12月12日 9:30より、藤沢市議会運営委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
陳情1第19号 議会史の編さん事業の予算化を中止することを議会に求める陳情
この陳情は、議会史編さん事業を2020年度予算に計上することを中止するよう求めるものです。
安藤委員
議会の会議録と議会史の違いは?⇒会議録は、市議会の議事内容を記録した公文書で、議員の質問や市側の答弁などを記録したもの。議会史は、何年の議会で何があったか、時代背景など歴史としての記述など。
藤沢市史と議会史の役割は?⇒藤沢市史は、藤沢市の歴史を市民に分かりやすく解説した刊行物で、文化史や郷土史、民俗学史的な側面も有している。議会史は、市議会の歴史を刊行物としたもので、客観的な史実と住民自治の礎となる政治的な側面も有している。
議会史を発行することによる効果は?⇒市議会の歴史や活動内容が広く周知されること。過去の貴重な資料がアーカイブとして保存されること。市議会の活動記録が、将来の藤沢市の発展に資すること。
陳情書では経費1臆7,000万円とあるが?⇒議会史編さんに向けた協議を行う際に、参考資料として概算事業費として示されたもの。監修者の報酬、編さん室長などの人件費、事務所賃料、印刷製本費など。
今後、費用の縮減についての考えは?⇒印刷部数、印刷のグレードの検討、3巻セットの見直し検討、事務所の賃料も含めて、編さん委員会の中で予算縮減に向けた協議がされていくもの。
議会史編さんにあたり、議会事務局の仕事が増えると思うが、体制はどうなるのか?⇒令和2年度から、議事課調査担当を1名増するとともに、編さん室の常勤の室長1人、会計年度任用職員2人の配置について、市当局と調整している。
※この陳情は、全会一致で主旨不了承となりました。
※以上、報告とします。