児童クラブ定員60人。
➂令和3年4月開所に向けた公募
第2期整備計画で予定する13クラブのうち、3-4小学校区における放課後児童クラブの設置運営事業者の公募を実施します。
開所日 令和3年4月1日/児童クラブ定員60人/令和2年2-4月公募/5月選考委員会/6月設置運営事業者選考。
(2)放課後の児童の居場所の充実
➀地域子どもの家・児童館の運営方法の検討
地域子どもの家・児童館における飲食、開館時間の延長、学校から直接来館するランドセル来館について、課題を検証したうえで、新たな取組の検討を行います。なお、令和3年4月に開所を予定している(仮称)「大道子どもの家」において、関係者と協働し、運営方法の拡充について試行的に取組んでいきます。
➁放課後子ども教室の実施校の拡大
現在、市内3小学校で実施している放課後子ども教室については、教育委員会と連携し、課題を整理した上で実施校の拡大を図ります。
➂学習支援事業
多様な生活課題や背景を抱える子どもたちの学習の場を市内に3か所設置し、学習支援や体験活動などを提供するとともに、進学や養育に関する保護者への相談支援を実施ており、今後もニーズに合わせ事業展開を図ります。
(3)地域における多様な居場所
たきのさわパラダイス・こまよせランドに代表される地域の縁側事業や、NPO・学生団体など市民団体が主体となり、展開する地域における子どもの居場所事業について、実施主体との連携や行政による有効な支援方法について、検討を行います。
4. (仮称)藤沢市共育(ともいく)計画
「子どもの貧困対策の推進に関する法律」において、市町村による計画策定が努力義務となったことから、子どもの貧困対策の実施計画である、「(仮称)藤沢市子ども共育(ともいく)計画」を策定します。なお、計画期間は、令和2年度から6年度までの5ヵ年とします。
(1)子供の貧困対策に関する大綱(案)
国が策定した「子供の貧困対策に関する大綱」(案)では、「日本の将来を担う子供たちを誰一人取り残すことがない社会に向けて」との副題を付し、「全ての子供たちが前向きな気持ちで夢や希望を持つことのできる社会の構築」をめざすためには、「子育てや貧困を家庭のみの責任とするのではなく、地域や社会全体で課題を解決する」「子供のことを第一に考えた適切な支援を包括的かつ早期に講じていく」必要があるとしています。
(2)共育計画における基本的な方向性
共育計画では、第2期事業計画の副題である「だれひとり取り残さないあたたかい地域共生社会の実現に向けて」をめざす基本的な方向性として施策を推進します。
(3)共育計画推進の考え方
平成30年度に実施した実態調査の結果から把握した12の課題に対し、6つの視点で計画を推進します。また、6つの視点と大綱案で示された子供の貧困に関する指標の改善に向けた重点施策を踏まえ、6つの施策方針を定め、施策を推進します。
(4)共育計画の指標
12の課題のうち「子どもの自己肯定感」については、実態調査のアンケート調査において、中学2年生の約50%が自分のことが好きだとは「あまり思わない」「思わない」と回答しています。一方、ヒアリング調査においては、様々な寄りそった支援によって変化がみられた事例が報告されています。このことから、自己肯定感を高めることをめざし、指標としたいと考えています。
また、「子どもの居場所」については、実態調査では居場所事業へのニーズが高いことが把握されたことなどを踏まえ、全ての子どもの近くに自分らしくいられる居場所ができるよう、居場所事業の数を指標とする予定です。
なお、「子どもの自己肯定感」においては、計画策定時に合わせて実施する実態調査において把握することとし、「子どもの居場所」においては、年度ごとに把握するものとします。
5. 各計画の今後のスケジュール
・令和元年12月中旬~ 第2期事業計画、居場所計画及び共育計画のパブリックコメント実施
・令和2年2月 2月議会に各計画(案)を報告
・令和2年3月下旬 各計画策定・刊行
・令和2年4月~5ヵ年 計画期間
栗原委員
保育所整備計画(ガイドライン)で1,750人の定員拡大を図るとあるが、保育士不足がある中で、大丈夫なのか?⇒5年間で1,750人の定員拡大を図る計画だが、そのための保育士確保については、公募での選考なので、その中で事業者が独自に保育士確保をしていくもの。
事業者任せということか?⇒新設については、事業者の責任で確保。運営の中で市としても支援していく。
保育士は処遇で来ないのか?⇒不足の理由に賃金は大きいが、それだけでもないという声も聞いている。現場の声を聞いて確保策を進めていきたい。
柳沢委員
保育所整備計画(ガイドライン)について、児童数が減少しているが、保育需要が増えている。増えている要因は?⇒現在のガイドラインでも就学前児童は減って需要は増えてきた。近隣他市の申し込み状況も増えているので、需要が伸びる余地があると考える。
幼児教育保育の無償化は、予測に加味されているのか?⇒アンケートで無償化の概要も示した。その結果をまとめている。
今後、既存園の中で1-2歳児の枠を増やすこともあるのか?⇒新設によらず、1-2歳児の受入れについては、年度限定保育、公立保育所の定員の見直しなどで対応していく。
市独自の保育士確保策の成果、課題、今後の考えは?⇒就労支援相談、公立保育所を使った保育体験、県外の養成校への訪問、奨学金の返済助成などをしている。就労相談会への参加者が24人と増えてきており、1人が市内に就職した。他市では直接的金銭支援で処遇改善しているので、今後、検討の中に入れていく。
公立保育所については、全て残していくべきだが?⇒老朽化の課題ある。待機児童があること、無償化の影響などを踏まえて、公立の立場を意識して検討していく。
子どもの居場所計画について、放課後児童クラブは5ヵ年で待機児童は解消されるのか?⇒ニーズ調査結果と利用の伸び率から見込んでいる。13クラブ増やして定員4,714人とすることで解消されると考える。
共育計画の中で、自己肯定感が50%とのことだが、諸外国の状況は?⇒各国、アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデンではどこも80%程度。
50%となっている要因は?⇒具体的な要因は分からないが、国民性があるのではと考える。
神尾委員
共育計画の中の自己肯定感の用語解説なついて、如何かと思うが?⇒委員の意見、パブリックコメントを踏まえて十分検討していく。
居場所計画の中の障がい児の対応について、医療行為は行えないため、障がい等の内容によっては受入れが出来ない場合があります。とあるが、どのような場合を想定しているのか?⇒医療的ケアが必要な子どもに対して、医療職の配置が難しい場合を想定している。
本市における医療的ケアを必要とする子どもの状況は?⇒把握していない。
この部分について、だれひとり取り残さないという目標なら削除すべきだが?⇒指摘の通りなので、パブリックコメントの際には削除していく。
西委員
藤が岡保育園の病児保育の定員が4人と少ないが?⇒病児保育室の面積と保育士の人数を踏まえている。3部屋に分けることが可能なので、感染症の強弱により3人~5人を想定している。
待機児童0とは、どの数値を0にしていくのか?⇒国基準の待機児童を0にしていく。
地域子どもの家へのランドセル来館について、試行を早められないか?⇒ランドセルを置くスペース、学校から直接来る情報の把握など、課題があり、現行体制では難しい。
放課後子ども教室について、児童クラブと一体型の教室の計画は?⇒今後検討して、運の段階で示していきたい。
児童クラブ、放課後子ども教室の学校施設の活用についての考えは?⇒余裕教室などの課題があるため、活用に向けては課題解消に努めていく。
谷津委員
放課後子ども教室が増えていない理由は?⇒余裕教室が不足しているため。
放課後子ども教室について、保護者としては学校を使うことで安心感があるが、子どもの気持ちに寄りそった場合、学校を望むのか疑問。アンケートをすべきだが?⇒子供たちへのアンケートもしていきたい。
塚本委員
共育計画の生活実態調査について、本当に困窮している世帯はアンケートにも答えられないと思うが?⇒日頃から支援いただいている人へもヒアリングしている。気になる子どもの背景も含めて聞いている。そこを通じて計画を補完していく。
学校の先生が一番知っている。聞き取って案に反映させるべきだが?⇒指摘の通り。先生が気づいたら行政へつなげる仕組みを更に進めていく。
先生も気になるけれど抱えきれない。教育委員会としてどう考えるか?⇒学校をプラットフォームとした取組の推進を位置付けている。今後、具体的事業をし、2月の報告の中で示していく。
報告(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組状況等について
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた、これまでの取組状況、今後の取組予定などの報告がされたものです。
1. これまでの主な取組
【大会気運の醸成】
(1)陸上パラリレー 5月22日・25日/大庭中学校/参加587人
(2)世界環境デー東京2020スポGOMI大会 6月5日/片瀬海岸東浜/38チーム162人
(3)東京2020大会「フラワーレーンプロジェクト(種まきイベント)」 6月17日/村岡小・八松小・高砂小/合計1,760人
(4)東京2020大会「フラワーレーンプロジェクト(べニューツアー」 8月19日/江の島ヨットハーバー/26組52人
(5)カウントダウンイベント(第3回市長公開記者発表) 7月24日/本庁舎/ビッグウェーブの団員250人
(6)カウントダウンイベント(~Tokyo2020 1 Year to Go~ 1年前記念イベント in 藤沢)8月3日/テラスモール湘南/15,000人
(7)ふじさわパラスポーツフェスタ2019 9月15日/秩父宮記念体育館/1,134人
(8)パラリンピアン教室 9月28日/秩父宮記念体育館/トークイベント130人・車いすラグビー体験会50人
(9)オリンピアン教室 11月3日/秩父宮記念体育館/トークショー250人・体験教室60人
【セーリング競技普及啓発】
(1)藤沢市セーリングすごろくの作成・配布等/5月28日/湘南白百合学園小学校/36人(5年生)/25,000人の児童に配布
(2)ふじさわセーリングフェスタ2019in江の島/6月8日.9日.22日/江の島ヨットハーバー/合計139人
(3)セーリング特別授業/7月5.8日/片瀬中学校.秋葉台小学校/合計625人
【海外セーリングチームとの交流事業】
(1)スペインチーム✕湘南白百合学園小学校/7月12日/江の島ヨットハーバーでの七夕飾り
(2)香港チーム✕湘南学園中学・高等学校/7月13日/湘南学園カフェテリアでの昼食交流会
(3)オーストラリアチーム✕藤沢市内外の高校生セーラー/7月22日/江の島ヨットハーバー 共同練習とレクチャー
(4)ノルウェーチーム✕長後小学校/8月12日/江の島ヨットハーバーでの応援メッセージやイラスト
(5)アメリカチーム✕天神小学校/8月23日/江の島ヨットハーバーでの応援メッセージやイラスト
(6)オーストリアチーム✕村岡中学校/8月24日/村岡中学校で盆踊りなどの文化交流
(7)その他/8月25日/江の島ヨットハーバーでのセーリングWCシリーズのウェルカムフェスティバル/16カ国64人
【庁内アクションプランに基づく取組状況】
(1)施策・事業の実施状況
庁内アクションプランでは、10本の柱に基づき、今年度までの間に、対象となる全128事業について着手・実施済みです。10本の柱は次の通りです。
➀気運を高める取組とスポーツ推進に関する取組
➁ボランティア等の市民参加に関する取組
➂健康増進に関する取組
➃文化・教育に関する取組
➄産業・観光振興に関する取組
➅環境に関する取組
➆共生社会の推進に関する取組
➇救急・医療体制に関する取組
➈安全・安心に関する取組
➉周辺環境整備に関する取組
(2)東京2020参画プログラムの活用
組織委員会が実施している「東京2020参画プログラム」を本市でも積極的に活用しています。プログラム認証件数は、平成28年度4件/29年度37件/30年度56件/令和元年度28件(10月末現在)となっています。
【シティキャストフジサワ(藤沢市・都市ボランティア)の概要】
(1)応募・登録状況
➀応募状況
・1次募集(2018年9月26日~12月7日)募集人数100人/応募人数565人/倍率5.65
・2次募集(2019年4月10日~7月5日)募集人数800人/応募人数2,506人/倍率3.13
➁登録状況
リーダー候補158人/メンバー800人/合計958人
(2)研修実施状況
➀リーダー研修
リーダー候補を対象に「現場で活動する心構え」「ボランティアリーダーについて」「ユニバーサルマナー講座」「江の島観光ガイドツアー研修」を実施しました。2019年3-5月で、全3回開催、受講者計401人。
➁キックオフフォーラム
シティキャストフジサワ(藤沢市・都市ボランティア)が一堂に会し、スキルアップやモチベーション向上を目的とした参加型フォーラムを実施しました。8月12日、市民会館大ホール、参加者738人。
➂セーリングワールドカップ江の島大会2019実地研修
会場までの道順やレース状況の案内、観光案内等、本番大会での活動を想定した実地研修を実施しました。8月25日-9月1日の8日間、参加者463人。
➃選択研修
観光、チームワーク、リスクマネジメント、おもてなし、英語、コミュニケーション等のメニューから、関心のある研修を1回選んで受講する選択研修を実施しました。10-11月で全12回開催、受講者計859人。
➄共通研修
オリンピック・パラリンピックの歴史と意義等、大会関連ボランティアが共通で受講する共通研修を実施しました。11-12月で全6回開催、受講者226人(1回開催時点)。
【「2020応援団 藤沢ビッグウェーブ」取組状況】
(1)これまでの取組状況
11月19日現在の登録者数は16,189人です。今年度はLINEによる情報発信を53回、メールマガジンによる情報発信を28回実施し、引き続き情報発信に努めることで、団員のイベント参加やボランティア参加をさらに増やすことと、アイデアソンで生まれた団員自身による企画の事業化及び団員グループによる事業実施に取り組んでいます。
(2)「アイデアソン」の開催
2019年3月23日に開催し、約100人の団員から10件の企画案と実施グループが誕生しました。その後、7グループの企画が進行し、次の事業がすでに実施済みです。また、4つのグループについては、「ボランティア企画提案プロジェクト」への応募を行いました。
『実施済み事業』
➀みんなで遊行の盆を踊ろう/7月27.28日及び9月29日/遊行の盆、市民まつりに参加し、「東京五輪音頭-2020-」「江の島ヨット音頭を踊る
➁2020応援ソング/9月28日/市民まつりに参加し、オリジナル応援ソングとパフォーマンスを披露
➂「浜辺の歌」サンババージョン/9月28日/9市民まつりに参加し、サンババージョンにアレンジした「浜辺の歌」を披露
➃オリジナル紙芝居/9月19日及び28日/湘南モールFILL、市民まつりにて、オリジナル紙芝居を披露
【ボランティア企画提案型プロジェクトの実施】
様々なボランティア活動の活性化や藤沢市のボランティア文化の定着を目的に、市民全体の企画を募集し、予算額200万円に対して28件、約720万円分の応募がありました。ボランティア等市民参加推進分科会で審査した結果、事業区分1の事業が8件、事業区分2の事業が3件採択されました。
2. 今後の事業予定
【シティドレッシング(都市装飾)】
(1)装飾エリア
➀ラストマイル 小田急線片瀬江ノ島駅・江ノ電江ノ島駅・湘南モノレール湘南江の島駅周辺
➁ライブサイト会場 藤沢駅・市役所周辺
➂事前キャンプ地 善行駅・県立体育センター周辺
➃主要駅 辻堂駅・湘南台駅周辺
(2)装飾デザイン・イメージ
【東京2020ライブサイト】
(1)実施日程
➀オリンピック 2020年7月22日~8月9日(19日間)
➁パラリンピック 2020年8月25日~9月6日(13日間)
(2)実施場所 市役所本庁舎(地下イベント広場、サンライズ広場、サンセット広場など)
(3)実施概要
➀競技中継(ライブビューイング)
セーリング競技の放映を主体に、藤沢市ゆかりの選手出場試合や人気競技を放映。
➁ステージイベント
オリンピアン・パラリンピアンや専門家による競技解説、市民・タレント・芸人等のステージパフォーマンスを実施。
➂競技体験
オリンピック・パラリンピック競技を中心に、気軽に楽しめるコンテンツを実施。
➃大会公式スポンサー出展
大会公式スポンサーによるブース展開を実施。
➄飲食売店
藤沢産の食材を用いた料理の提供など、地域の特色がある飲食出店の実施(キッチンカー等を想定)。
【事前キャンプの受入れ】
(1)事前キャンプ協定締結式
➀実施日 9月9日
➁実施場所 神奈川県庁
➂締結者 ポルトガルパラリンピック委員会・神奈川県・藤沢市
➃参加者 シティキャストフジサワ21人
(2)事前キャンプ実施概要
2020年8月、陸上/ボッチャ/水泳/柔道/自転車ロード/バドミントン/車いす卓球/トライアスロンの計8競技を予定、使用施設は、神奈川県立体育センター(県立体育センターは、2020年4月から、県立スポーツセンターに名称が変更されます)。
栗原委員
シティドレッシングについて、もっと早くできないか?⇒議会で補正予算議決後、速やかに準備していくが、前倒しできるものは前倒ししていく。
江の島の景観条例とのむ関係は?⇒条例の適用内として進めていく。
事前キャンプは2カ国なのか?⇒パラリンピックのポルトガルとオリンピックの1カ国となる。
谷津委員
ライブサイトについて、売店での排出ごみの取組は?⇒組織委員会のガイドラインの中で、3Rの取組が明記されている。
柳沢委員
漁協や海水浴場組合との話し合いの状況は?⇒営業補償や移転経費は東京都が負担することとなっている。海水浴場組合については、片瀬東浜について、ライブサイトが実施されるので、現在調整している。
小中学校対象のオリパラ教育として、授業で観戦を強制されることあるのか?⇒強制的に何かを求めることは考えていない。
※以上、報告とします。